- Poloniexは日本語に対応していない
- PoloniexはTrading Viewを採用している
- Poloniexはテザー建やモネロ建取引ができる
Poloniexは国内取引所では取引することができない仮想通貨も取り扱っているため、日本人ユーザーにも人気のある取引所となっています。
そんなPoloniexですが、日本語に対応していないのでチャートの見方が初めは難しいかもしれません。
本記事ではPoloniexのチャート画面について、初心者の方も分かりやすいように日本語に訳して解説してみました。
合わせてPoloniexのチャート画面が表示されなくなった場合についても解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
Poloniex (ポロニエックス) とは
Poloniexは2014年1月、アメリカに本社を構えた「Poloniex社」によって運営されている海外仮想通貨取引所です。2018年2月にフィンテックプラットフォームを運営している「Circle社」によって買収され、今後の取引所強化が期待されています。
ビットコイン建だけでなくイーサリアムやモネロ、そしてテザー建の取引を行うことができる珍しい取引所です。テザーだけでなく、新たに価格の安定したUSDC建の取引に対応。USDCはテザーと似たような性能を持っている、Circle社が開発したイーサトークンです。
仮想通貨取引所は、基本的に口座開設と口座維持費が無料となっています。仮想通貨のFX取引やレンディングにも対応している珍しい取引所なので、アカウント登録して口座開設を済ませておいて損はないでしょう。
Poloniex (ポロニエックス) 取引画面の見方
Poloniexは日本語に対応していない取引所ですので、本項目では日本語訳してページの画像で使い方を解説します。使い方を覚えてしまえばスムーズに取引を行えるようになりますので、ぜひチャート画面の使い方を覚えておきましょう。
いくつかの項目に分けて細かく解説しますので、必要な項目を探して参考にしてください。まずはPoloniexのアカウントにログインして、ログインが完了しましたら「EXCHANGE」をクリックします。
取引通貨選択
チャート画面に切り替わると画像のような画面が表示されますので、「検索ボックス」に取引したい通貨名を入れてください。そして何建で取引するのかを選択し、取引したい通貨ペアを選択しましょう。
取引したい通貨ペアを選択してクリックするとチャート画面が切り替わります。
チャート
Poloniexのチャート画面はTrading Viewを採用しているため、非常に高性能で多機能となっています。チャート画面について、いくつかの機能が使用可能です。
①チャートの表示期間変更
②インジケータ
③設定の復元
④チャート画面の拡大
⑤ローソク足の設定変更
⑥ローソクの時間足変更
⑦Trading Viewへ移動
注文画面
注文画面はチャートの下にありますので、スクロールして表示させましょう。注文方法を3種類から選び自身が保有している資産や最低注文量などをチェック、そして注文内容を入力して「買い(Buy)」か「売る(Sell)」を選択してください。
取引板
取引板は注文画面の下にありますので、スクロールして表示させましょう。取引板は左が売り板で右が買い板、通貨の注文が表示されています。注文板を確認し注文量や価格帯を確認して、取引が約定しやすい注文を並べることがオススメです。
MARKET DEPTH
MARKET DEPTHは注文総数のボリュームを、グラフで可視化した表のことを指しています。注文が増加するとMARKET DEPTHのグラフが厚くなり、注文が減少するとMARKET DEPTHのグラフが薄くなるのです。
取引板や取引履歴だけでは、どのくらい取引されているかわかりづらくなっています。しかしMARKET DEPTHであれば、注文量が可視化されていますので一目瞭然となっています。
MARKET DEPTHをクリックすると非表示になり、緑色が買い注文のボリュームです。右にある赤色が売り注文のボリュームを表しています。
取引履歴
取引画面の一番下には取引履歴の画面が表示されています。「MY OPEN ORDERS」は履歴ではなく現在保有しているポジションで、クリックで全体か自身の取引履歴の表示切り替えが可能です。
「TRADE HISTORY」では取引履歴の詳細を確認することができます。仮想通貨取引をする際は、取引履歴を参考にして取引することがおすすめです。
Poloniex (ポロニエックス) チャートの見方
Poloniexのチャート画面について、もう少し詳しく解説していきます。高性能となっていますので、ぜひ使いこなしてスムーズに取引を行いましょう。
チャート情報
チャート画面の上には、チャートの情報が表示されています。表示されている内容は以下のとおりです。
①Last Price:最新の約定価格
②24hr Change:前日の価格比
③24hr High:24時間以内の最高価格
④24hr Low:24時間以内の最低価格
⑤24hr Volume :24時間以内の総取引高
期間
チャートの表示期間を変更するには「30m」と表示されているところをクリックしてください。5分・15分・30分、2時間・4時間・1日の感覚で変更可能です。
Zoom
チャート画面右上にあるZoomボタンをクリックしますと、チャートが全画面表示になります。画面いっぱいにチャートが表示されますので注意しましょう。
時間足変更
チャート画面の下に表示されている数字をクリックしますと、時間足の変更が可能です。数字をクリックすると瞬時に反映されて、チャート上の表示が変更されます。
時間は6時間・1日・3日・7日・1ヶ月・3ヶ月・1年、そして取引開始からの全期間「All」で変更することが可能です。時間足を変更して、期間別に意識されている価格を参考にして取引しましょう。
Poloniex (ポロニエックス) チャートが表示されない時の対処方法
Poloniexではさまざまな理由で、チャート画面上にチャートが表示されない場合もあります。表示されない場合の対処方法をいくつか解説しますので、ぜひ参考にしてチャートを表示させましょう。
現在表示されていてもいつ表示されなくなるかわかりません、万が一に備えて対処方法を覚えておくとでスムーズに対処することができます。
別のブラウザで開く
現在取引所を開いているブラウザやブラウザアプリをGoogle Chromeやファイヤーフォックスなど、他のブラウザを使用して再度取引所にアクセスすると解決される場合があります。
通信状況によっても表示されづらくなりますので、通信速度制限やWiFiなどの電波強度を確認してみましょう。
Google Chromeのシークレットモードを使用する
Google Chromeと呼ばれるブラウザツールには、シークレットモードと呼ばれる検索履歴や設定が残らない機能が存在しています。右上の設定ボタンをクリックして「新しいシークレット ウィンドウ(I)」をクリックしましょう。
するとシークレットウィンドウが新しい画面にて表示されますので、Poloniexにアクセスしてください。
▼ シークレットモードのショートカットキーはこちら
・[Ctrl]+[Shift]+[N]キーを押す (Windows OS/Chrome OSの場合)
・[command]+[shift]+[N]キーを押す (macOSの場合)
※ いずれもChromeを起動してアクティブにした状態で押す必要があります
Cookieを削除する
ブラウザのCookieを削除することで、チャートが表示される場合があります。画面の右上の「設定ボタン」をクリックして、そこから「設定」を選択しましょう。「詳細設定を表示」という項目を選んでください。
下にスクロールしますと「閲覧履歴データを消去する」という項目がありますので、クリックして閲覧履歴削除画面を開きましょう。
閲覧履歴データを消去する画面が表示されましたら「Cookieと他のサイトデータ」をクリックしてください。そして「データ消去」をクリックすれば、Cookieの消去は完了です。
今回はGoogle Chromeで解説しましたが、Internet ExplorerやファイヤーフォックスでもCookieを消去することができますので、試してみましょう。
Poloniex (ポロニエックス) チャート まとめ
Poloniexでは、モネロやテザーといった特殊な通貨建取引が可能となっています。国内仮想通貨取引所や海外大手仮想通貨取引所であるBINANCE (バイナンス) でも取引することができない通貨ペアなので、ぜひPoloniexでアカウント登録しておきましょう。
ただしPoloniexは海外取引所なので、いつ日本居住者のユーザーが利用できなくなるかわかりません。ですので長期間取引する予定のない仮想通貨を保有する場合は、対応している外部ウォレットや国内取引所に送金しておくことがオススメです。
Poloniexはアメリカの大手企業である「Circle社」が買収していることもありますので、突然取引所が閉鎖するといったリスクは少ないでしょう。念のため二段階認証設定を行っておけば、安心して仮想通貨を取引することが可能です。
Poloniex (ポロニエックス) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。