Bitmart (ビットマート) とは?
Bitmartは2018年3月から活動をスタートさせたケイマン諸島の仮想通貨取引所です。しかしアメリカの政府機関から正式な取引所として認定を受けた他、NASDAQ巨大電光掲示板にも名前があがるなど、世界的な注目度が高いといえます。
まだ歴史の浅い取引所ですが、日本語にも対応しているなどグローバル化が進んでいます。手数料も安く、現物取引もできることから、初心者向きの印象もあるでしょう。
Bitmart (ビットマート) 特徴・メリット
Bitmartは設立当初から注目度が高く、メリットも多数なので、初めて海外の取引所を使う初心者でも安心できます。手数料の安さや通貨ペアの多さなど、Bitmartのさまざまな魅力を紹介します。これを読んで基本的なイメージをつかみましょう。
取引手数料が世界最安水準
Bitmartの取引手数料は、どの銘柄を売買しても0.05%です。世界最安水準として多くの投資者や仮想通貨関係者から注目を受けており、人気につながっています。他の海外取引所と手数料の面で比べてみました。
HuobiやBinanceなども売買時の手数料が安いと感じるユーザーが多かったようですが、Bitmartはそれを上回る破格のサービスを展開しています。売買を重ねるたびに手数料は増えていきますが、一回あたりが安ければ手痛い出費を気にする心配も減らせるでしょう。
アメリカ政府機関MSBに登録済みの取引所
Bitmartはアメリカの政府機関であるMSB (マネーサービス業)から正式な仮想通貨交換業者として登録を受けています。日本における金融庁が認めた取引所に相当するポジションなので、信頼性の高さがうかがえます。
国内の金融庁とは違い、海外は政府機関が取引所を正式なサービス業者と認定する情報が少ないので、Bitmartのような存在は貴重でしょう。
取扱銘柄が200通貨ペアと豊富
Bitmartは日本語に対応している海外取引所としては、150種類を超えるほど通貨ペアが豊富です。ビットコインだけでなく、多彩なアルトコインのラインナップに魅力を感じる方も多いでしょう。
仮想通貨の上場数における国内最多はCoincheckの11種類で、Bitmartはケタ違いです。海外にしかない通貨を多くチェックできる点で価値は高いでしょう。
スマホアプリで取引できる
Bitmartではスマートフォンアプリのクオリティにも注目しましょう。iOSとAndroid両方に対応しており、タブレットからも注文可能です。
仮想通貨取引所を選ぶ際、専用アプリの使いやすさに注目する方もいるでしょう。Bitmartは注文スペースや、値動きをグラフ化したチャートなどが見やすく、外出先でもストレスフリーに情報を確かめられるのでおすすめです。
パソコンがなくてもタブレットやスマートフォンからスムーズに注文できることもBitmartの魅力でしょう。
数少ない海外取引所の日本語対応
Bitmartはケイマン諸島を拠点としていますが、日本語にも対応しているので、言葉の壁を気にする心配はありません。
海外の人気取引所はBinanceのように日本語には対応していないところもあり、英語が苦手などの理由で遠慮する方もいるでしょう。しかしBitmartなら日本人でも使いやすいしくみなので、国内と変わらない雰囲気で投資を進められます。
海外らしいクオリティを誇りながら日本語に対応しているので、多くの日本人が魅力的に感じられるでしょう。
取引所独自トークン「BMX」が保有できる
Bitmartの数多い仮想通貨の中でも独自トークンのBMXがポイントです。注文すれば入手可能で、持っている数量に応じてレベルが高くなるというオリジナルルールもあります。
BMXを使って取引手数料を支払えば、本来の半額になるなど、有効活用でお得に投資できる可能性も秘めています。このように海外の人気取引所ではオリジナルトークンが存在感を見せるケースが多いので注目です。
登録時にエアドロップで「BMX」がもらえる
Bitmartでアカウント登録をクリアすると、BMXのエアドロップキャンペーンを受けられることがあります。登録作業はすぐに終わらせられるので、エアドロップのために焦る心配も不要です。
エアドロップとは、取引所側などによる仮想通貨の無償配布イベントです。
登録をクリアできたごほうびとしてオリジナルトークンをもらえるという破格の待遇を味わえることにも注目しましょう。キャンペーンでもらったBMXを使えば、入金なしでビットコインなどを買えます。
現在エアドロップイベントは終了していますが、今後同じイベントを再開する可能性もあるので、定期的に公式情報をチェックしましょう。
配当を無期限・毎日受け取ることができる
Bitmartでは毎日配当を受け取れる可能性があり、期限はありません。これまで仮想通貨では株式のような配当のルールを設ける取引所が少ない状況でしたが、Bitmartなら投資以外の利益をもらえるチャンスです。
Bitmartでは新しい通貨を上場させるために、コストとして100万BMXが必要です。しかし運営側に限らず一般利用者による出資も有効で、条件を達成すれば晴れてBitmartで売買がスタートします。
新しい通貨が取引を受けるたびに、参加者は出資したBMXに応じて売買手数料の一部を配当として手に入れられます。気になる草コインなどがあったら、出資で上場を後押しするとよいでしょう。
セキュリティレベルが高い
Bitmartはアメリカの政府機関が認めただけあって、ハイレベルなセキュリティも特徴です。ユーザーから預かった資産はオフラインで管理するコールドウォレットにあるので、ハッカーが侵入しても資産へのアクセスはできません。
ユーザー自身が2段階認証を設定すれば、自身の口座への不正アクセスも回避しやすくなります。高水準のセキュリティがあれば、仮想通貨所初心者でも安心できるでしょう。
Bitmart (ビットマート) のデメリット・注意
さまざまな魅力がユーザーを引きつけるBitmartですが、歴史が浅いために注意しなければならないデメリットも残っています。Bitmartにアカウント登録する前に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
取引量がまだ少ない
Binanceなど既存の取引所と比べてBitmartはまだ知名度で劣ることもあり、取引量がまだ少ない状況です。
アメリカを中心に高評価を受けているため将来性に期待がもてますが、取引に使われた金額を意味する出来高が大手よりも少ないため、わずかなユーザーの関与で相場が大きく変わってしまう可能性があります。
2018年にサービス開始の新興取引所
Bitmartの設立は2018年3月と歴史が浅く、今後におけるトラブルの可能性を想定する必要もあります。
アメリカの政府機関が認めるなどバックグラウンドの強さがありますが、ユーザー数の伸び悩みやハッキング被害などネガティブなきっかけで運営が行き詰まるリスクも否定できません。
突然の閉鎖リスクなどを考えながら、取引に使った仮想通貨はウォレットに入れるなどの自衛策も重要です。
日本の金融庁に仮想通貨交換業の許可を受けていない
Bitmartは金融庁から正式な仮想通貨交換業に認めてもらっていないので、ハッキングで資産を盗まれても補償を受けられない可能性に気をつけましょう。
金融庁が認めた取引所は日本拠点が大多数で、Bitmartは入っていません。過去にはBinanceやHuobiが日本支部を運営していましたが、金融庁からの規制を受けて撤退しています。
アメリカ連邦政府のお墨つきを受けているBitmartですが、日本とアメリカでは仮想通貨に関する法律も異なるので、ある程度は想定外の事態に注意しながら取引を楽しみましょう。
Bitmart (ビットマート) の口コミ・評判
Bitmartを使ってみたい方の参考になるように、口コミや評判の代表例を紹介します。
$11795.25
— ねぎま (@negisan8) July 8, 2019
BitMart手数料安くて最高です‼️
BMXのバーンお願いします🙇♂️ pic.twitter.com/8zy1p82VxQ
Bitmartの手数料の安さを評価するツイートです。他の海外取引所と比べても安いので、選びやすい印象がうかがえます。
ビットコインとイーサリアムがクレジットカードで購入可能
— yaszpie (@yaszpie) November 13, 2018
エアドロあり。急げ!!
BitMartまとめ
・業界最安値の手数料 0.05%
・129以上の通貨ペア
・独自トークンBMX
・キャンペーンが豊富
・高いセキュリティ(米政府MSB取得)
・日本語サポート
・米連邦政府MSB取得済#手数料最安値BitMart https://t.co/hYoZgKNnzD
アメリカ政府が認めたセキュリティレベルの高さを評価しています。取引所がハッキングを受ける事件も過去に起きているので、対策がしっかりしていることをステータスとして確かめる方も多いようです。
このようにTwitterなどからユーザーの口コミをチェックし、Bitmartが使えるかを総合的に判断するとよいでしょう。
Bitmart (ビットマート) の登録方法・口座開設方法
Bitmartを使うには、アカウント登録をクリアし、自身の専用である口座を開く必要があります。セキュリティのためには二段階認証や本人確認書類も重要なので、事前に手順をチェックしましょう。
Bitmart (ビットマート) の公式サイトでアカウント作成
ホーム画面でメールアドレスか電話番号を入力し、「Get Started」というボタンを押しましょう。
メールアドレスの場合を例に解説します。アドレスとパスワードを入力し、規約同意にチェックを入れて新規登録ボタンを押しましょう。
パズルをスライドさせてください。このあとアドレスに6ケタのコードが入ったメールが届くので、60秒以内に入力をクリアすれば新規登録完了です。あらためてログインに入りますが、パズルスライドとメール内のコード入力もログインごとに行うので注意しましょう。
二段階認証 (2FA)の設定方法
取引画面において自身のアカウントの右側にある三角印からサイドバーを引き出し「アカウント」へ向かいましょう。
Google認証システムを選び、有効ボタンを押してください。
インストール後にQRコードを読み取り、アプリに出てきた6ケタの数字を所定欄に入力すればクリアできます。
KYC (本人確認書類)の提出方法
アカウントページでアカウントレベルの欄の詳細ボタンをクリックしましょう。
その後中間アカウントの認証へ向かいます。
国籍を「Japan」に定め、名前や性別、生年月日、身分証明書とそのナンバーを入力します。名前はパスポートならローマ字、運転免許証なら日本語で対応しましょう。
身分証明書の表と裏をアップロードします。
身分証明書を持っての自撮り写真である「IDセルフィー」をアップロードできれば審査に入るので、合格を待ちましょう。
Bitmart (ビットマート) の使い方【入出金方法・取引方法】
Bitmartにおける入出金や仮想通貨の注文方法を解説します。投資を始めるにあたり大切な手順なので画像を参考にしながら覚えていくとよいでしょう。
入金方法
アカウントページの資産タブより、目当ての通貨の行にある「預入」ボタンを押してください。
資金源の選択が出るので、選んで送信しましょう。
仮想通貨リストより目当ての欄で「預ける」を押すと、入金用アドレスとQRコードが出てきます。送り元である取引所やウォレットなどの所定欄にアドレスをコピー&ペーストし、手続きを進めましょう。
入金用アドレスが一文字でも正確にコピーできていないと、送金分が行方不明になったまま取り戻せなくなるので要注意です。
出金方法
出金の場合は、アカウントメニューや仮想通貨リストにおいて、「預入」の右隣にある「引出」ボタンを押します。
送り先の取引所やウォレットなどのアドレスを、Bitmart側の所定欄にコピー&ペーストし、手続きを完了させましょう。
仮想通貨の取引方法【買い方・売り方】
取引画面左側で支払通貨を決めたら、検索欄で仮想通貨のシンボルコードを入力しましょう。画像ではビットコイン払いによるBMX注文の希望で、ペアは「BMX/BTC」に決まっています。
画面右下の注文スペースで成行か指値の注文形式を決めましょう。単価は1枚あたりの支払通貨によるレート、金額は注文通貨の枚数です。内容に間違いがなければ購入ボタンを押しましょう。
Bitmart (ビットマート) のスマホアプリ登録方法
Bitmartはスマートフォンアプリを登録し、口座管理や取引などができます。仕事や旅行などの外出先から注文する場合に役立つでしょう。アプリの使用手順をケース別に紹介します。
インストール・ログイン方法
BitMartをGoogle Chromeなどで検索すると、インストールページへの入口が登場します。iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playで入手可能です。インストールボタンを押し、データ処理が完了すれば「開く」ボタンよりアクセスできます。
スマホ画面の左上にある人型アイコンをクリックしましょう。
ログインページよりメールアドレスとパスワード、パズルスライド、二段階認証コード入力をクリアすればアカウントが有効になります。
マーケット情報
マーケット情報では支払通貨を決めることで、対応する銘柄のレートが一覧で現れます。下部のメニュー欄は以下のとおりです。
取引
マーケット情報から目当ての通貨をタップしたら、取引画面に入ります。通貨ペアの右隣にある逆三角形からの選びなおしも可能です。
購入か売却かを決め、注文形式、希望レート、数量を決めたら決定ボタンを押しましょう。
保有資産・入出金
資産ボタンを押すと、口座内の資産状況を知れます。「預ける」ボタンで入金、「引き出す」ボタンで出金作業に入れます。
「預ける」ボタンを押した例で解説しましょう。画像ではビットコインの入金を希望しています。
アドレスをコピーし、送り先のウォレットや取引所などに貼りつけましょう。
各種設定
アカウントメニューから設定や受信メッセージのチェック、SNSへのコンタクトやヘルプへアクセスできます。
設定ページでは言語に加え、仮想通貨の価値を換算する為替レートなどの設定や、バージョンのアップデートなどを行えます。初期の為替レートは日本円です。
セキュリティの設定
セキュリティの設定はアカウントメニューのアイコンを押せば入れます。
身元確認や手数料によるBMX使用、電話番号、メールアドレス、二段階認証コード、パスワード、指紋認証などの設定をチェックを行えます。ハッキング対策としてパスワードは定期的に変えることが望ましいでしょう。
Bitmart (ビットマート) 評判・使い方まとめ
Bitmartは2018年スタートながら、世界トップクラスの手数料の安さや、アメリカの政府機関が認めたセキュリティの強さなどで注目を受けています。日本語にも対応しているので、日本在住で仮想通貨経験が浅い方でも安心して使えるでしょう。
登録に必要な手続きや注文方法も、国内の仮想通貨取引所と同じ程度にシンプルです。スマートフォンアプリも使いやすいので今後要注目でしょう。
Bitmart (ビットマート) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。