ビットコイン (BTC) のマイニングは儲かるのか?初心者でもわかるマイニングの収益性

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松本 頌平 (Shohei Matsumoto)
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松本 頌平

暗号資産 (仮想通貨) を専門に扱うライター兼編集者であり、執筆作品はKasobuにて紹介されています。

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ビットコイン (BTC) のマイニングは儲かるのか

マイニングはブロックチェーンを成り立たせるうえで必要不可欠な項目です。専用のマイニングマシンを利用してブロックチェーンの演算処理を肩代わりすることで、成功報酬としてビットコインを受け取ります。

マイニングを行う人はマイナーと呼ばれます。ビットコイン黎明期はまだ知名度が低く、マイニングに参入すれば簡単に利益を出せていました。しかし2021年現在マイニングで利益を出しているのは資金力を持つ大企業がほとんどを占めています。

逆に性能のよくないマシンを用意しても、電気代で赤字になってしまいます。個人勢のマイニングは利益が出ないと思って間違いありません。そのため本記事では資金力がモノをいう現代で、一般人でも利益を出せるマイニング方法を紹介します。

今は「プールマイニング」が基本

マイニングには大きく分けて3つの方法が存在しています。ソロマイニングとプールマイニング、さらにクラウドマイニングです。このうち資金力がある大企業が利用しているのはソロマイニングです。ソロマイニングは機材から環境まですべて自分で準備を整える方法で、資金と手間がかかる分発生した報酬はすべて独り占めできます。しかしこのソロマイニングは個人勢には厳しい方法です。

なおクラウドマイニングは自分では機材を揃えず、マイナーに資金提供することで利益を得る方法です。

現在個人勢がマイニングで利益を狙う方法では、プールマイニングが一般的になっています。プールマイニングはマイニングマシンを持っている個人がチームを組んでマシンパワーを集結させることで、利益を出す方法です。

このマイニングではマイナーの力が集まるほどマシンパワーが高まり、収益を得やすくなります。なお報酬は提供する処理能力によって分ける方式となっており、大きな利益は望めません。しかし、月に数千〜一万円程度の利益を出すことは可能です。

2021年のプールマイニングは儲かる可能性が高い

ビットコインマイニングの収益計算では使用するパソコンのGPUスペックを図ることが大切です。「マイニングの収益-電気代」が利益になるため、日本の標準的な電気代である25円/kWHを参考に2021年4g津時点でそれぞれのGPUスペックごとの利益を計算します。 (表示する数字は1カ月の値になります。) これらの収益確認は「nicehash」というサイトで確認可能です。

まずGTX1660 superでは1カ月あたり10170円の報酬が発生します。また電気代は2966円です。報酬から電気代を引くと利益は7204円になります。

RX6700 XTでは1カ月あたり15057円を獲得可能です。そこから電気代4763円を差し引くと利益は10293円になります。

またGPUの中でも特に高性能なRTX3080の場合、1カ月で30020円の利益が発生します。電気代は5662円なので、利益は24358円です。

このようにマイニングは利用するGPUによって利益が大きく変動します。もちろんGPUの他にもマイニングを成功させる要素は多数存在することも確かです。これからマイニングで儲かる要素を説明します。

ソロマイニングでは儲かるのは難しい

ソロマイニングはマイニングの為に必要な機材と環境をすべて自分で揃えて、マイニングする方法です。

マイニングは日々多くのマイナーが取り組んでおり、その中で最も早く計算処理をしなければ報酬が得られません。場合によっては利益を1円も出せない可能性もあります。そのためより高性能なマイニングマシンを用意しなければなりません。

またせっかくマイニングで利益を出しても、マシンを稼働させる為の電気代が高くつきます。そのため大企業は電気代が安くつく地域に向上を用意します。このように資金力と環境整備で力押しする存在がある以上ソロマイニングは個人勢にとって厳しい方法です。

ビットコイン (BTC) のマイニングが儲かる理由

結論から申し上げると、ビットコインマイニングは現在儲けやすい環境になっています。

理由としてビットコインは2021年になって大きな値上がりを見せているためです。マイニングは新しいビットコインを発掘する作業ですが、発掘するものが高価なほどマイニングによる収益も増加します。

またマイニングで利用するマイニングツールも性能が向上して来ています。さらに省電力性に優れたマイニングマシンが登場しているなどの点から、今年のマイニングは狙い時かもしれません。

ビットコインマイニングが儲かる理由を詳しく紹介します。

省電力のGPUが増えた

マイニングマシンを選定するにあたってはパソコンのグラフィックボードやGPU性能が鍵になります。グラフィックボードはGPUがついているパソコンの部品です。GPU性能が優れているとマイニング時に多くの計算を素早くこなせるようになります。

そのため高性能なGPUが必要になりますが、近年はさらに省電力性が強化された品も登場しています。省電力性が高まると、発生する電気代が安くなり発生する費用を抑えることが可能です。より利益を増やすために、最適なマシンを構築できることを意味しています。

マイニングツールの性能が上がった

2021年は仮想通貨ブームが盛り上がっており、ビットコインの価格も上昇した他にもマイニング環境が整った理由があります。それはマイニングツールの性能強化です。

マイニングツールはマイニングを行うために必要なモノですが、これまでは安心してマイニングを行えるようなツールがあまりありませんでした。

しかし今年はnicehashという効率性を重視したマイニングツールなども登場しており、マイニングを行うための最適な環境を整えやすくなりました。

ビットコインの価値が高い

マイニングは日本語で「採掘」を意味します。実際の炭鉱現場でも様々なモノが採掘されますが、マイニングされるものの価値が高いと収益性が上昇します。

仮にビットコインの価値がなければいくら採掘しても利益にはなりません。しかし現在は1BTCの価格が430万円を記録しています。この数値は昨年よりも高くなっており、マイニングが成功した場合の利益も大きくなることを意味しています。

2021年になって一時期1BTC=700万円代を記録しました。その高値から大きな下落を見せていますが、これまでの価格推移からすると高騰が落ち着いた状態です。

今後もビットコインは値上がりする可能性が高く、ビットコインマイニングに参入する価値もあるでしょう。

ビットコイン (BTC) マイニングの利益を計算する方法

マイニングが儲かるという認識ができても実際に収益イメージがつかなければ実効には移しづらいでしょう。そんな時は「nicehash」というサイトを利用するのがおすすめです。

「nicehash」ではマイニングによる収益計算から、実際にマイニングを行うことも可能です。通貨と1㎾ごとの電気代、利用するCPUまたはGPUに加えて稼働台数の入力で計算結果を表示できます。

マイニング効率を上げて更なる利益を上げる方法

マイニングは高性能なGPUを利用することで、より収益を得やすくなります。なおマイニング性能はGPUに依存するため、GPUの性能を改善できればその分マイニング効率を上げることも可能です。有名どころでいうと「MSIアフターバーナー」の利用で、GPUの省電力性を高められます。

マイニングはビットコイン価格が高いからこそ行う価値があります。今後もビットコインは値上がりが期待されているので、マイニングにも参入する余地があるでしょう。

ビットコイン (BTC) マイニングで儲かるまでの初期投資

マイニング始めるためには、パソコンなどのマシンを用意しなければなりません。さらにそれなりに利益を出していくために性能の良いGPUを揃える必要もあります。自作PCで1からパーツを集める場合、少なくとも14万円程度は費用が必要です。

また現在はマイニングブームとなっており、性能の良いGPUやグラフィックボードは軒並み入手しづらくなっています。つまり価格も高騰しているため、大きな利益を上げるには少なくない費用が必要になります。

ビットコイン (BTC) マイニングに関するまとめ

ビットコインは2021年になって大きな値上がりを見せています。2021年の相場やマイニング環境が整ってきたことを考えると、マイニングに参入する価値は大いにあると言えるでしょう。

しかしマイニングを行うために性能の良いパソコンといった初期費用が必要なことも確かです。またマイニングはコツコツ収益を上げる取り組みであり、一攫千金を狙う人にもおすすめできません。

なおすでに高性能なパソコンを持っている人は、マイニングのための設備が整っているとも言えます。興味がある方は、是非検討してみてください。