- Coincheckは計17種類の通貨に対応
- パレットトークン (PLT) の購入ができる国内取引所はCoincheckだけ
Coincheckは、国内取引所の中ではNo.1クラスにアルトコインを取り揃えており、使いやすいUIが人気の取引所です。
今回は、Coincheckで仮想通貨取引を始めたい人に向けて、購入方法を解説していきます。
Coincheck (コインチェック) の購入方法・買い方【購入の準備】
口座を開設
まずは、Coincheckの口座を開設します。
以下のボタンから、メールアドレスを登録し、送付されてくるメールの指示に従えば簡単に口座開設ができます。
口座開設の詳細は以下の記事にもまとまっていますので、ボタンを押す前に読んでおくのもおすすめです。
口座に日本円を入金
画面左端のメニューから『日本円の入金』をクリックします。専用の振込口座が表示されるので、入金したい日本円の額を振込んでください。
Coincheckへの入金の詳細は、の詳細は以下の記事にもまとまっていますので、合わせてご覧ください。
Coincheck (コインチェック) の購入方法・買い方【販売所で購入】
Coincheckの販売所での購入は非常に簡単です。
というのも、通貨の選択から購入までが1つの画面に集約されており、初心者でも迷わない設計となっているからです。
1 左端のメニューから、『販売所(購入)』を選択し、上記の画面に移動します。
2 購入したい通貨を選びます。
3 希望枚数を選びます。
4 日本円の概算が自動で表示されますので、購入前に確認します。
5 内容に誤りがなければ、「購入する」ボタンを押します。
※アルトコインは日本円のみならずビットコインでの購入も可能になっています。
売却方法
販売所で通貨を売却する場合は、「販売所(売却)」をクリックし、その先の画面で売却の手続きを行います。
取引画面は「販売所(購入)」とほぼ同じですので、一度Coincheckの販売所で仮想通貨を購入したことがあれば、なんの問題も無く取引ができます。
Coincheck (コインチェック) の購入方法・買い方【取引所で購入】
Coincheckでは、以下の5通貨で取引所形式の売買が可能です(2021年12月現在)。
ビットコイン (BTC) 、イーサリアムクラシック (ETC) 、ファクトム (FCT) 、モナコイン (MONA) 、パレットトークン (PLT) |
上記5銘柄に関しては、取引所を用いれば安い手数料で仮想通貨が取引できます。
ただし、Coincheckに上場している全ての仮想通貨で取引所形式の売買が行えるわけではないことには注意が必要です。
1 取引所に行くには「ホーム」をクリックします。
2 「ホーム」をクリックすると、上記の画面になります。画面中央のプルダウンをクリックし、取引したい仮想通貨を選択します。
3 こちらが取引所の注文画面です。
「レート」には、いくらで仮想通貨を買いたいかを入力します。その際には④の注文板を参考にしてください。
「注文量」に買いたい枚数を入れれば、日本円の概算が吐き出されるので、内容を確認して「買い」→「注文する」の順で操作をしていきます。
4 注文を飛ばす際は、こちらの注文板を参照してください。
成行注文ならば現行の最も安い売り注文よりも高い金額を入力すれば、すぐに約定します。
Coincheck (コインチェック) で購入可能な仮想通貨
購入可能な通貨の種類
Coincheckでは、計17種類の仮想通貨を購入することができます。
おすすめの通貨について、簡単に説明していきます。
ビットコイン (Bitcoin/BTC)
説明不要の仮想通貨の王様です。全ての仮想通貨はビットコインから始まりました。ビットコインは販売所のみならず、取引所(ユーザー同士の交換場所)も兼ね備えているため、ビットコインの購入に関しては取引所を活用する方が手数料が少なく収まります。
ビットコインキャッシュ (Bitcoin Cash/BCH)
2017年8月にビットコインからハードフォーク (ブロックチェーンの分岐) をして誕生したアルトコインです。2018年の11月に権力争いの火種となり、信用を一気に落としてしまいましたが、ビットコインよりも容量が大きく、送金詰まりを起こしにくいのが特徴の通貨です。Coincheckでは販売所方式での購入が可能になっています。
ライトコイン (Litecoin/LTC)
ビットコインを仮想通貨における金と表現するのに対し、ライトコインは銀と表現されることが多い通貨です。ビットコインよりも取引承認スピードが早いことが一番の強みになっている通貨です。
現在ではライトコインよりも早く承認できる通貨は珍しくありませんが、仮想通貨としての歴史が長いことが信用度を作り、現在でも時価総額上位の通貨として存在感を示しています。
イーサリアム (Ethereum/ETH)
イーサリアムは、ロシアの技術者である、ビタリック・ブテリンによって開発された、ブロックチェーンのプラットフォームの総称です。ブロックチェーン技術を使う上の基盤となる存在であり、数多く存在するアルトコインの中でもイーサリアムのブロックチェーンを基に作り出されたものは無数に存在しています。
仮想通貨としての価値よりも、ブロックチェーンとしての技術的価値を見出してくれるものと言っても過言ではないでしょう。
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC)
イーサリアムのハッキング事件であるTheDA0事件というものがあります。この事件が起きた際に、ブロックチェーンの記録をハッキング前の時点まで巻き戻しをする作業が行われました。しかし、世の中には巻き戻し前のブロックチェーンの経路と、巻き戻したことで新たに作られた経路が存在することになります。
新たに作られた経路をイーサリアムと呼ぶのに対し、本来進むべきはずであった経路に記録されているチェーンのことをイーサリアムクラシックと呼んでいます。背景としては、ハッキング前に戻すことに反対であったコミュニティが、巻き戻しを反対しハードフォークをしたために誕生したコインとなっています。
リスク (Lisk/LSK)
リスクも、イーサリアムと同じ、ブロックチェーンのプラットフォーム通貨になります。まだ実装段階にいたっていないので、リスクベースの通貨というものはあまり存在していませんが、今後の普及が期待されている通貨の1つでもあります。1部の人間にはイーサリアムよりも優秀だと主張する者もいます。理由として2点あります。
開発が簡単という点(イーサリアムはSolidityという独自の言語を用いて開発されますが、LISKはJavascriptというメジャーな言語で開発されているため)と、The DAO事件のようなハッキングによる不正流出が起きたたおしても、ハードフォークすることなく、サイドチェーンというものに記録を分岐させることができるという点です。
LISKは保有しておくだけで通貨が増えていくフォージングという仕組みもあります。
ネム (NEM/XEM)
NEMというプラットフォームに用いられるアルトコインがXEMです。XEMはCoincheck事件により一躍有名になり、ハッキング被害にあった危ない通貨として印象を植えつけてしまいましたが、実態は全くの逆であり、セキュリティが非常に強固な仮想通貨として有名です。
ハーベストというビットコインでいうマイニングを個人のPCでも行うことが可能です。
リップル (Ripple/XRP)
XRPは世界中の金融機関での送金取引をよりスムーズにするために開発をされたネットワークシステムで用いられるブリッジ通貨です。特に、基軸通貨となりにくい通貨を使用している国(発展途上国)などへの送金がスムーズになるメリットがあります。
XRPは現在、クレジットカード業界にも進出を図っているようで、2019年は大注目の通貨といっても過言でありません。全ての通貨よりも優れている点としては実用化がすでに進んでいるという点です。
ファクトム (Factom/FCT)
ファクトムとは書類などの記録をブロックチェーンに保管するために作られたアルトコインです。ブロックチェーンの一番の強みであるハッキングによるデータ改ざんができない点を活かしたプロジェクトです。
ビルゲイツ財団とも提携を結んでいるほど、将来を期待された通貨になります。
モナコイン (Monacoin/MONA)
モナコインは2019年6月上旬にCoincheckでの乗除が決定した仮想通貨です。上場を公表後、モナコインの価格が高騰したことからも話題になりました。
日本原産の仮想通貨であり、国内では根強い人気を誇る仮想通貨の一つです。
パレットトークン (PLT)
パレットトークン (PLT) は、アニメをはじめとするデジタルコンテンツをNFT化し、違法な複製品を排除した上で、誰もが参加できる売買プラットフォームを整備することを目的にしています。
パレットトークン (PLT) は国内初のIEO(仮想通貨を取引所に上場させて資金調達を行うこと)によって取引が開始されました。
2021年12月現在、国内の取引所でパレットトークン (PLT) が購入できるのはCoincheckのみです。
Coincheck (コインチェック) でコインを購入する際に気を付けたい点
Coincheckはとても簡単に仮想通貨を購入できる一方、手数料が高くつくことが難点です。ここでは、Coincheckの売買にかかる手数料についてみていきます。
手数料
Coincheckの販売所は「手数料が無料」です。ここでいう「手数料」とは、購入 (売却) 価格に付加される料金のことをいいます。
確かに、Coincheckで通貨を購入するときは、「購入価格」がそのまま残高から引かれますので手数料は発生していません。
しかし、実際は「見えない手数料」を利用者は支払っています。この見えない手数料は、「売却価格」と「購入価格」の差額であるスプレッドです。
スプレッド
スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。つまりビットコインを購入しても、差額の分の値上がりを待たないと利益が出ません。そのため、このスプレッドは実質上の手数料となっています。
Coincheckについても、通貨や時期によって変動しますが、約2~3%のスプレッドが発生しています。一般的な取引所形式での手数料は高くても0.2%程度ですので、10倍以上の手数料を支払っていることになります。
Coincheck (コインチェック) の購入方法・買い方 まとめ
今回はCoincheckで仮想通貨を購入する方法を紹介しました。
豊富なアルトコインを取り揃えている点などに加え、今回は割愛しましたが、専用アプリも非常に使いやすい取引所です。経営を一新しセキュリティ面の強化も行われたCoincheckの今後に注目していきましょう。