リップル (XRP) の買い時はいつ?将来性や今後の買い時タイミングを分析

1分で理解する要約
  • リップルの買い時がわかる
  • リップルのへの期待感がわかる
  • リップル関連のニュースがわかる

国際送金市場が拡大傾向にある中で、決済スピードが高く評価されているリップルの今後の需要が気になっている方も多いと思います。

本記事では仮想通貨の買い方や、リップル関連の時事を紹介しながら、リップルの将来性と買い時を考えていきます。最後まで読んで、リップルの投機をマスターしましょう。

リップル (XRP) は今買うべきか?

結論から言えば、今リップルを買うことで大幅な利益を出せる可能性は十分にあります
というのも、価格変動において重要な要素となるリップルの「需要」が今後伸びていくと予想できるからです。

今後リップル (XRP) の将来性に期待ができる理由

ここでは、そんなリップルの需要が伸びていく根拠について解説していきます。

国際送金市場で リップル (XRP) が使われる

そもそも、リップルは送金、特に国際送金での使用に特化した仮想通貨です。
日本に住む私たちに国際送金はあまり聞き馴染みが無く、「本当に需要があるのか?」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、世界の国際送金額は年々増加傾向にあり、2000年に1000億ドルだった市場は2017年には6000億円を超えています。こうしたトレンドは、グローバル化による外国人労働者や移民の増加によって引き起こされています。

彼らは家族を養うために外国に出稼ぎに行き、そのお金を母国に送る必要があるのです。世界で移民数が増えるに従って今後もこの上昇トレンドは続いていくでしょう。そこで注目されているのがリップルです。現在の国際送金は平均して数千円の手数料と数日の営業日が必要ですが、リップルなら数百円の手数料で、数秒の時間があれば可能です。

実際の動きとして有名なのは、アジア随一の国際送金サービスを提供する「Tranglo社」との提携です。同社は東南アジアを中心とする23の国で、これまでに90億ドル近い国際送金サービスを提供しています。リップル社は同社の株式を40%取得しており、今後サービスの中心となっていくことが予測されます。

インド市場への影響力

その国際送金の中でも、今後成長する可能性が高いと考えられているのが東南アジアの国、インドです。インドは、2020年に830億米ドルの国際送金を受け取る、世界一の国際受金国です。

先述の通り、インドから中東、アジア諸国に多くの出稼ぎ労働者が出国しており、国際送金の多くの部分を家族に対する仕送りが占めています。そこでリップルは2019年から、インド、アラブ首長国連邦、サウジアラビア等の銀行と、国際送金経路を構築するプロジェクトを進めています。

現在は銀行やSWIFTなど他の送金サービスとシェアを争っている状態ですが、性能面で言えば他のサービスを圧倒しているため、今後の発展は十分期待できます。ただ、注意したいのはインド政府の仮想通貨に対する姿勢です。同政府は2021年3月に仮想通貨を禁止する旨の法案を提出しています。その後全面禁止を取りやめる姿勢を表明したりとまだ方向性が定まったわけではありませんが、期待できる市場なだけに、強力な規制や禁止が打ち出されればリップルの価格にも影響を及ぼす可能性があります。

内外為替一元化コンソーシアムの取り組み

内外為替一元化コンソーシアムとは、SBIホールディングス株式会社と、その子会社であるSBI Ripple Asiaが国内の銀行と提携して作られた協同事業体です。ブロックチェーンを利用して、内国為替と外国為替を一元化した、24時間使用可能なリアルタイム送金インフラを提供することがこのコンソーシアムの目的です。

現在は、ブロックチェーン技術を使用して、国内で1日10万円の送金を手数料無料で行えるスマホアプリ「Money Tap」の提供をメインで行っています。このプロジェクトは、国内におけるブロックチェーンの普及に大きな影響を与えると考えられています。リップルの技術がスマートフォンで使えるようになれば、通貨そのものの需要も大きく変化し得ます

リップル (XRP) が下落した理由

リップルの買い時を見定めるには、リップルの価値が落ちるタイミングを理解する必要があります。ここでは、過去にリップルの価値が下落した原因について解説します。
リップルは、2019年には400円台にまで到達していました。しかし、2021年6月23日現在、リップルの価格は63円です。

仮想通貨全体の価値下落

リップルを始めとしたビットコイン以外の仮想通貨は、しばしばビットコイン価格に左右されます。リップルが直近で大きな値下がりを見せたのは2021年の5月でした。米テスラ社のビットコイン取扱中止と、同社CEOイーロン・マスク氏の「ビットコインが与える環境負荷」への言及によりビットコインが大きな値下がりを見せ、それと連動するように各種アルトコインも急落しました。また、この直後中国が新たな仮想通貨規制を打ち出し、更に大きく価格が減少しました。この値下がりが起きた5月中旬から6月の頭は、リップルとビットコインの相関係数が0.7〜0.8の間で推移しました。

米SECとの訴訟問題

リップル社は2021年6月現在、アメリカの証券取引委員会 (SEC) とリップルの法的性質裁判を行っています。2020年12月にSECは、リップル (XRP) が有価証券登録を行わずに、2013年から7年間でおよそ1300億円の資金を調達したとしてリップル社を提訴しました。提訴当初、多くの取引所がリップルの取扱をやめたことがきっかけでリップルの価格が大きく下落しています。

この裁判の争点はリップルが有価証券であるか否かにあり、もし裁判で有価証券であると認められた場合はさらなる下落が見込まれます。現在は、リップル社がSECに対し、「リップルの有価証券性」を証明する証拠の提出を求めている段階です。2021年6月7日に、SECはこの証拠提出について期限延長を要求しています。

SNSでの買い煽り

2021年2月、「Telegram」というSNSアプリの5万人以上が参加するコミュニティ上で、「特定の時間に同時にリップルを同時買いしよう」という買い煽りが発生しました。これは「Pump & Dump」という手法で、株式投資では法的な規制が存在しますが仮想通貨では未だに規制が存在しません。

1月末に30円前後で推移していたリップルは、78円にまで上昇しました。しかし、指定された時間の数時間前に大量の売り注文が入り、数時間で40円代にまで急落しました。この際、一部の取引所がリップルの売却を停止しています。

リップルの買い時を見定める方法

相場が上昇傾向を見せた時

相場が上昇トレンドにある際は、リップルの買い時の一つです。特に、上昇トレンドの中でも一時的に価格が下落する「押し目」を狙うことがポイントです。

上昇トレンド中は、ある一定のラインで利益確定やリスク回避のための売り圧力がかかります、その際にそこまで待機していた投資家の買いが入ることで価格が切り返すことがあり、深い押し目の場合は特に大きな反発が起こる場合があります。

押し目買いのリスクは、更に下落するタイミングで買いポジションを取ってしまうことや、上昇トレンドであると思いこんでしまうことにあります。そのため、テクニカル・ファンダメンタルズそれぞれの分析方法をある程度実践して、経験を積むことが重要です。

暴落直後

仮想通貨は、価格の暴落と急騰を繰り返しながら上昇していくことがある「ボラティリティ (価格変動幅) 」の高い金融商品です。もし長期保有している銘柄が暴落してしまっても、その後新たな上昇傾向の可能性が十分にあるので、暴落直後に買い増しをするのは比較的一般的な戦略です。

ただし、ここで気をつけたいのが、「なぜ価格が下がっているか」を確認することです。仮想通貨の価格は、複数の要素が複雑に絡み合って決まりますが、その中にその通貨が今後伸びていく際に致命的な原因があった場合は、今後一切上昇トレンドに乗れない可能性が高いです。しっかりとその通貨について知識を深め、情報を常に追い続ける姿勢が肝心です。

マイルールを設定しておく

これもリップルに限らず全ての投資で言えることですが、買い時を正確に見定めるには「参入」と「撤退」のラインを予め決めておくことが肝心です。
自分が考えるリップルの価値をしっかりと考えておき、市場の動向やインターネットの意見に流されることなく、中長期的な戦略を作っておくことで、ブレない投資判断が可能です。

どこまでリップル (XRP) は上がるのか

ここまで読んでくださった読者の皆様の中には、「実際のところリップルにはどのくらいの価値があるんだろう?」と思っているかたも多いでしょう。

そこで、ここでは著名人や有識者がリップルにどれだけの価値があると発言しているかをご紹介したいと思います。

ナスダックは5ドル以上と予想

アメリカの株氏市場のナスダックは、2017年にリップル (当時20セント程度) の価格予測を行い、数ヶ月で1ドル、数年で5ドルに達すると予測しました。実際にその三ヶ月後には1ドルに達しています。

PrimeXBTは長期的には20ドル超えの予測

仮想通貨取引所と仮想通貨のメディアサイトを運営する「Prime XBT」は、リップルは短期的には最大5ドル、もしSEC訴訟に勝利することができれば20ドルを超えるとしています。

SBIの北尾社長が1000円を超えると予想

SBI Ripple Asia というリップルネットワークを利用した会社を参加に持つ、SBIグループの代表取締役社長は、2018年末にリップル価格が1000円を超えると発言しています。実際に1000円を超えることはありませんでしたが、同社はリップルを利用した事業に注力していますから、リップルの技術に大きな価値を感じていることの裏付けでもあります。

リップル (XRP) の買い時まとめ

現在、国際送金市場が拡大傾向にあり、今後リップルが活躍できる可能性は非常に高いです。今後東南アジアを中心に市場シェアを伸ばしていくことで十分な需要が見込めます。しかしながら、直近ではSEC訴訟を乗り越えられるかどうかが一番の懸念点であり、利益を出すという観点では非常に難しい分岐点にいると考えられます。

そのため、今後もリップルのニュースにしっかりと注目を向けつつ、市場を冷静に観る必要があるでしょう。

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