- bitFlyerには定時と臨時のメンテナンスがある
- 定時メンテナンスは午前4時から10分間
- 臨時メンテナンスは年数回行われ、数時間かかる
この記事ではbitFlyerのメンテナンスに対する対策とメンテナンス情報の知り方について解説します。
bitFlyerのメンテンナンス期間内は、新規の注文ができず、事前に出していた注文も約定されません。そのため、メンテナンス時に相場が急騰・暴落した際に思わぬ損失を被ってしまう場合があります。bitFlyerがメンテナンスで使えなくなる時間や、機能制限について知っておくことで最悪の事態を回避できるようにしましょう。
bitFlyer (ビットフライヤー) とは
bitFlyerは2014年に作られた仮想通貨取引所です。有名企業からの出資を受け、CMなどのメディア活動も積極的に展開しています。
日本で最もビットコインの取引額が高い (※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高 (差金決済/先物取引を含む)) とされ、2017年11月にはアメリカ、2018年にはEUでも仮想通貨交換業としてのライセンスを取得するなど、海外活動も精力的です。
bitFlyer (ビットフライヤー) のメンテナンス時間
bitFlyerのメンテナンスには2種類あり、定時と臨時に分かれています。それぞれを説明したうえで、過去の臨時メンテナンスも解説します。
定時メンテナンス
定時メンテナンスは毎日日本時間午前4時から10分間行われます。
メンテナンスの状況により延長されることもあります。経済活動が活発でない深夜帯にメンテナンスを行うことで、機能制限による取引所への影響を最小限に抑えています。
臨時メンテナンス
臨時メンテナンスはシステムの改修などで緊急的に行われるメンテナンスで、毎年数回行われます。この場合は2~3時間かかるケースが多いです。
基本的に臨時メンテナンスも深夜に行われることが多いですが、日中に行われることもあり、長い場合は6時間ほどかかる場合もあります。
実際に過去にあった臨時メンテナンス
過去の臨時メンテナンスの例をbitFlyer公式Twitterをもとに紹介します。
引用元:X (Twitter)
【臨時メンテナンスのお知らせ】bitFlyer Lightning(含 API)、ビットコイン簡単取引所の処理速度改善を目的としたサーバー増強に伴う臨時メンテナンスを下記の通り実施いたします。2017 年 9 月 27 日(水)午前 4 時~午前 6 時(日本時間)
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer)
こちらは2017年9月に行われたbitFlyerライトニングおよびビットコイン簡単取引所のシステム向上を目的とした臨時メンテナンスです。
処理速度の改善はユーザーの使いやすさに影響するので、それに対応するためのメンテナンスは重要です。時間帯を早朝に設けることで、多くのユーザーを機能制限によりなるべく阻害しないように配慮しています。
引用元:X (Twitter)
【臨時メンテナンスのお知らせ】12 月 11 日(火)午前 1 時~ 6 時(日本時間)に臨時メンテナンスを実施いたします。メンテナンス中は bitFlyer Lightning(API を含む)、ビットコイン簡単取引所の両サービスをご利用いただけなくなります。ご不便をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer)
こちらは2018年12月に行われた臨時メンテナンスを知らせる内容です。メンテナンス予定時間が5時間にも及ぶことから、チェックする範囲が大きいことがわかります。
引用元:X (Twitter)
【臨時メンテナンス延長のお知らせ】午前 6 時に終了を予定していた臨時メンテナンスを延長いたします。再開の時間は決まり次第お知らせいたします。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。※ サービス再開時には 5 分間の板寄せを実施します。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer)
臨時メンテナンスが予定通りに終わる見通しが立たず、延長のお知らせが出ました。
引用元:X (Twitter)
【臨時メンテナンス終了のお知らせ】午前 1 時より実施しておりましたメンテナンスが終了しました。bitFlyer Lightning(API を含む)、ビットコイン簡単取引所は午前 6 時 45 分より再開いたします。なお、再開時には 5 分間の板寄せを実施します。サービス再開が遅れたことをお詫び申し上げます。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer)
臨時メンテナンス終了が知らされるとともに、bitFlyerライトニングおよびビットコイン簡単取引所の再開時刻も予告しています。
bitFlyer (ビットフライヤー) のメンテナンス中にできなくなること
- 仮想通貨の取引・ログイン
- 仮想通貨の送金
- 全ての注文とキャンセル
bitFlyerのメンテナンス中は仮想通貨の取引や、メンテナンス時間内のログインができません。
また、ユーザーが事前に設定した指値や逆指値設定 (ストップロス)も反映されません。メンテナンス中も仮想通貨は値動きを続けているため、メンテナンス終了後に設定と異なる価格で約定 (取引成立)してしまうこともあります。これにより余計な損失をするケースも想定されます。
メンテナンス開始前に他の取引所への仮想通貨の移動、注文自体のキャンセル、ポジションクローズなどの対策をしておきましょう。
bitFlyer (ビットフライヤー) の臨時メンテナンス情報はどこから?
bitFlyerの臨時メンテナンス情報を知るには、公式Twitterをチェックして下さい。
Twitterのアカウントをフォローする
bitFlyerにアカウント登録 (口座開設)をしたら、bitFlyerの公式Twitterアカウントをフォローしましょう。
フォローによりビットフライヤーの関連情報をタイムラインで知ることができ、臨時メンテナンスの予告も簡単に知ることができます。
何も知らないでアクセスし、メンテナンスで身動きが取れないという事態を避けるために公式アカウントからの情報をチェックすることは大切です。
臨時メンテナンスを予告するツイートは以下のように公開されます。
引用元:X (Twitter)
【臨時メンテナンスのお知らせ】6 月 6 日(水)午前 4 時 ~ 午前 5 時頃(日本時間)に、サーバーパフォーマンス改善を目的とした臨時メンテナンスを実施いたします。通常のメンテナンス時間と異なりますのでご注意ください。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer)
TwitterでbitFlyer (ビットフライヤー) のメンテナンスを検索
他のツイートと同様、bitFlyerのメンテナンス情報も検索できます。Twitter内で「ビットフライヤー メンテナンス」などと検索することで同取引所の臨時メンテナンス情報を知ることができます。
メンテナンス情報を他のTwitterユーザーがリツイートなどで紹介してくれることもありますのでチェックしておきましょう。
bitFlyer (ビットフライヤー) のメンテナンスまとめ
bitFlyer (ビットフライヤー) では毎日午前4時からの定時メンテナンスに加え、年数回の臨時メンテナンスが行われます。
メンテナンス中は仮想通貨の取引や新たなログインなどができず、指値設定も無効になります。
Twitterなどで臨時メンテナンス情報をキャッチし、メンテナンス中の価格変動による余計な損失を避けるよう対策を施しましょう。