- リスクは安全性と高速取引を両立させた仮想通貨として話題
- Javascriptで開発できることからプログラミングに強い人にも要注目
- リスクが買えるおすすめ取引所の比較や買い方も解説
リスクは便利な機能を複数もっていることから、買ってみたいと興味を示している人もいるでしょう。購入にはリスクの全体像をつかみ、自身に合った取引所でのお得な売買が大切です。
今回はリスクを買ってみたいの人のために、特徴やおすすめの取引所などを紹介します。記事後半では買い方を画像つきで説明するので、リスクを買うときに備えられます。
リスク (Lisk/LSK) とは?
リスクは2016年5月の誕生以来、スマートコントラクトなどの機能を生かした利便性で世界的に話題です。日本人が開発メンバーに加わっており、国内でもCoincheckやbitFlyerで買えるなど、日本にもなじみのある仮想通貨です。
今回はリスクの基本的な情報を知りたい人のために、4つの主な特徴を解説します。これを読んでリスクのイメージをつかんでみましょう。
特徴1.イーサリアムと同様にスマートコントラクト技術採用
リスクはイーサリアムと同じくスマートコントラクトを使っているので、シンプルかつ安全に契約を進められます。
スマートコントラクトとは、契約内容の実行方法を仮想通貨にプログラミングさせ、契約のマニュアルにいたるシステムです。これにより、取引の当事者同士の合意さえ出れば、リスクが自動的に契約を実行してくれます。
リスクはイーサリアムなどと同じく、中央集権管理者が存在しない分散型アプリケーションなので、スマートコントラクトの利用で契約情報更新も簡単です。たとえば不動産取引でも、リスクの性質を活かせば、第三者の仲介なしで契約をスムーズに進められます。
以上からリスクはスマートコントラクトのおかげで、契約や取引、決済などの手続きをスピーディに済ませる手段として望めます。
特徴2.サイドチェーンの使用で高速&安全な取引を実現
リスクにはサイドチェーンを設けてあるので、安全性を高めた状態での高速データ処理による短時間での取引完了を実現できます。
サイドチェーンとは、メインとなるブロックチェーンから分岐したスペースです。メインとサイドで取引などのデータ処理を分散させれば、ブロックの空き容量が足りないなどの理由でデータ処理が遅れるスケーラビリティの問題も解決できます。
リスクにはスマートコントラクトも備わっているので、サイドチェーンも合わせれば多くの仮想通貨より高速での決済が期待できます。
サイドチェーンにはリスクのセキュリティを高める効果も期待できます。不正アクセスやバグなどでブロックチェーンを元に戻したいとき、サイドチェーンの書き換えでデータ復元もできるからです。
特徴3.Javascriptで開発できる
リスクはJavascriptで開発できることも強みです。スマートコントラクトを有効にするプログラミング言語にJavascriptを使っているからです。
Javascriptはメジャーなプログラミング言語のひとつで、題材として使うスクールも多くあります。エンジニアなどの経験がある程度あれば、リスクをベースにした独自開発も可能でしょう。
以上からプログラミングに精通していれば、リスクをベースに新しいアプリなどを開発できます。
特徴4.マイニング承認システム
リスクでのマイニングは「フォージング」と呼びます。リスクを持っている人全員で取引承認作業を希望する立候補者に投票でき、最大101人まで当選できます。当選者はフォージングに参加でき、取引承認に成功するほど多くの報酬をもらえます。
ビットコインなどで行うマイニングは、ASICという専用機械がないと取引承認の成功率を上げられず、まとまった報酬を稼ぎづらいという問題がありました。リスクのシステムなら特殊な機械がなくても報酬をもらえる可能性があります。
リスク (Lisk/LSK) の取引所を選ぶポイント
リスクのお得な売買には、取引所選びが大切です。セキュリティや手数料などで複数を比べ、優良なサービスを見極めましょう。この章では、取引所選びに注目すべきポイントを解説します。
スプレッド
スプレッドは買値と売値の差であり、買値の方が高くなるしくみがほとんどです。正確な数値を公表している取引所は少ないですが、一般的には販売所の方がユーザー同士による取引所よりもスプレッドが高い傾向です。
大きなスプレッドの取引所を使っていると、買値より低い価値での売却になる可能性が高く、利益を押さえづらい難点があります。取引所におけるリスクのレートなどからスプレッドを推測し、なるべく小さいところを選びましょう。
セキュリティ
仮想通貨取引所選びには、セキュリティも大切です。国内の人気取引所では、金融庁認定の仮想通貨交換業者として活躍するところも多く、セキュリティレベルの高さが評価を受けています。
セキュリティの重視が必要な理由は、過去に取引所がハッキングを受けて資産が流出し、一時サービス停止にいたった事例もあるからです。資産流出の予防策だけでなく、被害を受けた後の補償策まで用意している場所が望ましいでしょう。
オフライン管理のコールドウォレットや二段階認証、口座などに二重の秘密鍵を設けているマルチシグシステムなど、厳重なセキュリティの有無を確かめることが賢明です。
手数料
仮想通貨取引所を使っていると、入金や売買に手数料がかかります。取引所によっては完全に無料としているところもありますが、売買などに手数料がかかる取引所もあるので、複数の比較が大切です。
手数料は仮想通貨での利益を狙うにあたり、手痛い出費となります。取引所同士の手数料を比べることでどれがお得かわかり、利益の最大化に近づけます。
リスク (Lisk/LSK) のおすすめ取引所ランキング【国内編】
リスクが買える国内取引所をランキング形式で紹介します。これを参考に、自身に合った取引所を厳選しましょう。
1位 Coincheck (コインチェック)
Coincheckは2012年設立で、2018年4月からはマネックスグループに入り、強力な体制で国内の支持を受けています。日本の仮想通貨取引所において、ユーザー数や取引量がトップクラスです。活動が活発であり、狙った価格で取引を行いやすいことがポイントです。
入金や取引に手数料がかからないため、売買回数を抑えるなどの対策が必要ありません。初心者でもリスクなどの取引に気軽に参加できる場所です。スマートフォンアプリも使いやすく、出先から注文や資産チェックも行えます。
CoincheckはPC・スマホともに使いやすく、初心者に優しい取引所として印象的です。手数料がかからないので、リスクの取引にも気軽に使えるでしょう。
2位 bitFlyer (ビットフライヤー)
bitFlyerは2014年の設立以来、国内トップクラスのビットコイン取引高などさまざまな実績を残しています。アメリカやヨーロッパでもライセンスを取って運営を行うなど、グローバル志向の本格派としても注目を受けています。
金融庁から認定を受けただけあってハイレベルなセキュリティが特徴で、ハッキング被害への補償として最大500万円を掲げるなど、あらゆる事態に配慮しています。
bitFlyerでは自社開発のブロックチェーンである「miyabi」を展開するなど独自のサービスも幅広く行なっています。以上からリスクの取引にも安心して使える場所として要注目です。
リスク (Lisk/LSK) の取引所手数料比較【国内編】
今回紹介した国内の仮想通貨取引所では、どちらも取引手数料が無料です。bitflyerでも銀行によっては完全に手数料なしで済ませられるので、リスクのお得な取引に役立つでしょう。
リスク (Lisk/LSK) のおすすめ取引所ランキング【海外編】
国内だけでなく、海外にもリスクがお得に買える場所があるのではと考える人もいるでしょう。今回は海外の人気取引所のうちリスクが買えておすすめの場所を5つ紹介するので、取引所選びに役立てましょう。
1位 Binance (バイナンス)
Binanceは2017年に中国で活動開始した取引所ですが、現在はマルタ島に拠点を移しています。設立当初から世界トップクラスのユーザー数や取引高で話題です。活動が活発なので情報も仕入れやすく、ユーザー同士の取引も行いやすい印象です。
もともと手数料の安さで評判のBinanceですが、独自開発のBNBトークンを払ってリスクを買えば、半額の手数料で済ませられます。以上から海外でリスクを買ううえでお得感を味わいやすい場所です。
リスク以外にも100種類以上の仮想通貨を扱っており、世界的に珍しい草コインもチェックできます。幅広い投資スタイルを実践できるのがBinanceの強みです。
2位 Bittrex (ビットレックス)
Bittrexはアメリカで2014年に設定された仮想通貨取引所です。世界トップクラスの仮想通貨上場数であり、リスクに限らず200種類以上の銘柄をチェックできます。世界的に珍しい草コインも見れることがポイントです。
日本語非対応ですが、英語が得意な人なら使いこなしやすいといえます。公式Slackによるカスタマーサポートもあり、レスポンスの早さが特徴です。以上からBittrexも海外でリスクを買ううえでおすすめの取引所です。
3位 Poloniex (ポロニエックス)
Poloniexは2014年にアメリカで活動開始しました。手数料が安いためリスクでもお得に売買を進めやすいといえます。
約70種類の銘柄を扱っており、海外でしか見れない仮想通貨への投資にもおすすめできます。レアな仮想通貨で一攫千金狙いなら、使いがいを感じられるでしょう。
以上からPoloniexは安い手数料でリスクを買えるだけでなく、幅広い投資スタイルに対応した取引所です。
4位 HitBTC (ヒットビーティーシー)
HitBTCは2013年にイギリス・ロンドンで設立された仮想通貨取引所です。世界トップクラスの通貨ペア数を誇り、400種類近くの銘柄を扱っています。そのなかにリスクもあり、ほかの好きな仮想通貨と合わせて購入できます。
指値注文なら-0.01%の手数料で買えることもポイントです。リスクをはじめ各仮想通貨の取引額を割り引いてもらえるので、お得な売買にこだわる人におすすめです。
HitBTCは2019年12月現在、日本在住者へのサービスを停止しています。日本国内での子会社設立などの動きがあり、サービス再開に期待がかかることからおすすめ取引所に入れています。
5位 YoBit (ヨービット)
YoBitは2014年にロシアで活動開始した仮想通貨取引所です。取扱銘柄が1200を超えており、世界でも類を見ない規模として注目を受けています。リスクはもちろん、ほかの海外の取引所でも買えない仮想通貨もチェックできるので、あらかじめレアな仮想通貨への投資も視野に入れている人におすすめです。
取引だけでなくフリーコインサービスとして、無料で仮想通貨がもらえることがあります。リスクが無料でもらえる時期がくるかもしれないのでチェックしておきましょう。
リスク (Lisk/LSK) の取引所手数料比較【海外編】
海外では取引手数料が有料の場所が多いです。日本円に対応していないところがほとんどなので、国内で購入した仮想通貨を送る必要がありますが、そのときの送金手数料がかからないところもあるので要チェックです。
リスク (Lisk/LSK) を買うなら国内?海外?どちらの取引所がおすすめ?
リスクの購入には国内の仮想通貨取引所がおすすめです。リスクを扱う日本の取引所はCoincheckとbitflyerの2社だけですが、ともに取引手数料が無料なのでお得に買いやすい印象です。
海外ではリスクに対応した取引所が多く、日本語や日本円に対応していないため、言葉や文化の壁に悩む人もいるでしょう。仮想通貨取引に慣れていないうちは、海外よりも国内の取引所を使って感覚を養うことがおすすめです。
国内でリスクが買えるうちは、日本の取引所を使った方がお得に売買できる可能性があります。特に初心者はCoincheckが使いやすく、リスクに投資するとよいでしょう。
リスク (Lisk/LSK) のおすすめ取引所での買い方・購入方法
これからリスクを買うための備えとして、取引所別の購入方法を紹介します。多くの手順で画像を交えた解説を行うので、わからなくなったときは本記事で紹介した画像を追いつつ進めるとよいでしょう。
Coincheck (コインチェック) での買い方
ホーム画面左側にメニューがあるので「コイン購入」をクリックします。
通貨リストからリスクを選びましょう。 支払い通貨は日本円のほかにビットコインも選べます。数量を指定すると現時点でのレートと支払い金額が出ます。内容に間違いがなければ購入ボタンをクリックしましょう。
Coincheckは販売所形式があるため、簡単な手順でリスクを購入できます。
bitflyer (ビットフライヤー) での買い方
ホーム画面左側のメニューより「アルトコイン販売所」を選びましょう。通貨リストよりリスクを選べば買えます。数量を指定すると日本円相当額が出るので確認します。内容に間違いがなければ購入ボタンをクリックします。
bitflyerでも簡単な手順でリスクを購入でき、売却用ボタンもともなっているので利便性が高い印象です。
Binance (バイナンス) での買い方
Binanceのメニュー欄は上部にあるので、そこから「Trade」→「Basic」とつなぎましょう。
取引画面右側で通貨ペアを指定できます。ここでは支払通貨をビットコインとしています。下の検索欄で注文対象の仮想通貨を指定できるので「LSK」と検索し、「LSK/BTC」というペアを選びましょう。
注文スペースは取引画面の中央下部にあります。指値注文の「Limit」を形式に選び、1枚あたりの希望価格や数量を入力します。支払金額が出るので間違いがなければ購入ボタンを押しましょう。
リスク (Lisk/LSK) のおすすめ取引所ランキングまとめ
リスクはスマートコントラクトを使っていることから、高速送金や契約の自動化を期待できるため、高い将来性を望めます。アプリなどの開発ベースに使えることも特徴です。海外だけでなく、国内の取引所でも手数料無料で買えます。
今回の記事でリスクが気になった方は、複数の取引所を比べて、お得な条件で売買できる体制を整えましょう。