- ビットコインは2009年10月から3000万倍に高騰!!
- ビットコインの高騰で億万長者になった人を『億り人』と呼ぶ
ビットコインは2009年10月に初めて価格が付いたとき、日本円で約0.07円/BTCでした。8年後の2017年、ビットコインは最高で約220万円/BTCもの価格を付けています。その価格差は3000万倍以上と高騰しているため、早いうちからビットコインを保有していた人たちは自動的に億万長者になってます。
日本では「億り人」と呼ばれることもあるビットコイン億万長者ですが、一体どんな人たちが莫大な資産を手にしたのでしょうか。
仮想通貨・ビットコインの億り人とは
仮想通貨でいう「億り人」とは、映画「おくりびと」と、億万長者を組み合わせて造られたインターネット上の造語です。「億」という言葉が入っている通り、仮想通貨で1億円以上の資産を形成した人のことをこう呼びます。
ここでいう「億り人」とは少額の資産から仮想通貨をはじめ、多大な資産を築いた人のことを指しています。
この言葉が世間に広まった背景として、2017年に仮想通貨が高騰した際に、多くの億り人を生み出したという背景があります。SNSやメディアでこういった人たちを取り上げたことが原因で一般的にもこの言葉が浸透しました。
ちなみに10億円以上稼いだ人のことを、「自由億」とも呼びます。
仮想通貨・ビットコインで億り人になる方法
ではどうすれば仮想通貨で億り人になることができるのでしょうか。億り人になるための考え方や、メンタル面、心構えについてご紹介したします。
余剰資金を作ろう
仮想通貨で億り人になった人の特徴は「余剰資産で投資していた」ということです。仮想通貨はあくまで投資ですので、やろうと思えば生活を切り詰めて投資にお金を回すこともできます。しかしそれではリスクも高いですし、諸々のリスクを考えてもあまりおすすめはしません。
仮想通貨で億り人になるには、余ったお金を投資に回して「余剰資産」を作りましょう。心の余裕が投資には必要になります。
情報収集する
仮想通貨に関わらず、投資で勝つ人は情報収集に余念がありません。
実際に億り人になった人は仮想通貨の情報収拾をかかさずに行い、とても詳しい人が多いです。仮想通貨そのものだけでなく、それらを取り巻く周辺の情報にも常にアンテナを張り巡らしておくことも重要です。
価格変動に動じないメンタルを持とう
仮想通貨は日々、価格変動します。通常の人はやはり価格の変動には一喜一憂してしまうものです。しかし億り人を目指すのであれば、事前に集めた情報を元に多少のことでは動じないメンタルの強さが求められます。
その結果価格が大きく下落した時に仮想通貨を手放さずに、価格が高騰したタイミングで利益を確定でき、大きな利益を手に入れることができるのです。
仮想通貨・ビットコインで億り人になったら
仮想通貨で億り人になるのは大きく2パターンの人がいます。それは「もともと大金持ちの人」と「普通のサラリーマン」の2パターンです。後者の場合、予想していなかった金額が手元に入ってくるので、現状の生活とは大きく変わってくる未来が待っているでしょう。
仮想通貨で稼ぐと税金が発生する
仮想通貨で億を稼ぐといいことばかりではなく、日本国内の場合は稼いだ額に応じて税金が発生します。仮に1億円稼いだとすると、稼いだその年は税金は発生しませんが、翌年に大きな税金を支払うことになります。仮想通貨にかかる税金は所得税と住民税です。
この2つの税金を合わせて半分以上は税金を支払うことになります。たとえ仮想通貨で億り人になって、億を稼いでも翌年の税金が支払えないという人も実際にいます。
仮想通貨で億り人になったら税理士に相談
先述したとおり、翌年になって税金が払えないという事態に陥らないためにも、億り人になったら税理士に相談するようにしましょう。日本の税率は累進課税方式になっており、仮想通貨の税率に関しても非常に複雑な税法が適用されていたりします。
そのため、税金に関しては専門家である税理士に相談するのが賢明といえます。できれば利益が出た時点で税理士に相談してどのくらいの税金を支払うことになるのか把握しておいたほうが良いでしょう。そうすると翌年の支払いも想定内に収めることができます。
仮想通貨・ビットコインで億り人になった人々
仮想通貨・ビットコインで億り人になった日本人
与沢翼さん
かつて「ネオヒルズ族」や「秒速で億を稼ぐ男」として話題になった事業家の与沢さんもビットコインを購入していました。
2017年12月に自身のTwitterで59BTCを保有しているとツイートしており、当時のレートで約1億1,800円でした。
2018年5月時点ではビットコインの価格が下がっていますが、他にも時価総額第3位の仮想通貨リップルを大量に保有しているため、仮想通貨だけでも億万長者になっていると言えるでしょう。
引用元:X (Twitter)
SBIリップルで時価7億5千万円にコムサ入れて8億?あとビットコイン59BTCで1億1800万今計算したら、仮想通貨だけで9億円こえてました。3か月でリターン6倍ぐらい。他入れてペーパーアセットだけで11億ぐらいか。現金もいっぱいあるよ♡https://t.co/nSusB9VbcH
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa)
ニシノカズさん
ニシノカズさんは2017年に仮想通貨トレード界隈で「億り人(億超え投資家)」になったとして、話題になった仮想通貨投資家兼ブロガーです。
ニシノさんは2017年1月にふと思い立ち、クレジットカード決済で10万円分のビットコインを購入し、仮想通貨トレードを始めました。その後、価格上昇の波に乗って順調に資産を増やしていき、購入からわずか10ヶ月の2017年10月に3億超えを達成しました。
堀江貴文さん
ホリエモンの愛称で知られる事業家の堀江貴文さんは、2014年ころから自身のYoutubeチャンネル「ホリエモンチャンネル」でビットコインの可能性について発信していました。
堀江さん自身がどの位のビットコインを購入したかは定かではないため、堀江さんがビットコインで億万長者になったとは断言できません。しかし、ホリエモンチャンネルを見て仮想通貨を購入して、2017年の価格高騰のおかげで約3億円の価値になった人がいるようです。
堀江さん曰く、その人は億万長者になったあとで堀江さんの主催する寿司会で報告に来たとのこと。
(参考:https://youtu.be/PkXEeyIQbNU)(8:05の辺りから)
また、同一人物かは不明ですが、同じホリエモンチャンネルを見て資産総額10億円になった人もいるようです。
引用元:X (Twitter)
仮想通貨ナイト参加者と2次会話聞いていると、仮想通貨で10億円近く含み益抱えてる人がいた!!なぜか今後の人生相談を受けてますw#仮想通貨ナイト
— ゆきひろ@金融トレーダー (@yukihiro_fx)
仮想通貨・ビットコインで億り人になった世界の人々
ウィンクルヴォス兄弟
世界で初めてのビットコイン億万長者と言われているのが「ウィンクルヴォス兄弟」です。ウィンクルヴォス兄弟はFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグと同時期に在学しており、現在のFacebookと似たサービスの開発をしていました。
開発の際にザッカーバーグにも協力を依頼しており、その後創業されたFacebookがウィンクルヴォス兄弟のサービスと類似していたため、彼らはFacebookを相手に裁判を起こし、2011年に6,500万ドルもの賠償金を獲得したのです。
そして、巨額の賠償金を手に、ウィンクルヴォス兄弟は当時まだ価格の低かったビットコインを大量に購入し、億万長者となりました。その資産額は1,000億円以上だと言われています。
ビル・ミラー
ビル・ミラーはアメリカのヘッジファンド「ミラー・バリュー・ファンド」のCEOであり著名な投資家です。ビル・ミラーは2014年からビットコイン投資を行っており、その際には彼自身の純資産の1%を投じています。
さらに、2017年10月にはミラー・バリュー・ファンドの総資産の30%をビットコインに投じ、同12月には約50%にまで割合を増やしているというから驚きです。
正確な投資額は明らかになってはいませんが、投資額自体が億単位であると言われているため、少なくとも数十億〜数百億円の価値にはなっていると考えられるでしょう。
サトシ・ナカモト
ビットコインの元となる論文を発表したビットコイン考案者であり、未だに性別・国籍含め正体が分かっていない謎の人物(または団体)です。2009年にビットコインがリリースされてから、しばらくの間マイニング(※)と呼ばれる作業を単独で行っており、多くのビットコインを獲得したと言われています。
※マイニングとはビットコイン取引の安全性や正当性を担保するために必要な作業を行い、ビットコインを報酬として手に入れる行為のこと。
サトシ・ナカモトは獲得した大量のビットコインを未だに売却していないため、間違いなく億超えの資産を保有していると考えられます。
ロジャー・バー
ロジャー・バーはかなり初期のころから、ビットコインの投資や普及活動を行ってきた人物で「Bitcoin Jesus」の異名でビットコイン界隈には知られています。
ビットコインが1ドル程度だった頃に大量に購入しており、その後の価格高騰で大きな資産を築きました。保有しているビットコインの総量は不明ですが、2017年11月にはロジャーの保有する25万BTCが仮想通貨取引所に送金されたという情報が流れています。
これは当時のレートで約2,000億円であるため、この情報だけでも間違いなくロジャーは億万長者であると言えます。
クリストファー・コッホ
クリストファー・コッホは2009年、大学生時代に暗号技術に関する卒業論文を執筆する過程でビットコインを知り、興味本位で5,000BTCを購入しました。その後、しばらくの間はビットコインについて忘れていたようですが近年の価格高騰のおかげで億万長者の仲間入りを果たしたのです。
現在も5,000BTCを保有しているかはわかりませんが、もし保有してるとしたら約50億円になっていると考えられます。
仮想通貨・ビットコインの億り人の人数は?
ビットコインは仮名制通貨と言われており、ビットコインアドレスが現実世界の誰と結びついているのかは分かりません。
そのため本人の申告以外に実態を把握することはできませんが、ビットコイン&ブロックチェーン研究所代表の大石哲之氏が、2017年5月に自身のTwitterで行った調査によると、以下のような結果になったようです。
1億円以上・・・216(59%)
2億円以上・・・33(9%)
3億円以上・・・15(4%)
5億円以上・・・102(28%)
※回答数:366
また、同氏が行った別のアンケートでは、億超えの資産を持っている人の過半数が投資元本が200万円程度と回答しており、億万長者になるにはまとまった額の資金が必要であることがわかります。
2017年5月時点でも、300人以上が1億円を超える資産を築いていることから、世界では相当な人数が億万長者になっていると考えられます。
ほかの投資対象と比べてビットコイン投資は価格変動が激しく、リスクが大きいですが、億万長者たちの事例はタイミングが良ければ大きな利益が期待できることを教えてくれます。
まとめ
ビットコインはハイリスクですが、その分ハイリターンな投資対象であり、だからこそ多くの億万長者を生み出しました。今後、ビットコインの価格が上昇するかは誰にも分かりませんが、宝くじを買うよりは良い投資対象かもしれません。
もし、手元に余剰資金があるのであれば、試しにビットコイン投資を始めてみるのも一つの選択肢です。