HitBTC (ヒットビーティーシー) の使い方ガイド | 登録・入出金から売買まで

1分で理解する要約
  • 2018年6月16日より日本居住者のユーザーは利用できない
  • HitBTCは手数料が安い
  • 日本にライセンス子会社を設立するための規制インフラ整備を開始

HitBTCは、仮想通貨の取引量が世界中の仮想通貨取引所の中でトップ10入りするほどの有名な取引所です。

仮想通貨の取引をするうえで、取引量は取引の成立率に関わってきます。HitBTCは取引量が非常に多いので、取引が成立しやすい取引所といえます。

今回はHitBTCの登録方法や手数料、使い方を紹介していきます。

参考記事: HitBTC (ヒットビ-ティーシー) 評判・レビュー評価・口コミ を詳しく見る

HitBTC (ヒットビーティーシー) の特徴

HitBTC (ヒットビーティーシー)
取扱通貨
取引手数料
最大レバレッジ
日本語対応
-
スマホアプリ
法人口座
           
概要説明

HitBTCは2013年に設立され、本社をチリに置く世界で最も古い仮想通貨取引所の一つです。400種類以上の通貨と800種類以上の取引ペアを提供し、スポット、マージン、デリバティブ、OTC取引など多様な取引タイプに対応しています。また、低い取引手数料が特徴で、HITトークンの所有者には取引手数料の割引があります。安全性の面では、大部分の資産はオフラインのコールドストレージに保管され、APIや2FAなどの高度なセキュリティ機能が提供されており、iPhoneおよびAndroid向けのモバイルアプリが利用可能で、カスタマーサポートも充実。新しいトークンやコインを積極的に取り入れており、革新的なプロジェクトのホスティングにも積極的です​​​​​​​​​​。

特徴1 手数料が安い

HitBTCは仮想通貨の取引時に発生する取引手数料を、一律0.1%に設定しています。

同じく海外仮想通貨取引所であるHuobiやBittrexなどで発生する取引手数料は、0.2%以上です。

そのためHitBTCで発生する取引手数料は、他の取引所よりも割安だといえます。

特徴2 取扱通貨が豊富

2019年12月時点で、HitBTCでは仮想通貨を約400種類取り扱っています。

大手海外取引所BINANCEで取り扱っている仮想通貨数は約200種類なので、HitBTCで取り扱っている仮想通貨の数が豊富であることがわかります。

特徴3 リベートプログラム

HitBTCではリベートプログラムを導入しています。

リベートプログラムとは指値注文を行った投資家が、取引量の0.01%分を受け取れるプログラムのことです。

HitBTCではリベートプログラムにより、Maker手数料が-0.01%に設定されています。

取引手数料がマイナスなので、取引した投資家は発生する取引手数料分を受け取れます。

特徴4 出金制限がない

多くの海外仮想通貨取引所では1日に出金する仮想通貨の量を制限していますが、HitBTCでは出金する仮想通貨の量に制限がありません。

そのため1日にいくらでも、他の取引所や外部ウォレットに仮想通貨を送金できます。

取引で大きな利益を上げたときに、全資産を出金できる取引所です。

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の登録方法

HitBTCで仮想通貨を取引するには、新規で口座開設を行う必要があります。

ホームページにアクセスして口座を開設します。以下のボタンからホームページにアクセスしましょう。

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) のアカウントを作る

HitBTCのホームページにアクセスしたら、新規口座開設をするので「Sign up」をクリックしましょう。

HitBTCは日本語に対応していないので注意しましょう。使用しているブラウザの翻訳機能を使って、日本語に変換するなどして利用することを推奨します。

「Email」にメールアドレス「Password」にログイン時に使用するパスワードを入力します。

メールアドレスは確認メールが届くので入力ミスに注意しましょう。必要事項の入力が完了したら「Sign up」をクリックして確認メールを受け取ってください。

登録したメールアドレス宛てに確認メールが届きます、URLをクリックすると登録が完了します。

万が一確認メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダなどに届いていないか確認しましょう。

二段階認証の設定方法

HitBTCだけに限らず、海外取引所では不正ログインが多発しています。

不特定多数のユーザーが狙われているので、二段階認証の設定を行うことを推奨します。ホーム画面右上の歯車をクリックして、メニュー画面を開きましょう。

メニューを開いたら、一覧からセキュリティをクリックしましょう。

二段階認証アプリをダウンロードして、QRコードとバックアップコードが表示されるので、スクショなどして保管しておくことを推奨します。

二段階認証アプリでコードを読み込んだら、空欄に6桁のコードを入力して「confirm」をクリックします。

登録しているメールアドレス宛てに確認メールが届くので、記載されているURLをクリックしましょう。

設定が完了すると完了の表示が出ます。

注意点

HitBTCは2018年6月16日より、日本居住者のユーザーが利用できなくなりました。同時に、ホームページの言語切り替えから日本語が消えていますので注意してください。

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) での入金方法

メインアカウントと取引アカウント

HitBTCではメインアカウントとトレーディングアカウントの2つのアカウントがあります。

他の仮想通貨取引所から仮想通貨をHitBTCに送金するとメインアカウントに入金されます。

トレードに使いたい資金がある場合は、「Account」をクリックして、メインアカウントからトレーディングアカウントに移動させる必要があります。

メインアカウントとトレーディングアカウント間の移動に、送金手数料は発生せず瞬時に送金が完了します。

入金後の資金振替

仮想通貨を取引するには、メインアカウントからトレーディングアカウントに仮想通貨を移動させる必要があるので注意しましょう。

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) での送金 (出金) 方法

引き出したい通貨がトレーディングアカウントに入っている場合は、まずメインアカウントに移動させる必要があります。

Withdrawをクリックします、次に送金先のウォレットアドレスと数量を入力します。

右下にWithdrawボタンがあるのでクリックしましょう。

資金の移動先を確認して「Transfer」ボタンをクリックしてください。

送金 (出金) 手数料

送金手数料は各仮想通貨で異なり、出金手続き時に確認することが可能です。取扱通貨が非常に多いため、一部の通貨の手数料をピックアップしてご紹介します。

HitBTCの送金手数料
仮想通貨送金手数料
BTC (ビットコイン)0.001 BTC
ETH (イーサリアム)0.00958 ETH
BCH (ビットコインキャッシュ)0.0018 BCH
BCG (ビットコインゴールド)0.0005 BTG
XRP (リップル)0.509 XRP
LTC (ライトコイン)0.003 LTC
XMR (モネロ)0.09 XMR

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の売買方法

取引画面の見方

ブラウザモードの変更機能

画面で太陽のマークをクリックすると、月のマークに変更されます。

その後、ホームページが暗くなり、ナイトモードに切り替わります。

レイアウト編集モード

右上の四角のパーツをクリックするとレイアウトやチャート、取引画面の位置を変更することができます。

買い方

HitBTCの取扱銘柄一覧から、取引したい仮想通貨を選んでクリックします。

右上の空欄に仮想通貨名を入力して仮想通貨を探すこともできます。

何建てで取引するかを選択し、通貨名をクリックして取引画面に切り替えます。

仮想通貨を売却する場合でも、ここまでは同じ操作で銘柄を探すことができます。

注文方法を選択して、注文オプションを設定。注文金額と注文する価格を入力すると、合計に注文にかかる費用が表示されます。

あとは購入をクリックすれば、希望の価格と量で取引板に並べられます。

売り方

仮想通貨を売却する場合でも購入するときと同様に、注文方法を選択して、注文オプションを設定。

注文金額と注文する価格を入力すると、合計に注文にかかる費用が表示されます。

数値を入力してから売却をクリックすると、注文は取引板に並びます。

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の日本人向けサービスの停止について

HitBTCは、日本の決済サービス法に基づき一時的に日本の住民に仮想通貨サービスを提供することを中止しました。

2018年6月には、HitBTCが金融庁から警告を受け入れ、日本在住の方に対するサービスの提供を一時的に中止すると発表しました。

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) の対応

日本からHitBTCにアクセスすると、KYC (本人確認) 登録の手続きをすることで、日本に住んでいないことの証明が必要となりました。

日本人のために子会社を設立しサービス再開を検討

日本の金融庁に警告を受たHitBTCは日本在住の方へのサービスを一時停止するとの発表後、HitBTC公式ツイッターから「世界で最も技術的に高度な交換プラットフォームであるHitBTCは、日本にライセンス子会社を設立するための規制インフラを整備しています。」というツイートがありました。

HitBTCは日本でライセンス子会社を設立することで、日本人ユーザーがHitBTCで仮想通貨取引を再開できるようになることを目指しています。

HitBTC (ヒットビーティーシー) のよくある質問

HitBTC (ヒットビーティーシー) にスマホアプリはある?

HitBTCにはスマホアプリがあります。ストアアプリで「HitBTC」と検索すれば、上の画像のようなアプリが表示されます。しかしHitBTCからリリースされた、公式スマホアプリではありません。

安全なスマホアプリとはいえないため、基本はブラウザで取引所にアクセスすることになります。

HitBTC (ヒットビーティーシー) に入金したのに通貨を購入できないのはなぜ?

HitBTCで仮想通貨取引を行うには、資金を取引用のウォレットに移す必要があります。

ウォレットの画面を開いて、移動させる資金の「矢印」をクリックしましょう。

Amountの欄が表示されたら「移動させる資金の量」を入力してください。

最後に「Transfer」をクリックすれば、資金の移動が完了します。

HitBTC (ヒットビーティーシー) で出したはずの注文が有効になっていないのはなぜ?

HitBTCの注文画面では指値注文を選択すると、基本「Good Till Cancel」に設定されています。

Good Till Cancelは約定するかキャンセルするまで、注文が取り消されません。

しかし他の注文方法の中には、期限付きの注文方法があります。

手違いで期限付きの注文方法を設定してしまうと、自動で注文がキャンセルされてしまいます。

期限なしの指値注文を行いたい場合は「三角マーク」をクリックしてください。

次に「Good Till Cancel」を選択しましょう。

以上の手順で指値注文を行えば、出した注文が自動キャンセルされることはありません。

HitBTC (ヒットビーティーシー) に入金できない理由は?

HitBTCは2018年6月16日から、日本居住者の利用を制限しました。

日本の法律にHitBTCの運営方法が合わなかったので、日本居住者向けのサービスを停止しています。

しかしHitBTCは今後、日本居住者向けに新たなサービスを提供予定です。

今後のHitBTCの動向に注目しておきましょう。

HitBTC (ヒットビーティーシー) の使い方 まとめ

仮想通貨の取引量が多いHitBTCにはリベートプログラムもあります。

そのため、セキュリティ面では本人確認が必要なく、入出金にも制限なく行える取引所です。

しかし、日本人ユーザーの利用は制限され、日本人ではないことの証明が必要となりました。

現在では、日本の金融庁がHitBTCに警告したため日本人ユーザーはHitBTCを使えない状態です。

日本人ユーザーがHitBTCを利用できない対応として、日本にライセンス子会社を設立するための規制インフラを整備を開始しています。

日本にライセンス子会社を設立することができれば、再び日本人ユーザーがHitBTCを利用することができるようになります。


重要

HitBTC (ヒットビ-ティーシー) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。

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