- YoBitから送金を行うには「Wallets」メニューから始める
- 送金がうまくいかないときは、時間をおいて試してみる
- 送金情報を確認するには「History」>「Withdrawals」と進む
YoBit (ヨービット) は、1300以上の通貨を取り扱っているロシアの取引所です。
日本の取引所では購入できない草コインを多く取り扱っているので、今後の草コインの価格の高騰に備えたい方にはオススメの取引所です。
ただしYoBitには日本円での入金ができないので、仮想通貨の送金方法をマスターすることが必須になります。丁寧に解説しますので送金方法をじっくりと見ていきましょう。
参考記事: Yobit (ヨービット) 評判・レビュー評価・口コミ を詳しく見る
他取引所からYoBit (ヨービット) への送金 (入金) 方法
まずは他の取引所からYoBitに対して通貨を送金 (入金) するときの手順を見ていきましょう。
STEP1 | YoBitで入金アドレスを表示する |
STEP2 | 送金元の取引所から送金する |
STEP3 | 着金を待つ |
STEP1 YoBitで入金アドレスを表示する
- 最初にYoBitで入金させたい通貨の入金用アドレスを表示しましょう。
- YoBitへログインし、上部のメニューバーから「Wallets」をクリックします。
- そして、右上の検索ボックスに入金したい通貨の名前またはシンボルを入力し、検索します。
- 次に、入金させたい通貨の「+」ボタンを押しましょう。「+」は「入金」を意味しており、通貨が増えることを表しています。
- 通貨の入金アドレスが表示されます。アドレスを選択しコピーしましょう。
以上でYoBitでの操作は終了です。続いて送金元の取引所の操作に移ります。
STEP2 送金元の取引所から送金する
送金元の取引所のWebサイトへログインし、送金作業を行います。
STEP1でコピーした通貨のアドレスは、「送付先アドレス欄」に貼り付けしましょう。送金作業が終わったら、ステータスをチェックし、送金が開始されたかどうかを確認してください。
なおYoBitは入金するのに手数料はかかりませんが、通貨を送金する際の送金手数料は利用者の負担となります。
STEP3 着金を待つ
送金作業が終わったら、あとはYoBitへ着金するのを待ちましょう。
YoBit (ヨービット) から他取引所への送金 (出金) 方法
続いてYoBitから他の取引所へ送金 (出金) を行う手順を見ていきましょう。
STEP1 | 送金画面を表示する |
STEP2 | 送金に必要な情報を入力する |
STEP3 | 「Withdrawal request」ボタンを押す |
STEP1 送金画面を表示する
- まず送金情報を入力する画面を表示しましょう。
- YoBitへログインし、上部のメニューバーから「Wallets」をクリックします。
- そして、右上の検索ボックスに送金したい通貨の名前またはシンボルを入力し、検索しましょう。
- 次に、送金したい通貨の「-」ボタンを押します。「-」は「通貨が減る」こと、つまり出金(送金)することを表しています。
- 続いて、送金先の情報を入力しましょう。
STEP2 送金情報を入力する
送金情報を入力する画面が表示されます。
Withdrawal address (ADDR) 欄に送金先のアドレスを、Quantity欄に送金する通貨の数量を入力しましょう。
なおQuantity欄の下の「Withdrawal Fee」欄は、送金する際に必要な手数料が前もって記入されています。この送金手数料が差し引かれることを考慮して、送金する通貨の数量を入力しましょう。
送金先のアドレスが正しいかをチェックする
送金先のアドレスを入力するときは、送金する通貨と受け取るアドレスが一致しているか確認しましょう。
というのも送る通貨と受け取り用のアドレスが一致していないと、通貨を取り出せなくなる (=失う) ことがあるからです。
一度入力したあとも、再度間違いがないか入念にチェックを行いましょう。
タグの入力が必要が場合がある
送金する通貨によっては、送金アドレスのほかに「タグ」や「メッセージ」を入力しないと正常に着金しないものがあります。
そのため、受け取り先のアドレスを表示させる際に、タグの入力が必要かどうかをよく確認しましょう。
タグやメッセージの入力が必要な通貨には、リップル (XRP) やネム (XEM) などがあります。
STEP3 「Withdrawal request」ボタンを押す
最後に「Withdrawal request」ボタンを押します。
YoBit (ヨービット) の送金反映時間
YoBitへ入金したりYoBitから送金したりするとき、時間はどのくらいかかるのでしょうか?
YoBitのFAQには、次のように記載があります。
「入金または出金は、ユーザーから申請があるとすぐに手続きが開始されます。しかしながら、資金の移転には最大24時間かかる場合があります。また、ときどき1~2日かかることもあります。」
まとめると、YoBitの入金や送金にかかる時間は、数分~最大2日となります。
なぜこのように時間の幅があるかというと、通貨の送金の混雑状況によって承認にかかるスピードが大きく変わるためです。
通貨の送金が混み合っていないときは数分で承認が完了しますが、混み合っているときは、それ以前の送金の承認が終わるのを待つ必要があります。
そのため、ビットコインバブルの頂点だった2017年12月ごろは、ビットコインを送金するのに3日以上かかっていました。
これは仮想通貨のブロックチェーンの仕組みの問題ですので、YoBitがコントロールできる問題ではありません。
そのため通貨を送金する際は、時間に余裕を持って送金を行うことが大切です。
YoBit (ヨービット) の送金手数料一覧
YoBitの送金手数料は次のとおりです (2019年5月時点) 。
なおここでは日本の取引所に送金できる通貨をピックアップしました。
通貨名 | 送金手数料 |
BTC (ビットコイン) | 0.0012BTC |
ETH (イーサリアム) | 0.005ETH |
LTC (ライトコイン) | 0.002LTC |
XRP (リップル) | 0.5XRP |
BCH (ビットコインキャッシュ) | 0.01BCH (BCHABC) |
ETC (イーサリアムクラシック) | 0.005ETC |
LSK (リスク) | 0.2LSK |
XEM (ネム) | 20XEM |
**他の海外取引所と比べてもYoBitの送金手数料は安く設定されています。
**そのためYoBitは草コインの保有のためだけでなく支払いや送金の目的でも使うことができます。
YoBit (ヨービット)での送金に関するQ&A
YoBitで送金をする際によく出現するエラーとその対処法を紹介します。
送金されない場合の対処法は?
- 「Withdrawal request」ボタンを押しても、反応がない」
- 「Withdrawal such a currency is temporary off (送金は一時的に利用できません) とメッセージが出た」
- 「Wallet statusがMaintenanceと書かれている」
YoBitではときどき上のようなメッセージが現れて送金がうまくいかないことがあります。これはYoBit側が特定の通貨の送金を一時的に停止していたり、サーバーにうまく通信できなかったりするときに起こるようです。
解決方法は、時間をおいて再度試してみるしかありません。
送金時間が遅い時はどうするべき ?
YoBitから送金した通貨が着金しない、またはYoBit宛の通貨が着金しなかったときは、送金のステータス情報を確認しましょう。
YoBitから送金したときのステータス情報の確認手順をこれから紹介します。
- YoBitへログインし、上部のメニューバーから「Wallets」をクリックします。
- 送金した通貨の欄にある「H」 (History) ボタンを押しましょう。
- 次の画面の「Status」欄に注目します。
In processの場合
もしStatus欄が「In process」であれば、まだYoBit内で送金処理を行っている途中です。送金が開始されるまで待ちましょう。
Cancelledの場合
Status欄が「Cancelled」であれば、何らかの理由で送金依頼がキャンセルされました。入力した送金情報に間違いがなかったか確認を行いましょう。
間違いが見当たらない場合は、再度送金作業を行ってみるかYoBitのサポートへ問い合わせを行います。
Completedの場合
Status欄が「Completed」であれば、通貨はYoBitから正常に出金された状態です。
つまりブロックチェーン上での承認作業を行っている途中か、または受け取り側の取引所で受信するプロセスの途中である可能性があります。
この場合は、YoBit側の送金のプロセスは正常に完了していますので、通貨が着金するまでしばらく待ちましょう。1日~2日経っても着金しない場合は、受け取り側の取引所へ問い合わせを行いましょう。
送金のキャンセルは可能?
YoBitで送金依頼すると、基本的に即座に送金処理が開始されます。そのため送金のキャンセルはできません。
送金の履歴はどこで見られる?
送金の履歴を見るときは、ログイン後上部のメニューボタンから「History」をクリックしましょう。
その後「Withdwawals」をクリックすると、これまで送金した通貨の履歴を確認できます。
YoBit (ヨービット) の送金に関するまとめ
YoBitは一般的な仮想通貨取引の他に『レンディング (貸付)』で利息を受け取る仕組みがあります。さらに1300以上の仮想通貨を取り扱っているなど、日本の取引所にはない魅力があります。
ただしメールアドレスだけで取引できるなどマネーロンダリング対策が弱い不安要素があります。もしYoBitで取引を行う際は、すべての資金を入れるのではなく少額で取引することをおすすめします。
Yobit (ヨービット) が一概に悪徳業者と断定はできませんが、日本人にも人気の海外業者の中には詐欺まがいの行為を行なっている業者が紛れていることも事実です。また暗号資産(仮想通貨)交換業として登録していない取引所が日本でサービスを行うことは法律で固く禁じられています。海外暗号資産(仮想通貨)取引所の多くは、日本国内での法律に違反していることが多いため、被害に遭って大きな損害を受けてしまう恐れもあります。当サイトとしては万が一のリスクに備え、安全な国内業者を利用されることを強くおすすめいたします。どの取引所を選べば良いか迷っている方はぜひ「国内おすすめ仮想通貨取引所比較ランキング」をご覧ください。