- 独自のコンセンサスアルゴリズムで高速で安定した処理が可能
- JavaScriptで作られた活性化しやすい暗号資産 (仮想通貨)
- 国内取引所のCoincheck (コインチェック) でも購入可能
暗号資産 (仮想通貨) の世界は日々新しいものが生まれてくるのが日常茶飯事です。そんな数多くの暗号資産 (仮想通貨) の中から一体どの通貨を購入するのがおすすめなのかわからなくなる人もいるでしょう。
そこで、暗号資産の中でもここ最近注目を浴びているものとして、アイオーエスティー (IOST) といわれるものを紹介します。アイオーエスティー (IOST) は将来性はもちろん、技術に優れた暗号資産 (仮想通貨) です。
本記事では、アイオーエスティー (IOST) の特徴や取引方法、おすすめの取引所を紹介するので興味がある方はぜひ最後まで読んでいきましょう。
アイオーエスティー (IOST) とは
通貨名 | アイオーエスティー |
通貨シンボル | IOST |
通貨リリース | 2018年1月11日 |
発行上限枚数 | 210億枚 |
トークン規格 | ERC-20 |
公式サイト | https://iost.io/ |
公式Twitter | https://twitter.com/iost_official |
公式Telegram | https://t.me/officialiosjapanese |
アイオーエスティー (IOST) はInternet of Services Token (インターネット・オブ・サービス・トークン) の略称です。独自のコンセンサスアルゴリズムにより、高い情報処理能力と非中央集権型の取引ができます。
国内では既に医療現場での患者データの使用や再生可能エネルギーの取引システムの実証実験など今後さらなる活用が期待されています。また、セキュリティ面においてもクレジットカード同様レベルで活用されることを目指し日々ブロックチェーンの技術向上に向けて取り組んでいる特徴もあります。
尚、上の表をみての通りERC20規格で発行上限枚数は210億枚、リリース日は2018年1月11日となっていて、ここ2年で急成長している暗号資産 (仮想通貨) でもあります。
アイオーエスティー (IOST) の特徴
独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」を採用
通常の非中央集権型の暗号資産 (仮想通貨) の場合は、担保がなければ運営することができません。ですが、アイオーエスティー (IOST) は独自のコンセンサスアルゴリズム「PoB」を採用しており担保なしでも運営ができています。
その独自のコンセンサスアルゴリズムにより高速な処理をすることが可能で、1つのブロック対応率を上げているのも特徴的です。また、アイオーエスティー (IOST) はDeFi分野に進出し今後も注目されることが期待されている暗号資産 (仮想通貨) であり、我々の生活を便利にしてくれる暗号資産 (仮想通貨) であるともいわれています。
スケーラビリティ問題を解決するシャーディング技術
アイオーエスティー (IOST) の高速処理の秘密はシャーディング技術にあるといわれています。シャーディング技術とは、ある取引データが正しいかどうか確認する作業をグループごとに分けて効率的に処理する方法のことです。
具体的には、メインチェーンで処理するものをサイドチェーンで処理をしてメインチェーンの負担を軽くする仕組みのことです。シャーディングは高速処理と非中央集権化の両立化に必要な技術であり、アイオーエスティー (IOST) の重要な技術となっています。
また、シャーディング自体はイーサリアム2.0でも導入計画があり、アイオーエスティー (IOST) 以外でも使われていて市場で注目されている技術です。
ノードを削減できる
アイオーエスティー (IOST) はノードを削除できる特徴があり、システムパフォーマンスが安定しやすくストレージコストをかけずに高速処理を実現できます。通常はノードになる際には全て過去のブロックデータをブロックチェーンに保存しなければなりません。
そのためストレージコストがかかり、サーバー側の負担が大きくシステムパフォーマンスが低下する恐れがあります。それに比べてアイオーエスティー (IOST) はマイクロステートブロックと呼ばれるチェックポイントを設定して最新のブロックを保存でき、ノードの削除を可能にしているのです。
JavaScriptでスマートコントラクトを開発可能
アイオーエスティー (IOST) はJavaScriptというプログラミング言語で書かれていて、エンジニアの方であればシステムの理解がしやすく、Dapps開発への参入障壁が低くて活性化しやすい特徴があります。
活性化すればアイオーエスティー (IOST) の技術が広く認知され、価格上昇やさらなる拡大に繋がる可能性もあります。
アイオーエスティー (IOST) の取引所のおすすめな選び方
サービスの使い勝手
暗号資産 (仮想通貨) を取引する際はパソコンもしくはスマホで取引する人が多いはずです。その際にみて頂きたいのがサービスの使いやすさです。売買する際のボタンの位置や、分析するためのツールが取り扱われているかみておくと良いでしょう。
また、サーバーが安定しているかどうかも大切です。不安定なサーバーで取引をすると売買のチャンスを逃したり、資産を失ってしまったり、トラブル発生の原因になります。なので、総合的にみて分かりやすくて使いやすい取引所であるかどうかみておきましょう。
管理体制
自分の暗号資産 (仮想通貨) を守るためにも管理体制がどのように運営されているのかチェックしておきましょう。セキュリティ面がしっかりとなされていないところを選んでしまうとハッキングやサーバー攻撃に遭われてしまい資産が一夜にして失われてしまう可能性があります。
また取引はサーバーを通じて行われるため、サーバーの強度や顧客の資産と取引所の資産を分別して管理されているのかも確認しておきましょう。分別管理が行われていれば、万が一資産を失ったとしても資産が戻ってくる場合があります。
なので、安全で安心に取引できる取引所であるかどうかは重要なポイントとなります。
会社の信頼性
暗号資産 (仮想通貨) 取引所の中には運営元が不明なところも存在します。運営元の情報が不透明なところで取引してしまうとセキュリティ面の問題や資産を失うトラブルに遭われてしまう可能性が高いです。
なので、取引所を選ぶ際はどこが運営元であるのか、株主にどういった企業がいるのか確認しておくと良いでしょう。信頼できる企業の取引所を選んでおけばサービスの質が良く、セキュリティ面も強固であるところがほとんどです。
また、いざという時に大事な資産が失われてもしっかりと対応してくれる企業が多く、安心して取引することができます。
取扱通貨数
取扱通貨数は取引所によって違います。多いところだと100種類以上の暗号資産 (仮想通貨) を取り扱っているところもありますが、少ないところだと3〜4種類のところもあります。
初めて暗号資産 (仮想通貨) の購入をするのであれば、お試しで取扱通貨数が少ないところを選んで取引するのも良いですが、取引をすると次第に他の暗号資産 (仮想通貨) を購入したくなる可能性もあるでしょう。
なので、基本的には取扱通貨数が多い取引所を選んでおくのが無難です。
手数料・スプレッドの安さ
暗号資産 (仮想通貨) 取引で少しでも多くの利益を得たいと思うのであれば、手数料やスプレッドの安さをみておくのもポイントです。手数料も取引所によって違っていて、入金だけで400円〜700円のとこもあれば、無料のところもあります。
出金も同様で、無料なところがある一方で手数料が取られる取引所がいくつかあります。また、スプレッドといって売買の差額が狭い取引所を選んでおくと良いでしょう。基本的に取引においてスプレッドより価格が上がらなければ利益が出ない仕組みとなっています。
そのためスプレッド幅は狭い方が利益が得やすく、長期的な取引を考えるのであればなるべく手数料が低いところを選んでおくのが無難です。取引の回数が多くなることが予想される方は手数料で差がついてしまうので注意しましょう。
アイオーエスティー (IOST) の購入におすすめな国内取引所ランキング
1位 Coincheck (コインチェック)
Coincheck (コインチェック) は国内の暗号資産 (仮想通貨) 取引所の中でも、取扱通貨数15種類と最多であり、初心者でも分かりやすいインターフェースが特徴的で簡単に取引できます。
さらに、スマホウェジット機能も使えていつでも簡単に価格をチェックすることが可能であり、クレジットカードにも対応しています。そのため、取引開始が容易であり、暗号資産 (仮想通貨) 投資を始めるのに最適な取引所です。
また、東証一部上場企業のマネックスグループが主体となってセキュリティ体制も万全な状態であり、全通貨に対するコールドウォレット化も既に完了しているため安心して取引できます。
アイオーエスティー (IOST) の購入におすすめな海外取引所ランキング
1位 BINANCE (バイナンス)
BINANCE (バイナンス) は海外取引所の中でも初心者向きであり、インターフェースも分かりやすく日本語にも対応しています。ビットコインやイーサリアムといった主要な暗号資産 (仮想通貨) の取扱はもちろん、多数のアルトコインも取り扱っているため、ビットコイン以外のマイナーな暗号資産 (仮想通貨) にも投資してみたい方にはおすすめです。
また、BINANCE (バイナンス) は数ある海外取引所の中でも手数料が良心的であり、なんと一律0.1%で取引できます。さらに手数料を安くする方法として、BNBといわれるBINANCE (バイナンス) の取引所トークンで手数料を支払うように設定しておくと0.05%で取引も可能です。
さらに魅力的なポイントとして、BINANCE (バイナンス) は運営側の声を大切にして上場する暗号資産 (仮想通貨) を決めたり、セキュリティ面に力を入れたり、メディアや多くのユーザーから高い評価を受けています。
2位 bithumb (ビッサム)
bithumb (ビッサム) は韓国最大の大手取引所であり、会員数はなんと80万人以上で、その中の約70%が韓国のユーザーを占めています。全体の取引量も60%を占めるなどユーザーから熱い支持を受けている取引所です。
また、日本語にも対応していて初めて海外取引所を使われる方でも安心して取引することができ、かつて大規模なハッキング被害に遭われた反省から堅牢なセキュリティ体制が整っています。
また、bitthumb (ビッサム) に上場した通貨は急騰することが多く、上場予定の暗号資産 (仮想通貨) に注目しておくと大幅な利益を得られる可能性もあります。
3位 OKEx (オーケーイーエックス)
中国の暗号資産 (仮想通貨) 取引所の中で最大級を誇り、中国国内の厳しい規制を受けつつもユーザーに大変人気な取引所です。ユーザー数が多いため、取引がスムーズであり、取引できないといった心配はない様子です。
また、国内取引所であるBitbank (ビットバンク) が正規取次店なので安心感もあります。さらに、面白い機能として自動レンディング機能が搭載されていて、自分の資産を他人に貸し出して手数料をもらい利益を得ることもできます。
万が一、貸し倒れてしまっても補償される保健機能もあるため、レンディング機能に興味がある方は挑戦してみても良いでしょう。
各取引所のアイオーエスティー (IOST) 取引手数料比較
取引所 | 入金手数料 | 取引手数料 | 出金手数料 |
Coincheck | 700円〜1018円 | 無料 | 407円 |
BINANCE | 無料 | 0.02%〜0.1% | 2% |
bithumb | 無料 | 0.04%〜0.25% | 1% |
OKEx | 無料 | 0.1%〜0.15% | 100IOST |
上の表は本記事で紹介している取引所の手数料一覧です。それぞれ、入金手数料が無料であったり、取引手数料で数%取られたり、様々な体制で運営がなされているので、どの取引所で取引したら手数料を安く抑えられるか事前に確認してから売買を行うと良いでしょう。
アイオーエスティー (IOST) の通貨ペア
取引所 | 通貨ペア |
Coincheck | IOST/JPY |
BINANCE | IOST/USDT IOST/BTC IOST/BNB IOST/ETH IOST/BUSD |
bithumb | IOST/KRW |
OKEx | IOST/USDT IOST/BTC IOST/ETH |
上の表をみて頂くと、通貨ペアが多いBINACE (バイナンス) が特徴的であり、暗号資産 (仮想通貨) を既にいくつか持っている方であればBINANCE (バイナンス) の利用がおすすめです。
また、気軽に日本円で購入するのであればCoincheck (コインチェック) 一択になるので、海外取引所の利用に慣れていない方はそちらで購入されると良いでしょう。
取引所でのアイオーエスティー (IOST) 取引方法
現物取引
現物取引とは実際に法定通貨などで暗号資産 (仮想通貨) を購入することをいいます。つまり、通常の物を購入するイメージを持って頂ければ分かりやすいでしょう。現物取引なので、手元にある資金以上の暗号資産 (仮想通貨) 購入はできません。
また、売却を行う際にはあらかじめ暗号資産 (仮想通貨) を持っていなければできないので覚えておきましょう。さらに詳しく解説すると、現物取引で売買する方法は2種類あり、取引所での売買もしくは販売所での売買があります。
取引所では、その取引所に口座を開設しているユーザー同士で売買する形式ですが、販売所の場合は取引所開設事業者を相手に売買することになります。尚、販売所での購入は簡単に取引できますが、その分手数料も含まれて割高になってしまう可能性があるため注意しましょう。
先物取引
先物取引とは将来のある価格において売買する方法のことをいいます。たとえば、アイオーエスティー (IOST) が現時点の価格から10,000円になったら購入するといった方法であり、その逆として持っているアイオーエスティー (IOST) を将来の価格で売却することも可能です。
ただ、取引所には先物取引が可能なところと不可能なところがあるため、先物取引をするのであれば、その取引所が先物取引に対応しているかどうか事前に確認しましょう。尚、ここではBINANCE (バイナンス) の例をあげますが、BINANCE (バイナンス) ではアイオーエスティー (IOST) の先物取引を2020年2月21日から開始しています。
尚、通貨ペアは「IOST/USDT」であり、レバレッジは最大で50倍となっています。先物取引を今後考えている方はぜひBINANCE (バイナンス) に登録しておきましょう。
アイオーエスティー (IOST) を取引所で購入後のおすすめな管理方法
My Ether Wallet
イーサリアムやイーサリアムクラシック、さらにイーサリアム上で開発された暗号資産 (仮想通貨) を保管できるのが、「MyEtherWallet」です。公式サイトからパソコンを通じて利用でき、ウォレットの種類としては「デスクトップウォレット」に該当します。
現在は用途や取引するコインに応じてウォレットを使い分けるのが主流ですが、その中でMyEtherWalletはイーサリアム系の暗号資産 (仮想通貨) のウォレットとして一番の人気を誇っています。
Trust Wallet
Trust Walletは40以上のブロックチェーンと16万以上の暗号資産 (仮想通貨) に対応している大変優秀なモバイルウォレットです。
Trust Wallet内で暗号資産 (仮想通貨) を購入でき、スマホ1つで快適な取引を行えます。暗号資産 (仮想通貨) のステーキングもできる多機能なウォレットです。
アイオーエスティー (IOST) の取引所に関するQ&A
アイオーエスティー (IOST) は今後どのような活用がなされますか?
アイオーエスティー (IOST) は通常のブロックチェーンとは違って、独自のコンセンサスアルゴリズムで高速な処理をすることが可能な非中央集権型の暗号資産 (仮想通貨) であり、今後は医療や電子証取引など多くの場所で活用されることでしょう。
現在は多くの企業や研究施設で様々な実験が行われていて、社会的に浸透できる技術であるかどうか検討が進められていますが、暗号資産 (仮想通貨) のビジネスでは既に取り入れられているところもあります。
アイオーエスティー (IOST) を購入するにはどこの取引所がおすすめですか?
まずは取引所を選ぶポイントをおさらいしましょう。取引所を選ぶポイントとしてはサービスが使いやすいか、セキュリティ体制や顧客の資産がきちんと管理されている体制がなされているかどうかが需要なポイントであると先程お伝えしました。
そのため、アイオーエスティー (IOST) を購入する際でもこれらのポイントに沿って信頼できる取引所を選んで頂くことが大切です。基本的には、本記事で紹介したCoincheck (コインチェック) やBINANCE (バイナンス) といった海外取引所であれば安心して取引できるのでおすすめです。
アイオーエスティー (IOST) のおすすめ取引所に関するまとめ
アイオーエスティー (IOST) は現在注目されている暗号資産 (仮想通貨) であり購入を検討される方が多いのではないでしょうか。幸い、Coincheck (コインチェック) でも取引可能なため、日本円でも気軽に購入ができ初心者にもおすすめの暗号資産 (仮想通貨) です。
また、現時点 (2021年3月21日) の価格はそこまで高額ではないため、取引するのであれば今のうちに購入しておくのが良いでしょう。さらに、本記事でも解説したようにアイオーエスティー (IOST) の技術は将来性があり、幅広く普及する可能性もあります。
今後、多くの人に認知度が広がれば急激な価格上昇も考えられるので、購入を考えてみてはいかがでしょうか。