- モナコインは2ちゃんねる発・日本発祥の仮想通貨
- 世界で初めてSegwitを導入するなど技術的な評価は高い
- 2019年5月のCoincheckへの上場で3倍近くまで高騰した
「モナコインは将来性がないの?」そんな心配をされていませんか。確かにモナコインは他の仮想通貨プロジェクトとは違って、社会的な意義をもった仮想通貨ではありません。しかしモナコインは他の仮想通貨にはない魅力がたくさんあります。そこで本記事では、モナコインの将来性についてくわしく解説します。
仮想通貨の2020年・2021年相場予想
モナコイン (MonaCoin/MONA) とは
モナコイン (MonaCoin/MONA) の基本情報
仮想通貨名 | MONA (モナコイン) |
発行開始年月 | 2014年1月 |
発行上限枚数 | 1億512万枚 |
コンセンサスアルゴリズム | PoW |
公式サイト | https://monacoin.org/ |
モナコインは巨大掲示板サイト2ちゃんねる (現5ちゃんねる) から誕生した仮想通貨です。モナコインのロゴマークには2ちゃんねるで有名なアスキーアートの「モナー」が描かれています。モナコインのコードはライトコインをベースにしています。2019年7月現在の仮想通貨時価総額順位は50位となっています。
日本発祥の通貨のため日本人に非常に人気があり、国内取引所においても取扱数は多いです。海外での知名度は、残念ながらそれほど高くはありません。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の特徴
特徴1 ネット掲示板「2ch」から生まれた仮想通貨
モナコインは巨大掲示板サイト「2ch」のソフトウェア板の書き込みから誕生した仮想通貨です。ハンドルネーム2chpool ◆bzJIFpVqts氏 (Watanabe氏) によって公式サイトやメインチェーンが立ち上げられました。2chpool ◆bzJIFpVqts氏 (Watanabe氏) はもともとライトコインのマイニングプール「2chpool」を運営・管理していた技術者です。
開発の経緯からおわかりいただけるとおり、何か社会的な問題を解決するために開発された通貨ではありません。仮想通貨好きが集まって、なんとなく「2chの独自通貨を作ろう」とノリで作ったような仮想通貨かもしれません。
ただ2013~2014年の仮想通貨の黎明期にモナコインを立ち上げていることから、ビットコインの掲げる、自由で何者にも支配されない通貨という理念に共感して作られた通貨ということはいえるでしょう。ですから開発者が主体となるのではなく、投げ銭やユーザーによるアプリ開発などコミュニティを主体として発展することを目指しているようです。
特徴2 世界ではじめてSegwitを導入!
モナコインは世界ではじめてSegwitという技術を導入しました。Segwitとは、1度に大量の送金が起こったときに送金詰まりを起こしてしまうというブロックチェーンの問題を解決するための技術です。1取引あたりのデータ量を圧縮し1ブロックに収められる取引数を増やすことで、ブロックチェーンの処理能力を向上させるというものです。
ビットコインやライトコインといったメジャーな通貨に先駆けてこのSegwitをモナコインは導入しています。モナコインは技術的に非常に優れている通貨といえるでしょう。
特徴3 モナコイン (MonaCoin/MONA) は送金スピードが速い!
モナコインのブロック生成速度は1.5分です。ビットコインのブロック生成速度は10分ですので、ビットコインよりも送金スピードは速いです。
特徴4 アトミックスワップの導入でモナコイン (MonaCoin/MONA) をかんたん送金・受け取り
2018年1月、モナコインはアトミックスワップのテストに成功しています。アトミックスワップとは異なる仮想通貨同士を仮想通貨取引所を通さず個人間で交換できるしくみのこと。テストではビットコインとの交換に成功しました。このニュースを受けてモナコインの価格は大きく上昇しました。
特徴5 モナコイン (MonaCoin/MONA) を中心としたコミュニティが熱い!
モナコインはファンが多く、コミュニティ活動が非常に活発です。代表的なサイトはAsk Monaという掲示板サイトで、投稿するとモナコインをもらったり投稿者にモナコインをあげたりできます。
またモナコインは投機としてではなく、活用することが中心となっている珍しい通貨といえるかもしれません。2019年9月にサービスが停止されたtipmonaはツイッター上でモナコインを送付できるサービスです。ユーザーは盛んにモナコインを「投げ銭」し、贈り合っています。
もともとコミュニティから発生した仮想通貨ですので、コミュニティを中心として活用が進んでいます。
特徴6 モナコイン (MonaCoin/MONA) を使えるお店が多い!
モナコインを支持する人々によって、モナコインを決済に使うお店も増えています。
たとえば愛媛県にある、モナコインとBTC-Lightning決済に対応した文具屋「モナ文具」です。コミックマーケットの一部のサークルにおいても、モナコイン払いに対応しているようです。
特徴7 ライトコイン (Litecoin/LTC) をベースに作られている!
モナコインはライトコインをベースにして作られています。
ライトコインは時価総額第4位の仮想通貨で、特に欧米で決済用通貨として普及が進んでいます。しっかりとした通貨をベースとしていますので、モナコインは安全性が高いといえるでしょう。
モナコイン (MonaCoin/MONA) のマイニング
モナコインはコンセンサスアルゴリズムにPoWを採用しています。マイニングするには他のコンピュータと同等、または演算能力の高いコンピューターを用意して参加する必要があります。
「vippool」というモナコイン専用のマイニングプールがありますので、このプールに登録して複数人の参加者と協力しながらマイニング報酬をもらうことも可能です。
モナコイン (MonaCoin/MONA) は将来性がある?それともない?
実用性が非常に高い!
モナコインは支払い通貨として実用性が非常に高いです。支払い通貨として使えるお店も増えていますし、日本発祥の通貨ということで支持する人も多くコミュニティも盤石です。
LINEが運営する取引所BITBOXへの上場
コミュニケーションアプリを提供するLINEが運営する仮想通貨取引所BITBOXでモナコインが取扱われています。取扱う取引所が増えていることは、モナコインが人気があり、信頼性が高い通貨であることを示しています。ただしBITBOXは国外向けの取引所のため、残念ながら日本国内からはアクセスできません。
ライブ配信サービスの「ツイキャス」にて配信可能
2018年4月、ライブ配信サービス「ツイキャス」がモナコインと提携しました。視聴者はライブの配信主に対してアイテムをプレゼントできるのですが、そのプレゼントの1つにモナコインが追加されました。ツイキャスを通じてモナコインの知名度が上がることが期待できます。ツイキャスのユーザー2500万人に対してモナコインをアピールできるでしょう。
2020年8月31日頃に半減期を予定
2020年はモナコインにとって勝負の年です。DMMFXがモナコインのレバレッジを取引をはじめるなど、今までモナコインが上場していなかった仮想通貨取引所でも取扱いを開始。
さらに2020年の夏頃には半減期を迎えます。2017年の半減期ではモナコインの価格が急上昇したため2020年も価格の高騰が期待されています。ただ半減期は明確にいつ起こるのかは定まっていません。8月31日前後からモナコインの動きに注目するようにしましょう。
2020年にモナコイン (MonaCoin/MONA) を買っておきたい5つの理由
これから仮想通貨をはじめようと考えているなら、2020年こそモナコインに注目しましょう。モナコインが買いの理由には、以下の5つが挙がります。
- 決済時に使えるサービスが多い
- 投げ銭システムが充実している
- コミュニティの結束の強さ
- 国内で需要が高まると広がる通貨
- デジタルコンテンツ市場での強み
このようにモナコインには、ビットコインやイーサリアムなど他の人気仮想通貨にもない特徴があります。コミュニティの強さなどをバックに、独自の成長過程をみせてきた仮想通貨なので、将来性は高いでしょう。
この章ではモナコインに考えられるメリット5つをそれぞれ解説します。
モナコイン (MonaCoin/MONA)は決済時に使えるサービスが多い
モナコインは決済手段として使えるサービスの多さがポイントです。もともと普通のお金と同じ感覚で開発を受けた仮想通貨で、決済手段としての実用化も進んでいます。
これらの理由から、モナコインで決済できる店舗も増えてきました。代表例として以下の3つのサービスを紹介するので、興味があれば利用してみましょう。
- Monappy
- Bitcoinmall
- amaten
Monappy
モナピーとは、モナコインユーザーによるコミュニティサイトです。「メモログ」としてブログ記事を公開できたり、イラストを出し合ったりもできます。会員同士で商品を出し合いモナコイン払いで取引できるのも特徴です。
モナコインユーザー同士で純粋に楽しみたい人には、モナピーがおすすめです。
Bitcoinmall
仮想通貨で決済できるネットショッピングサイトです。ビットコインの名前がありますが、モナコインも使えるので安心してください。
モナコインが関わっているショッピングサイトにおいて、ハイレベルな品揃えが特徴です。特にパソコン周辺機器が充実しているので、デジタル系の趣味や仕事をしている人は要チェックでしょう。
amaten
アマテンは電子ギフト券の売買を目的としたサイトです。決済手段としてビットコインとモナコインが使えるので、お得な買い物をしたいと思ったらアクセスしてみましょう。
いらなくなったギフト券を売って仮想通貨を稼ぐことも可能です。アマテンは商品をギフト券に、決済手段が仮想通貨に特化しているマーケットサイトと考えましょう。
更に広がる「投げ銭」システム
モナコインは投げ銭システムとしても使えます。コミュニティ内なら、お気に入りのユーザーにチップ感覚でモナコインを渡せる形です。
コミュニティ内ではモナコインによる投げ銭を「モナゲ」と呼ぶほど、このシステムは発展しています。現在でもTwitCastingなどでできるので、興味があったらモナゲをしてみませんか。
TwitCasting
TwitCastingは、無料ライブ配信サービスで、誰でも気軽に生で動画を配信できます。通称「ツイキャス」として、現在も有名人を含めて多くの人から支持を集めており、将来性の高いサイトです。
主に中高生から人気を集めており、個性的な動画の数々をライブで楽しめるだけでなく、投げ銭もできます。
同じライブ配信サービスでも「ニコニコ生放送」などは有料です。
そのため、お金をかけず手軽に動画を出せる点もTwitCastingの魅力で、ライブ内容がよければ投げ銭で稼げるでしょう。
2018年4月からツイキャスはモナコインウォレット機能を追加したので、モナコインを使った投げ銭ができるようになりました。
世間での知名度が高いうえ、モナコインコミュニティとしても注目のサイトとして発展しています。
モナコイン (MonaCoin/MONA) コミュニティの結束の強さ
モナコインの結束の強さは、仮想通貨業界でも有名です。開発の大部分には一般のボランティアが関わっていますが、新しい技術や宣伝活動などで多くの人を引きつけています。
モナコインの開発はほとんどがボランティア
モナコインの開発に関わっているのは、多くがボランティアです。開発に協力したいと思ったら誰でも参加できる雰囲気が、他の仮想通貨にはない特徴でしょう。
仮想通貨の新技術や積極的な宣伝活動などで話題になってきたモナコインですが、そうした実績もアットホームな雰囲気が背景になっているのでしょう。他の人気通貨でも開発者同士の結束の強さをアピールすることはないので、モナコインは貴重な存在と考えられます。
仮想通貨が好きなボランティアの愛情を受けて育っているのが、モナコイン最大の特徴といえます。コミュニティの結束力の強さで、将来の展望にも期待ができるでしょう。
モナコインから新しい仮想通貨技術が生まれている
モナコインからはSegwitやアトミックスワップといった新しい技術が生まれています。これらは今や仮想通貨では欠かせない技術ですが、モナコイン開発に関わったボランティアによりできあがった点は見逃せません。
Segwitは取引スピードのアップをサポートするデータ処理技術です。Segwitのおかげで、注文がすぐに取引成立になったり、急ぎの用事でも送金がスピーディにすんだりするので、助かる人も多いでしょう。
アトミックスワップは仲介業者のような第3者を介することなく、買いたい人と売りたい人だけで仮想通貨の取引を成立させるための特殊技術です。第3者が入らないおかげで、こちらでも取引を速くすませられます。
Segwitもアトミックスワップも現在では仮想通貨の技術で重要ですが、これらはともにモナコインを開発するボランティアが生み出しました。
モナコインの独特な宣伝活動
モナコインでは、独特な宣伝活動も見逃せません。たとえば2017年10月末には、個人投資家である田中氏が130万円をつぎこんで、秋葉原の街頭ビジョンにモナコインの広告動画を流して話題になりました。
ソバチョク氏は、AskMonaというモナコインコミュニティサイトにて、オリジナルのモナコイン240枚の無料配布を行っています。1枚1000円以上の制作費だったそうで、240万円以上の出費でしたが、無料なので見返りはありません。
他にもモナコイン所有者によるロゴ入りポーチやクッキーの配布が行われるなど、モナコインコミュニティにおける活動は独特ながらも力が入っています。今後モナコイン界隈でどのような話題が出るかにも注目しましょう。
モナコイン (MonaCoin/MONA) は国内での需要が高まると発展する通貨
モナコインは国内での需要が強いので、日本での人気の高まりがカギになります。仮想通貨としては貴重な日本産で、Segwitやアトミックスワップなどの技術を生み出した関係から、信頼性は高いでしょう。
国内で複数の仮想通貨取引所がモナコインを扱っているので、手軽に入手できます。2020年には半減期による需要アップにも期待がかかるでしょう。以上から、日本人による需要が高まれば、モナコインが仮想通貨市場を盛り上げる可能性があります。
国内でモナコインを扱う仮想通貨取引所がある
モナコインは2020年9月現在、国内では主に以下の取引所で購入可能です。
- CoinCheck
- DMM Bitcoin
- bitbank
- bitFlyer
- Zaif
特に2019年度9月からCoincheckでモナコインが買えるようになったのが大きいでしょう。Coincheckは取引やチャート、手続きなど各ページの画面がわかりやすく、売買手数料もかからないので、初心者向きとして国内トップクラスの人気を誇ります。
Coincheckに限らず、自身に合った取引所を選び、モナコインを試しに買ってみてはいかがでしょうか。
公式サイトや情報が日本語
モナコインは日本でできた仮想通貨なので、公式発表のほとんどが日本語です。他の仮想通貨は英語など外国の言葉で公式発表をするので、内容がわからず悩む人もいるでしょう。しかしモナコインではそうした心配がいりません。
公式サイトやTwitterも常に日本語なので、親近感を持てるのがモナコインの特徴です。日本製だからこその信頼がおける雰囲気があります。
2020年は半減期により、さらなる需要アップも
モナコインは2020年9月に半減期を迎えたことで、需要アップを期待できます。
仮想通貨にはマイニングというルールがあります。特定の作業者が、仮想通貨の取引が正しく行われているかを検証し、クリアするたびに報酬をもらう形です。半減期になるとマイニングの報酬が半分に減るので、仮想通貨の取引が成立しづらくなります。
今までどおりに多くの人がモナコインをほしいと思っても、半減期の影響で取引が成立する回数が少なくなる見通しです。そうすればモナコインの価値がアップするかもしれません。
2020年9月に迎えたモナコインの半減期は、市場に好影響をもたらすでしょう。
デジタルコンテンツ市場で強みをみせる
モナコインはデジタルコンテンツ市場において活躍の可能性が高まっています。アニメやゲーム、マンガなどいわゆる「オタク」文化との結びつきから、モナコインの知名度がアップする可能性に注目です。
デジタルコンテンツの現在の流れと、モナコインとの相性のよさという2つの観点から解説します。
現在のデジタルコンテンツの発展
現代社会では、デジタルコンテンツの発展が目立ちます。当初はアニメやゲームなどがオタクを中心に人気を極めていました。しかし現在はYouTubeやNetflixなどの動画配信サービス、Twitter、InstagramなどのSNSといった新時代のデジタル文化が盛り上がっています。
エンターテイメントの大部分にデジタル的な要素が関わっています。今後はAIやコンピューター技術の発展も加わり、さらなるデジタルコンテンツの進化をみることになりそうです。
モナコインはデジタルコンテンツと相性がよい
モナコインは現在のデジタル化社会と相性がよいといえます。モナコインに限らず仮想通貨自体がインターネット空間だけに存在するため、多くのデジタルコンテンツとの結びつきを期待できるからです。
すでにTwitCastingのような動画配信サービスや、モナコイン決済によるネットショップやオークションが登場しています。モナコインはデジタル文化を味方に、さらなる発展が望めるでしょう。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の価格とチャート分析
モナコインの過去のチャートと出来事を振り返ってみましょう。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の現在のチャート
2020年5月現在、モナコインの価格は150円程度に落ち着いています。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の歴史
Segwitの搭載で価格が上昇 (2017年4月)
モナコインは2017年4月16日にSegwitに対応しました。発表は2ちゃんねる内の掲示板で行われました。Segwitへの対応についての期待で実装数日前から徐々に価格が上昇しています。4月上旬の価格と4月20日ごろの価格を比べると+220%と大きく価格が上昇しました。
半減期で再び価格が上昇 (2017年7月)
2017年7月16日、モナコインは半減期を迎えました。半減期とはマイニング報酬が従来の報酬の半分になるタイミングのことで、多くの通貨が半減期を迎える前後で価格上昇しています。モナコインの場合は半減期を迎える2週間ほど前の7月1日に100円台をマークしましたが、その後価格は下落しました。
bitFlyer (ビットフライヤー) での上場で高騰 (2017年10月)
2017年10月2日、大手仮想通貨取引所bitFlyerがモナコインの取扱いを開始しました。取扱い開始直後の値動きはほとんどありませんでしたが、10月中旬に+770%と大暴騰しています。
一時2400円台に!価格上昇の理由は? (2017年12月)
モナコインは2017年11月下旬から12月上旬にかけて大きく価格を伸ばし、一時2,400円台を記録しました。bitFlyerのアメリカ向けの取引所bitFlyer USAの公式ツイッターが11月28日に重大発表を行うとツイートし、アメリカでのサービス開始予告という見方が強まったことが影響しています。bitFlyerが取扱うモナコインも上場するのではという見方が出てモナコインは暴騰しました。
ただ実際にbitFlyerUSAにモナコインが上場することはなく、12月6日をピークに徐々に価格が下がりはじめました。
モナコインは一気に急降下!チャートから見る暴落理由 (2018年1月)
2018年1月のモナコインはどんどん価格を減少させていっています。1月だけでマイナス50%もの価格が減少しました。他の通貨も同じように下落しており、加熱しすぎた仮想通貨市場のバブルが弾けて、一気に価格が下落していきました。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の約3倍の価格上昇! (2018年12月の年末)
2018年を通じてほとんどの通貨は下落相場でした。しかしモナコインは2018年12月に価格を上昇させています。12月17日~19日にかけて+130%の高騰を見せています。ただこのときは特にファンダメンタル的な要素は確認されていません。
Coincheckが取扱いを開始したことで高騰
2019年に入ってから、モナコインは2度急騰しています。1つ目は2018年10月にハッキングを受けて停止していたZaifが、モナコインの取引を再開すると発表した4月19日ごろ。20日~22日にかけて+92%の暴騰となりました。
2つ目の急騰ポイントはCoincheckがモナコインを取扱うと発表した5月31日ごろです。実際に取扱いが開始された6月5日までに、一時+250%高を記録しました。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の価格は上がるの?将来の儲けのタイミングを分析
大手取引所に上場
仮想通貨の価格が上昇するポイントは、大手の仮想通貨取引所へ上場するタイミングです。実際Coincheckが取扱いの開始を発表した2019年5月に、モナコインは3倍近く価格を上昇させています。日本の取引所でまだモナコインを取扱っていない取引所は多いので、期待しながら待つとよいでしょう。
モナコインを取扱いしていない国内取引所は次のとおりです。
- BITPoint
- GMOコイン
- Liquid by Quoine
コミケでの主流通貨になる
モナコインはコミュニティ性が非常に強いという特徴があります。普通の支払い通貨として普及させるよりも、よりマニアックな分野、コミュニティが強い分野で普及させることが鍵となるかもしれません。たとえばコミックマーケットです。通称コミケと呼ばれるコミックマーケットとは、同人誌の即売会です。経済効果は180億円とも言われるオタクの祭典です。
コミュニティ性が強いコミケでモナコイン支払いを普及させることで、モナコインの知名度が一般に広がるきっかけとなるかもしれません。実際仮想通貨払いに対応するとお釣りを用意しなくてよくなるので、利便性も向上するはずです。
モナコイン (MonaCoin/MONA) が購入できるおすすめ取引所
Coincheck (コインチェック)

- 取扱通貨
- 27銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料取引所:無料
- 最大レバレッジ
- -
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
Coincheck (コインチェック) は、2012年8月設立の日本の老舗暗号資産(仮想通貨)取引所です。東証プライム上場企業であるマネックスグループが主要株主になっており、セキュリティがしっかりとしています。また、スマホアプリが使いやすいと評判で、初心者にたいして門戸が広い取引所です。
国内最多の13種類の仮想通貨を取り扱っているのがCoincheckです。販売所形式なので、初心者の方でもかんたんに購入できることが特徴です。
スマホアプリの評判がよく、かんたんに売買ができるUI (ユーザーインターフェース) は初心者にやさしい取引所として人気を誇っています。モナコインの取引をはじめて行おうと考えている方におすすめです。さらに2018年4月マネックスグループ株式会社の完全子会社傘下に入り、経営体制・内部管理体制などの抜本的な改革を実行。万全のセキュリティ体制で初心者でも安心してはじめられます。
bitbank (ビットバンク)

- 取扱通貨
- 30銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:無料
- 最大レバレッジ
- -
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
bitbank (ビットバンク) は、リップル社公式の取引量ランキング「XRP Market」の過去30日間統計において、11,749,018,567.14USD を記録し、XRP (リップル) の取引量世界No.1に選ばれました。
bitbankでは板取引形式でモナコインを購入できます。
bitbankは、国内取引所の中で最も大きな取引高を誇っていることが特徴。メイカー手数料はマイナスなので、リベートをもらいながら購入できるでしょう。
仮想通貨取引への規制が強かった国内でNo.1を誇っていることからも、bitbankはピカイチの信頼性を持っていることがわかります。登録は無料ですので、興味のある方はとりあえず登録してみるのもよいでしょう。
DMM Bitcoin (DMM ビットコイン)

- 取扱通貨
- 33銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:-
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
DMM Bitcoinは、DMMグループの子会社である株式会社DMM Bitcoinが運営する仮想通貨取引所です。豊富な種類のアルトコインでレバレッジ取引ができる点が大きな魅力となっています。さらに、DMMグループで培われたセキュリティ体制や使いやすさと高機能を追求した取引ツールなども魅力です。
2020年2月からDMM Bitcoinでもモナコインの取引ができるようになりました。DMM Bitcoinの最大の特徴は販売所にもかかわらず手数料が無料であるところです。
モナコイン (MonaCoin/MONA) の今後・将来性まとめ
Coincheckへの上場により、大きく価格が上場したモナコイン。コミュニティへの普及によってその将来性は大きく変わります。日本発祥の通貨ということで根強いファンが多いため、決済用通貨としての用途が広がっていくかもしれません。