- bitFlyerは電話での問い合わせができる
- 登録電話番号を変更するには問い合わせフォームで申請後、電話による本人確認が必要
- SMS認証ができない方は、「機内モード」と「不明な差出人をフィルタする」がオンになっていないかチェックすべし
この記事では、仮想通貨取引所bitFlyerの電話番号に関連する情報をまとめています。具体的には、bitFlyerへ電話で問い合わせる方法や、登録している電話番号を変更する方法、電話番号認証がうまくいかないときの対処法について解説しています。
bitFlyer (ビットフライヤー) へ電話で問い合わせはできるか
bitFlyerへの問い合わせ方法は、以前はWebサイト上のメールフォームから行うものだけでしたが、2018年4月から電話での問い合わせができるようになりました。顧客対応品質の向上を目的として、電話の受付窓口が設置されています。
電話による問い合わせ
bitFlyerの電話の問い合わせ窓口は、次の3つです。
- 取引やサービスに関する問合せ: 03-6434-5864
- 不正ログインなど不正利用の相談: 03-6434-7957
- サービスに対する苦情や相談: 03-6434-7624
電話窓口の営業時間は平日 9 時 30 分 〜 17 時 30 分までで、通話料は有料となっています。
メールによる問い合わせ
bitFlyerでは、問い合わせフォームからの問い合わせにも対応しています。
問い合わせ内容を選択し、送信することで、自分のメールアドレス宛にメールで回答をもらえます。電話窓口の営業時間外や、急ぎの問い合わせでないときはこちらを利用すると良いでしょう。
苦情・紛争についての受付体制
2018年4月、bitFlyerは顧客応対品質向上を目的とした苦情・不正利用受付窓口開設しました。これは、資金決済に関する法律第63条の12および仮想通貨交換業者に関する内閣府令第25条に基づくものです。
これらの法律において、仮想通貨交換業に関する苦情処理措置及び紛争解決措置を仮想通貨交換事業者が講じるよう定められました。
bitFlyerの苦情受付窓口は以下のとおりです。
社内受付窓口 | bitFlyer経営戦略部カスタマーサービス |
住所 | 〒107-6208東京都港区赤坂 9-7-1ミッドタウン・タワー 8F |
問い合わせ手段1 | 電話番号:03-6434-7624(受付時間 平日9時30分~17時30分) |
問い合わせ手段2 | FAX番号:03-6435-5524 |
問い合わせ手段3 | お問合せフォーム |
bitFlyer (ビットフライヤー) へ登録している電話番号の変更方法
bitFlyerへ登録している電話番号の変更を中心に、住所や銀行口座、メールアドレス、パスワードの変更方法をまとめています。
電話番号の変更方法
携帯認証が済んでいる方は、bitFlyerの画面内での変更ができません。bitFlyerの問い合わせフォームに、変更後の携帯電話番号を入力し送付します。bitFlyerからの電話で本人確認が終わった後に変更されます。
携帯番号の認証が済んでいない方は、ログイン後右上の人のマーク(アカウント情報)をクリックし、「ご本人情報登録」と進んで変更します。
住所の変更方法
本人確認書類の承認が済んでいる方は、問い合わせフォームで申請後、改めて本人確認書類の送付の手続きが必要です。
本人確認書類の承認が済んでいない方は、ログイン後、右上の人のマーク(アカウント情報)をクリックし、変更します。
銀行口座の変更方法
銀行口座情報は、最大4件まで登録できます。ですので、銀行口座を変更したい場合には、2つ目の銀行口座として登録するのが最も簡単です。
銀行口座を登録するには、「入出金」>「日本円のご入金」と進み、銀行口座を追加登録します。
登録した銀行口座を自分で削除することはできないため、削除したい場合は問い合わせフォームで依頼しましょう。
メールアドレスの変更方法
メールアドレスを変更するには、問い合わせフォームから申請が必要です。不正なログインを防ぐため、利用者が勝手にメールアドレスを変更できないような仕組みになっています。
お問い合わせフォームから「ご登録情報の変更」を選択し、問い合わせを行いましょう。bitFlyerからの電話にて本人確認が取れた後、メールアドレスが変更されます。
パスワードの変更方法
パスワードを変更するには、bitFlyerの画面上で手続きを行えます。
ログイン後、「設定」>「パスワード変更」と進み、新しいパスワードと現在のパスワードを入力します。
bitFlyer (ビットフライヤー) の電話番号認証方法
続いてbitFlyerの電話番号認証について見ていきましょう。
電話番号認証とは、SMS認証のこと
電話番号認証とは、bitFlyerへログインしているのが契約者本人かどうかを、電話番号を使ってbitFlyerが確認する仕組みのことです。電話番号を使ってメッセージを送るサービスであるSMS(ショート・メッセージ・サービス)を利用して、認証を行います。
具体的には、bitFlyerがSMSで契約者の携帯電話にメッセージを送り、メッセージの中にある数字をbitFlyerの画面に入力させることで認証します。
SMS認証、二段階認証とは
SMS認証は、二段階認証のひとつです。
二段階認証とは、その名の通り認証を二段階にすることを言います。一段階目の認証であるパスワード認証に加えて、「確認コード」を送付して2つ目の認証を行い、より強固なセキュリティを確保するものです。
この「確認コード」を送付する3種類の方法のうちのひとつが、SMS認証です。ちなみに、ほかの2つはメール認証と認証アプリを利用したものです。
SMS認証がうまくいかないときの対処法
「SMS認証を設定したのにbitFlyerからメッセージが届かない・・・」
そういった方は、以下のことを行ってみてください。
「機内モード」になっていないか確かめる
使用しているスマートフォンが「機内モード」になっていないか確認してください。「機内モード」になっていると、携帯電話会社の電波を受信できずSMSが届きません。
海外からのSMSが届かない設定になってないか確認する
海外からのSMSの着信を拒否している設定になっている場合があります。
「設定」>「メッセージ」と進み、メッセージフィルタリングの中の「不明な差出人をフィルタ」の項目をチェックしましょう。これが「オフ」になってないとSMSがフィルタに引っかかる場合があります。
それでも上手くいかない場合
上記の2つの手順を行ってもうまくいかない場合は、bitFlyerの画面で「確認コードを音声通話で受け取る」をクリックしてください。そうすると携帯電話に電話がかかってきて、ロボットが音声で確認コードを知らせてくれます。
bitFlyer (ビットフライヤー) のカスタマーサポートについて
bitFlyerのカスタマーサポートは、他の取引所と比べてどうなのでしょうか?他の取引所と問い合わせチャネル数を比較しました。
業者名 | 問い合わせ方法 |
bitFlyer (ビットフライヤー) | 問い合わせフォーム、電話 |
Zaif (ザイフ) | 問い合わせフォーム |
Coincheck (コインチェック) | 専用フォーム、電話(苦情と不正ログインのみ) |
GMOコイン | 専用フォーム、電話 |
BITPoint (ビットポイント) | 専用フォーム、電話(フリーダイヤル) |
BTCBOX (BTCボックス) | 専用フォーム、電話、チャット |
BitTrade (ビットトレード) | 専用フォーム |
Liquid by Quoine (リキッドバイコイン) | 専用フォーム |
ご覧の通り、電話で操作の問い合わせに対応しているのは、8社中、bitFlyerを含む4社となっています。チャネル数で比べると、bitFlyerのカスタマーサポートは高めであると言えるでしょう。
仮想通貨取引所がおこした事件
仮想通貨取引と言えば、ハッキングというネガティブなイメージを持たれる方も少なくないと思います。
これまでに日本の取引所の中で仮想通貨を流出させてしまったのは、マウントゴックスとCoincheck、Zaifです。bitFlyerがハッキング被害にあったことはこれまでにありません。
それぞれの事件について振り返りましょう。
マウントゴックス事件
2014年当時世界最大の仮想通貨取引所だったマウントゴックス社がハッキングの被害にあい、ビットコインと顧客の資金を流出させました。流出させた金額は、ビットコインについては約480億円相当、顧客からの預かり資金については約28億円と言われています。
このハッキングをきっかけにマウントゴックス社は倒産しました。その後「そもそも顧客からの預かり金・ビットコインを横領していたのではないか?」という疑いが強まり、社長が逮捕されています。
しかし社長だったマルク・カルプレス氏は無罪を主張しており、横領に関する裁判にはまだ決着がついていません。
Coincheckのネム流出事件
2018年2月、大手仮想通貨取引所Coincheckから約580億円相当分のネムが流出しました。要因として、Coincheckのセキュリティ対策が甘かったことが挙げられています。
インターネットに接続した状態で通貨を保管するホットウォレットだったことや、通貨を送金する際に複数のカギが必要になるマルチシグに対応していないことがあり、大きく批難されました。
Zaifのモナコイン流出事件
2018年9月、仮想通貨取引所Zaifから約70億円分のモナコインが盗まれました。
流出の原因は、インターネットに接続した状態で通貨が保管されていたことで、Coincheckのネム流出事件と同じです。Zaifは以前からシステムトラブルが相次ぐなど、顧客への対応がずさんだと指摘されていました。
仮想通貨取引所の信頼性確認ポイント
仮想通貨取引所の信頼性を確認するには、次の4点をチェックしましょう。
- 金融庁へ認可されている
- 資本力がある
- セキュリティ対策に「コールドウォレット」と「マルチシグ」がある
- 電話窓口がある
最初に気を付けるべきポイントは、金融庁から認可されているかどうかです。認可されていないのは、なんらかの不備がある取引所だと考えた方が良いでしょう。
また、資本力があるという点も大事です。何か事故が起こった場合、資本力が無いと利用者の資金が返還されない可能性があります。
最も重要なのはセキュリティ対策の状況です。インターネットと切り離して保管する「コールドウォレット」や、通貨を送金する際に複数のカギが必要になる「マルチシグ」に対応していれば、安全な取引所だと言えます。
最後は、電話窓口があることです。何かトラブルがあった際に電話で問い合わせできるというのは、心強いもの。実際に電話するかどうかは別として、十分な顧客対応がなされている会社だと言えるでしょう。
bitFlyerはこの4点の内、3点を満たしているため、安心して利用できる取引所だと言えます。
bitFlyer (ビットフライヤー) 電話番号変更・問い合わせのまとめ
bitFlyerは電話での問い合わせができるようになったため、サポート力が向上しました。これまでにハッキングされたこともなく、さらに高いセキュリティ対策が取られているため、安心して利用できるでしょう。
- 取扱通貨
- 21銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:0.01~0.15%
- 最大レバレッジ
- 2倍
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
bitFlyer (ビットフライヤー) は2014年に設立された、日本の仮想通貨取引所です。取引量、ユーザー数、資本金と、いずれの点でも国内では最大級の規模を誇っています。アルトコインも取引所形式で購入でき、様々な投資戦略に対応できます。