- BITPointのチャートは一目平衡表を表示できる
- 一目平衡表で相場のトレンドを推し量れる
- 一般的なチャートのほかに約定した価格を線で結んだティックチャートも見れる
BITPoint (ビットポイント) のチャートの見方や操作方法について、WEB取引ツールや「BITPoint ADVANCE」「MT4」など、取引ツールごとに画像つきで解説します。
この記事を読むことで、あなたがまだ知らないBITPointのチャート機能を知ることができ、トレードに活用できるでしょう。
BITPoint (ビットポイント) の取引ツール
BITPointの取引は、Webブラウザとソフトウェア、スマホアプリから行えます。ただし、媒体ごとに「使えるツール」が異なり、そのツールごとに「行える取引」が異なります。
利用する媒体 | 取引ツール名 | 行える取引 |
Webブラウザ (PC、スマホ) | WEB取引ツール、BITPoint ADVANCE | 現物取引、レバレッジ取引 |
ソフトウェア | Meta Trader4 | MT4取引 |
スマホアプリ | Meta Trader4、BITPoint Lite | MT4はMT4取引/BITPoint Liteは現物取引 |
現物取引は、WEB取引ツールとBITPoint ADVANCE、スマホアプリのBITPoint Liteの3種類のツールを使えます。
そして、レバレッジ・FX取引はWEB取引ツールとBITPoint ADVANCEの2種類、MT4取引はMeta Trader4PC用ソフトウェアとスマホアプリから行えます。
では、これらの取引ツールごとにチャートの見方を詳しく見ていきましょう。
BITPoint (ビットポイント) 『WEB取引ツール』でのチャートの見方
BITPointのWEB取引ツールでは、2種類のチャートを見ることができます。
- 価格チャート
- ティックチャート
価格チャートは、「チャート」と言われて多くの人が連想するものです。
一方、ティックチャートとは、価格が約定するごとに値動きを刻み、その約定価格を線でつなげたものです。BITPointでは、直近10分間に約定した価格をティックチャートで確認できます。
それぞれのチャートを見る手順を見ていきましょう。
1 価格チャート
WEB取引ツールでの価格チャートを見る手順は、次のとおりです。
STEP1 | ログインする |
STEP2 | 上部メニューの「価格情報」>「価格チャート」と進む |
ログインしたら、上のメニューバーにある「価格情報」をクリックし、下に表示される「価格チャート」をクリックしましょう。
そうすると、下の画像のようなチャートが表示されます。
チャート上に「単純移動平均」が重ねて表示され、チャートの下側には出来高のグラフが表示されています。
続いて、チャートの表示を変更する手順を見てみましょう。
チャートの種類を変更する
WEB取引ツールの価格チャートは、次の2種類の表示方法を選択できます。
- ローソク足
- 一目均衡表
チャートの右上の部分で「チャート種類」の欄をクリックし、選択しましょう。
なお、「一目均衡表から値動きの方向を推測するポイント」については、後半で詳しく解説しています。
取引種類を変更する
チャートの右上の部分で、表示されるチャートの取引種類を変更できます。WEB取引ツールでは、「現物取引」と「レバレッジ取引」のチャートを表示できます。
表示する銘柄を変える
チャートの左上の部分で、チャートを表示したい通貨ペアを指定できます。
通貨ペアを指定したら、右側にある「検索」ボタンをクリックしましょう。そうすると、表示されるチャートが変わります。
買値と売値で表示する
BITPointのチャートは、「仲値 (なかね) 」と「買値」、「売値」の3種類をそれぞれ表示できます。
通貨ペアの右横にある「価格」の欄から、表示したい価格を選択します。そして「検索」ボタンをクリックしましょう。
「仲値」「買値」「売値」の3種類の価格がある理由
「仲値」「買値」「売値」という3種類の価格があるのは、基準となる「仲値」を元に「買値」と「売値」をBITPointが独自に決めているからです。例えば、「仲値」が43万円のとき、手数料を加えて「買値」を43万500円としたり、「売値」を42万9,500円としたりします。
一般的な取引所において市場価格を決めるのはユーザーですので、この「買値」「売値」「仲値」という概念がないところが多いです。
時間足を変える
ローソク足の時間足を変更するには、「情報種類」の欄をクリックしましょう。
選択できる時間足は、次の9種類です。
- 1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、日足、週足、月足
変更したら、「検索」ボタンをクリックします。
トレンドライン・メジャーラインを引く
価格チャートでは、トレンドラインやメジャーラインを引くことができます。
チャート右上にある「メジャー」または「トレンド」と書かれたボタンをクリックし、チャート画面にラインを引きます。
2 ティックチャート
WEB取引ツールで、ティックチャートを見る手順は次のとおりです。
STEP1 | ログインする |
STEP2 | 上部メニューの「価格情報」>「市況情報」と進む |
ログイン後、上のメニューにある「価格情報」をクリックし、下に表示された「市況情報」を押します。
そうすると、次のような画面が表示されます。
ティックチャートの見方
BITPointのティックチャートは、直近10分間の約定価格の推移を示したものです。
ひと枠が1分間となっています。
ティクチャートの表示変更方法
ティックチャートでは、「通貨ペア」と「取引種類」、「価格の種類」をそれぞれ変更できます。
選択できる「取引種類」と「価格」の一覧は次のとおりです。
項目 | 選択肢 |
取引種類 | 現物取引、レバレッジ新規、レバレッジ決済 |
価格種類 | 売+買、売 (Bid) 、買 (Ask) |
『BITPoint ADVANCE (ビットポイント アドバンス)』でのチャートの見方
BITPoint ADVANCEでは、ユーザーがスピーディーに発注できるよう、チャートや板情報などの価格情報、注文・約定・ポジション情報、注文入力機能などを一画面に収めた画面表示になっています。
BITPoint ADVANCEを使ってチャートを見るには、次の手順で進めましょう。
STEP1 | ログインする |
STEP2 | 右上に有る「ADVANCE」のバナーをクリックする |
ログイン後、画面の右上に「ADVANCE」と書かれた小さなバナーがありますので、それをクリックしましょう。
そうすると、次のような取引画面が表示されます。
表示されたチャートには、単純移動平均と出来高が表示されています。
BITPoint ADVANCE (ビットポイント アドバンス) での表示項目を変更する方法
BITPoint ADVANCEのチャートの表示を変更する項目は、チャートの上部にあります。
選択できる取引種類と価格・時間足・チャート種類は次のとおりです。
項目 | 選択肢 |
取引種類 | 現物取引、レバレッジ |
価格種類 | 仲値、売 (Bid) 、買 (Ask) |
時間足 | 1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、日足 |
チャート種類 | ローソク足、一目均衡表 |
BITPoint ADVANCE (ビットポイント アドバンス) でのチャートの特徴
BITPoint ADVANCEで表示されるチャートは、基本的にWEB取引ツールの「価格チャート」で表示されるチャートと同じですが、次の2点が異なります。
週足・月足がない
トレンドラインやメジャーラインを引けない
BITPoint ADVANCEでは短期のトレードを想定しているためか、ローソク足の時間足に「週足」と「月足」の選択肢がありません。また、チャート画面上にラインや図形を描画することができません。
BITPoint (ビットポイント) のチャートで一目均衡表を使う
WEB取引ツールまたはBITPoint ADVANCEで「一目平衡表」を選択すると、ローソク足チャートにさまざまな線が追加されます。そしてチャートの上部を見ると、次のように書かれています。
ラインの種類 | ラインの色 |
基準線 (26日) | 黄色 |
転換線 (9日) | 紫 |
先行スパンA | 緑 |
先行スパンB | 赤 |
遅行スパン | ピンク |
それぞれの文字色がラインの色と同じですので、どの線が何を示しているかすぐにわかるでしょう。ここでは、これらラインをどのように判断していくかについて解説します。
基本的な見方
一目均衡表のラインは、次の3つの視点で捉えてください。
転換線が基準線の上にあるか
紫色の転換線が黄色の基準線の上にあれば「買い」、下にあれば「売り」となります。
ローソク足は抵抗雲の上にあるか
抵抗雲とは、チャート上で網掛けされている「先行スパンAとBの間」のことです。
ローソク足が雲の上にあれば「上昇傾向」、下にあれば「下降傾向」だと言えます。ただし、雲の厚さが薄い場合は方向性が変わりやすいので注意が必要です。
遅行スパンが市場価格を上に抜いたか
ピンクの遅行スパンが市場価格を上に抜いたときは、「上昇」に転換したと判断します。逆に下に抜いたときは、「下降」に転換したということを示しています。
買いサイン、売りサインの例
先述した3つの視点をまとめますと、買いサインは次の3つの条件が揃ったときとなります。
- 転換線が基準線の上にある
- ローソク足が抵抗雲の上にある
- 遅行線が市場価格を上に抜いている
売りサインは、買いサインの3つの条件がすべて逆になっているときです。
売り買いの優勢を知る
「買い優勢」が、短期のものなのか長期のものなのかを推し量るには、次の3つを順番にチェックしましょう。
先行スパンAが先行スパンBの上にあるか
先行スパンAが上にあるときは、BITPointのチャートで「雲」が緑色に表示されます。これは、買い優勢が「長期的なもの」ということを示しています。
遅行スパンがローソク足を上抜けている
ピンクの遅行スパンがローソク足を上抜けているとき、買い優勢は中期的なものでしょう。
転換線が基準線を上抜けている
紫色の転換線が黄色の基準線を上抜けているとき、買い優勢は短期的なものと判断します。
トレンドともみあいの見分け方
各線が横ばいになりローソク足に絡んでいるときは、価格が上昇するか下降するか判断がつかない「もみあい」です。特に遅行線がローソク足に絡んでいるときは、長期間価格が変化していないことを表します。
逆に各線がローソク足から離れているときは、価格が方向性をもっている「トレンド期」だと判断できます。ローソク足と各線の距離が離れているほど、そのトレンドは強いと言えるでしょう。
BITPoint (ビットポイント) の『MT4』でのチャートの見方
MT4取引を行うときは、Meta Trader4を使います。Meta Trader4のチャートは、MetaTrader4を起動してログインするとすぐに見ることができます。
チャートの表示を指定する方法を見ていきましょう。
通貨ペアを選択する
通貨ペアは、チャート画面左に表示されている通貨ペア一覧から選択しましょう。
MT4取引の通貨ペアは、次の3種類です。
- BTC/JPY
- BTC/USD
- BTC/EUR
チャートの形状を変更する
MT4では、チャートの形状を、次の3種類から選択できます。
- バーチャート
- ローソク足
- ラインチャート
変更する際は、チャート上部にあるメニュー内の、チャートのボタンをクリックしましょう。
左から、バーチャート、ローソク足、ラインチャートとなります。
時間足を変更する
時間足を変更する際は、上部のメニューから変更します。
選択できる時間足は次のとおりです。
- 1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、月足
インディケーターを追加する
MT4取引では、チャートにさまざまなインディケーターを表示できます。
手順は、「挿入」>「インディケーター」>「 (挿入したいインディケーター名) 」と進むだけ。たくさんの種類のインディケーターがありますので、相場の動向を細かく分析できます。
BITPoint (ビットポイント) のスマホアプリ『Lite』でのチャートの表示
BITPointのスマートフォンアプリ「BITPoint Lite」では、現物取引を行えます。ログインすると、すぐにチャートが表示されます。
チャートの表示を変更する方法
BITPoint Liteでは、「チャートの形状」と「時間足」、「通貨ペア」を変更できます。
それぞれの項目の選択肢は、次のとおりです。
項目 | 選択肢 |
チャート種類 | ローソク足、ライン |
時間足 | 1分足、5分足、10分足、15分足、30分足、60分足、日足、週足、月足 |
WEB取引ツールとは異なり、「一目均衡表」は表示できません。ですが、ライン表示に対応しています。時間足については、WEB取引ツールと同じ種類から選択できます。
BITPoint (ビットポイント) のチャートまとめ
BITPointのチャートには、さまざまな種類があることがお分かりいただけたと思います。
特に現物取引とレバレッジ取引については、WEB取引ツールとBITPoint ADVANCEという2種類のツール、および合計3種類のチャートを利用できます。適切なチャートを選択して、取引に活かしてください。
- 取扱通貨
- 19銘柄
- 取引手数料
- 販売所:無料 取引所:無料
- 最大レバレッジ
- -
- 日本語対応
- ◯
- スマホアプリ
- 〇
- 法人口座
- 〇
BITPoint (ビットポイント) では、現物取引と最大2倍のレバレッジ取引を取り扱っています。