- BINANCEでは最大125倍までレバレッジをかけられる
- レバレッジ取引の正しい手順を踏まえておこう
- BINANCEのレバレッジトークンの特徴や使い方も紹介
2022年12月最新情報
BINANCEが2022年11月30日に日本からの新規ユーザーが口座開設・登録することを禁止しました。
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また、BINANCEの日本ユーザー登録禁止に関しては、下記の記事で詳細が記載されていますので、参考にしてください。
BINANCEでの暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引のやり方がわからない方、レバレッジトークンの使い方を知りたい方のためにBINANCEでのレバレッジ取引について解説します。
またBINANCEの特徴ややり方といった基礎知識も再確認できる内容となっていますので、本記事を参考にしてみてください。
BINANCE (バイナンス) のレバレッジ取引
レバレッジ取引とは暗号資産(仮想通貨)取引所の専用口座にお金を預けただけで決まった倍数分の金額を売買できるシステムです。たとえば3万円を預けただけでも、25倍までレバレッジをかけられれば75万円分の暗号資産(仮想通貨)を取引できます。
成功すれば多額の利益を得られるレバレッジ取引ですが、損失リスクも高いことに注意しなければなりません。レバレッジ取引は少ない証拠金からはじめられますが、取引しているのはその何倍もの金額だからです。
レバレッジ取引は通常よりも大きな利益を上げやすいですが、リスクも高いです。
BINANCEで利用可能なレバレッジ取引にはマージントレードと先物取引があります。以下では、それらについて説明していきます。
マージントレード
BINANCEのマージントレードでは利用可能な最大のレバレッジ倍数は10倍で、これはBINANCEのマージントレードの画面から各通貨ペアごとのレバレッジが確認できます。
先物取引
BINANCEの先物取引では、最大で125倍のレバレッジ取引が可能です。BINANCEの先物取引は無期限先物と言い、将来仮想通貨の現物を引き渡す必要がない取引となっています。これによって気軽にビットコインなどを売買することができます。
ただし、BINANCEの先物取引で125倍のレバレッジ取引が可能なのはBTC/USDTのみとなっていることに注意してください。
マージントレードは現物取引とは何が違う?
現物取引との違いは口座に預けたお金の何倍も取引できること、持っていない暗号資産(仮想通貨)を先に売ってから買い戻すことで利益を得られることです。
現物取引では預けたお金の範囲内でしか暗号資産(仮想通貨)を売買できません。しかしレバレッジでは取引所が決めた最大倍数に応じて証拠金以上の取引が可能です。
レバレッジ取引では暗号資産(仮想通貨)を先に売ってから買い戻すことも可能です。持っていないビットコインを売ったら、値下がりのタイミングで買い注文を出すことで決済できます。これにより売り注文時との差額で利益がもらえます。
このようにレバレッジ取引では現物にはない取引の仕方もできます。
BINANCE (バイナンス) のレバレッジに関する基本情報
最大倍率は?
BINANCEでは最大125倍までレバレッジをかけられます。国内の取引所では、最大4倍までしかかけられないところが多いので決定的な違いでしょう。BINANCEはレバレッジをかけやすい環境と考えられます。
取引ペア数は?
BINANCEでは2020年10月時点において、24種類の暗号資産(仮想通貨)ペアで先物形式のレバレッジ取引が可能です。これはDMM Bitcoinの9種類やGMOコインの5種類などと比べて多いといえます。珍しい暗号資産(仮想通貨)でレバレッジ取引をしたいならBINANCEがおすすめです。
手数料はいくら?
はじめてBINANCEでレバレッジ取引を行う場合、成行注文でかかるTaker手数料は0.04%、指値注文ではMaker手数料として0.02%かかります。しかし取引実績が豊富になれば手数料も減っていき最終的にはMaker手数料が0%になるというお得な条件です。
長期に渡りBINANCEで取引を続けることで、手数料が低くなるしくみは大きなメリットでしょう。
BINANCE (バイナンス) でのレバレッジ取引のやり方・方法
STEP1 口座開設もしくはログイン
BINANCEの公式サイトにアクセスしたら、ホーム画面でログインボタンを押してください。まだ口座開設がすんでいなければ画面中央の入力欄にメールアドレスを入れて登録ボタンを押し、必要な手続きをすませましょう。
こちらのページでメールアドレスとパスワードを入力し、ログインボタンをクリックします。二段階認証のポップアップが出るので、該当アプリにあるBINANCE用の最新コードをチェックし所定欄に写してください。
STEP2 レバレッジ取引の設定を行う
ホーム画面の「ウォレット」よりレバレッジ用口座を意味する「マージントレード用ウォレット」を選びましょう。こちらのページで、目当ての暗号資産(仮想通貨)の行にある「振替」を押します。
BINANCE用の通常口座を移動元とし、移動先のレバレッジ用口座を決めましょう。移動金額を決め承認ボタンをクリックしてください。通貨転送後レバレッジ用口座の残高に応じてその2倍分まで借りられます。たとえば0.01BTCが残高にあれば0.02BTCまでの借金が可能です。
借金に対する利子は「証拠金データ」というページで確認可能です。 借金は利子とともに返さなければいけません。Marginタブ内の「Borrow/Repay」ボタンを押しましょう。Repayタブより返済額を決めて手続きをすませてください。
STEP3 レバレッジ取引開始!
STEP2までの手続きがすんだら、レバレッジ取引をスタートできます。
BINANCEでは125倍までレバレッジをかけられます。しかしこれは取引による利益が125倍になる可能性もあれば同じだけ損をすることもありえるのです。最初は2倍程度の少ない倍数から試すとよいでしょう。
BINANCE (バイナンス) でのレバレッジにおける注意点
資金調達手数料がかかる
BINANCEのレバレッジ取引では資金調達手数料がかかります。日本時間の1時、9時、17時と8時間ごとに発生することも覚えておきましょう。これは現物取引と先物取引で相場に生じる差をなくすためBINANCEが設定しています。
資金調達手数料とはレバレッジ取引で保有している暗号資産(仮想通貨)にかかる手数料の1種です。「スワップポイント」とも呼びBINANCEが決めた区切りの時間まで持ち越すたびに手数料がかかります。
BINANCEにおける資金調達手数料は取引所が受け取るわけではなく、ユーザー同士で払い合うしくみです。また資金調達手数料は状況次第でユーザーがもらえるケースもあります。区切りの時間までに暗号資産(仮想通貨)を手放せばこの手数料を払う必要はありません。
資金調達手数料は先物取引画面で確認できます。払いすぎると余分な損失につながることに注意です。
ポジション制限がある
BINANCEではレバレッジの倍数が大きすぎると、ポジションの制限を受けることがあります。たとえば最大である125倍をかけていれば5万ドル分しかポジションを建てられません。
レバレッジ取引に参加するなら自身が決めた倍数をもとにポジションの限界を見極めましょう。価格変化に応じたロスカットのタイミングまでチェックが必要です。
以上のような情報は、シミュレーターを使って計算できます。注文画面にある計算機をクリックすれば、自身の取引でポジション上限やロスカット基準を見られるので積極的に利用しましょう。
BINANCEではレバレッジ倍数に応じてポジションの上限が異なるためシミュレーターを使ったチェックが大切です。
BINANCE (バイナンス) のレバレッジトークン (Binance Leveraged Tokens/BLVT) について
バイナンスレバレッジトークン (Binance Leveraged Tokens/BLVT) とは?
バイナンスレバレッジトークンとは、BINANCEで購入できる特殊なトークンです。こちらを使えば事実上1.5~3倍のレバレッジをかけての取引ができます。
レバレッジトークンを持っていれば証拠金をわざわざ用意しなくてもレバレッジ取引に参加できるので便利です。倍数は相場状況に応じて1.5~3倍の間で勝手に動き自力での調整はできません。しかしロスカットがないので知らないうちに相場が急変動し、強制的に暗号資産(仮想通貨)が決済される事態も心配しなくてよいでしょう。
バイナンスレバレッジトークンは「BTCUP」や「BTCDOWN」というトークン名で発行を受けておりどちらもテザー建てでのみ取引できます。
「UP」は買いポジション用で価格上昇により最大3倍の利益が出ます。「DOWN」は売りポジション用なので下落により同様の利益が出るしくみです。
ただしデメリットとしてバイナンスレバレッジトークンは2021年2月時点で出金ができず、BINANCEアカウントでしか管理できません。このトークンでもらった利益は1度テザーに換金してから引き出す必要があります。
それでも証拠金なしでレバレッジの雰囲気を味わえる意味でバイナンスレバレッジトークンは有用です。気になった人は早速買ってみませんか。
レバレッジトークンが新たに追加
2020年7月16日にBINANCEはカルダノとチェーンリンクのレバレッジトークンを追加し、BINANCEでは4種類が市場に流通するようになりました。更に2021年2月現在のBINANCEでは、上記を含めた18種類のレバレッジトークンが市場に流通しています。
BINANCE (バイナンス) のマージントレード
マージントレードとは
信用取引とも言われるマージントレードは買い付けに必要なお金を借りて取引にするもので、バイナンスでは3倍、5倍のレバレッジでの取引が可能です。5倍のマージントレードでは最大の借金額が1BTCまでという制限がありますので、いつもは3倍のレバレッジで取引し攻めたい時には5倍のレバレッジにするのも良いでしょう。
これに対して先物取引は将来仮想通貨を売買することを約束する取引のことで、最大125倍のレバレッジが利用可能で一般的なレバレッジ取引はこちらのことを指します。
マージンクイズの設問と解答
BINANCEではマージントレードを行うためには10問のクイズに答える必要があります。
マージントレードのページに飛ぶとクイズが表示されます。これらのクイズは不正解になっても不正解部分が強調されて表示されるので、わざわざネット上に出ている解答をお金を出して買い取る必要はありません。
以下は2021年2月現在の設問と解答です。
- バイナンスマージンにはクロスマージンと分離マージンが含まれます。次の文章の中で、その違いを記述していないものはどれでしょうか? 解答:彼らは異なる金利を持っています
- マージンレベルは、マージンアカウントのリスクレベルを評価するために使用されます。マージンレベルはどのように計算されますか?解答:マージンレベル = 総資産価値/(借入総額 + 未収利息合計)
- 清算を余儀なくされるのは、次のうちどれでしょうか ? 解答:証拠金水準が清算水準に達している
- マージン利息の計算頻度はどれくらいですか? 解答:時間単位、借入時
- 取引前に手動で借入する必要がありますか?解答:いいえ、取引ページの「自動借用」機能を利用することができます。
- 借入限度額に影響しないのは、次のうちどれでしょうか? 解答:借入期間
- あなたの借入金利に関する次の文のうち、正しいのはどれか。解答:借入金利は市場とともに変化し、変更時に通知します
- 債務整理をした場合の返済方法は? 解答:バイナンスの保険資金はあなたの借金を償却します
- クロスマージンでのBNBとの金利手数料のお支払い方法 解答:BNBをクロスマージンアカウントに振替して手動で返済
- マージンコールの通知が来たときは、どうすればいいですか? 解答:返済のためにポジションを減らしたり、信用取引アカウントに担保を追加
BINANCE (バイナンス) のレバレッジに関する評判
BINANCEのレバレッジ取引が利用しやすいかをチェックするうえで、口コミを参考にしてもよいでしょう。ここでは良い口コミと悪い口コミに分け代表例を紹介します。
良い口コミ・評判
操作性や流動性を考えると移行先としてベストはバイナンス。
— DEG (@DEG_2020) April 28, 2020
だが第二弾のBitMEXになる可能性は高く感じる。ワイはBinance先物は本人確認してないアカウント複数で回してます。
Binance Futures(先物)の使い方や手数料、活用方法のガイド【最大レバレッジ125倍】 https://t.co/2UUl4iviGj
BINANCEにおいて本人確認していない複数のアカウントで先物取引を利用しているという口コミです。操作性や流動性の安定感を評価しておりレバレッジ取引でも使いやすいことをうかがわせています。
使わないです!
— リデラー/成月りでら@VTuber準備中 (@Crypto_Rid) January 13, 2020
成行で柔軟にポジ取りたいので私からしたら圧倒的にBinanceFuturesの方が便利なのです…
成行注文の使いやすさからBINANCEの先物取引を評価する口コミです。成行は指値注文よりも取引を成立させやすいこともあり、お得に売買しやすい環境と判断したのでしょう。
悪い口コミ・評判
8時間ごとの金利支払いも結構重い。0.01%でもレバ20倍で1日ホールドしてたら資産1%くらい失いそう。・・・これ、ブログでまとめるか〜
— 🐏羊のぶなが🐑 (@hitujinvng) May 12, 2020
BINANCEの手数料が高いことを指摘する口コミです。海外の暗号資産(仮想通貨)ではトップクラスに手数料が低いといわれるBINANCEですが、それでも余分な手数料を払わないように取引のタイミングに気をつけた方がよいでしょう。
レバレッジトークンの仕組みが未だに分からん。
— popolo817 (@takayukin7) August 5, 2020
BINANCEのレバレッジトークンのしくみがわからないと悩んでいる投稿です。現物取引とは違う特殊な形態なので、初心者には理解に時間を要する人もいるでしょう。
BINANCE (バイナンス) のレバレッジに関するQ&A
レバレッジの最大倍率、取引可能なペア数、手数料はいくらですか?
BINANCEのレバレッジ取引では最大125倍までかけられ取引ペアは24種類です。手数料は成行注文のTakerで最大0.04%ですが、指値注文によるMaker手数料では最大0.02%です。
ポジション制限がありますか?
レバレッジの倍数が大きいとポジションに制限が出ます。たとえば最大倍数である125倍をかけると、5万ドル分の暗号資産(仮想通貨)しか持てなくなるので注意しましょう。
マージントレードと先物取引の違いはなんですか?
信用取引とも言われるマージントレードは買い付けに必要なお金を借りて取引にするもので、バイナンスでは3倍、5倍のレバレッジでの取引が可能です。5倍のマージントレードでは最大の借金額が1BTCまでという制限がありますので、いつもは3倍のレバレッジで取引し攻めたい時には5倍のレバレッジにするのも良いでしょう。
これに対して先物取引は将来仮想通貨を売買することを約束する取引のことで、最大125倍のレバレッジが利用可能で一般的なレバレッジ取引はこちらのことを指します。
BINANCE (バイナンス) のレバレッジに関するまとめ
BINANCEでは最大125倍のレバレッジ取引ができます。手数料も海外の暗号資産(仮想通貨)取引所では低い方なのでお得に売買できるでしょう。
BINANCEではレバレッジトークンという、保有しているだけで事実上レバレッジ取引に参加できる通貨があります。証拠金なしでもレバレッジを体験できることがポイントです。ビットコインをはじめ4種類に対応しているので好きなものを選んで挑戦してみましょう。
このようにBINANCEではレバレッジ取引についてさまざまなパターンを用意しています。興味があれば口座を開設しチャレンジしてみませんか。
2022年12月最新情報
BINANCEが2022年11月30日に日本からの新規ユーザーが口座開設・登録することを禁止しました。
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また、BINANCEの日本ユーザー登録禁止に関しては、下記の記事で詳細が記載されていますので、参考にしてください。