ソーサーとは|便利なチャート分析手法の特徴と活用法を解説!


2種類のソーサーについて押さえる
2種類のスパイクについて押さえる
ソーサーとスパイクのチャートに注意する

本記事では、ソーサーの特徴やスパイクについて解説します。ソーサーやスパイクにはそれぞれ種類があり使いどころやメリット・デメリットが異なるため、上手に使い分けることができればトレードの勝率向上につなげることができます。

この機会にぜひソーサー・スパイクについてマスターしましょう!

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さらに、ユーザー間のチャットやチャットルームの作成も可能で、全世界で数多くのトレーダーに愛用されています。

他にも公式に発表されたニュースや指標も見ることができます。トレードに必要な情報はこれ1つですべて手に入るといっても過言ではありません。

TradingViewは無料でも十分強力なツールですが、「PRO」「PRO+」「PREMIUM」といった3つの有料プランが用意されています。

一番手軽に始められる「PRO」でも「ボリュームプロファイル (価格帯別出来高)」という非常に強力なツールが使えるようになるので、本気でトレードに取り組みたい方にはとてもオススメです。

ソーサーの基本情報


ひとこと特徴,頻繁に出現するチャートパターン
ジャンル,チャートパターン
難易度,中級テクニカル分析
使うタイミング,-
主な使い方,ソーサ―が現れたらエントリー

ソーサーには、「ソーサートップ」と「ソーサーボトム」があります。ソーサートップとは、画像のような形を表しています。右側の部分はハンドルと呼ばれており、水平なレンジを形成した場合は全体を指してフライパンと呼びます。基本的には高値圏で発生する横ばい状態のことをソーサートップと呼びます。

ソーサーボトムはラウンドボトムとも呼ばれており、ソーサートップとは逆の形を形成します。基本的には安値圏で発生する横ばい状態のことをソーサーボトムと呼びます。

勝率を上げるための+α
スパイクという形もチャート上に頻繁に出現するチャートのパターンの1つで、急激に値上がり・値下がりした後に急激に値を戻す現象のことを指します。「スパイクトップ」と「スパイクボトム」の2種類があるので、確認しておきましょう。

ソーサーとは

ソーサーは英語で「お皿」という意味があり、投資でのソーサーも「お皿」という意味です。チャート上でお皿のような形を形成するため、ソーサーと呼ばれています。

チャート上で頻繁に出現するパターンであり、将来の値動きを予測する際に大きく役立つ手法です。

ソーサーの見方

ソーサートップ

ソーサートップとハンドル

ソーサートップとは、画像のような形を表しています。別名「ラウンドトップ」とも呼ばれています。右側の部分はハンドルと呼ばれており、水平なレンジを形成した場合は全体を指してフライパンと呼びます。

ソーサートップ・ソーサーボトムとはチャートの形でテクニカル指標のことを指します。名前の由来はソーサーが英語で「お皿」を表していることからきており、高値圏で発生する横ばい状態と、安値圏で発生する横ばい状態に注意するために使用します。

投資をしているとよくこの「ソーサートップ」と「ソーサーボトム」を見ることが多いです。ソーサートップが続いているとそこから売り優勢になるケースがほとんどです。

基本的には高値圏で発生する横ばい状態のことをソーサートップと呼びます。

ソーサーボトム

ソーサーボトムはラウンドボトムとも呼ばれており、ソーサートップとは逆の形を形成します。基本的には安値圏で発生する横ばい状態のことをソーサーボトムと呼びます。

ソーサーの使い方

ソーサートップ

ソーサートップとは上昇トレンドが一旦止まり、しばらく間保ち合い(横ばい)になり、そのあと下落トレンドに転じることをいいます。
株式市場では「トレンドが発生している状態」でなければ利益を出すことが難しいです。ですので保ち合い(横ばい)になった際は利益を出すのが難しいと考えるのが通説です。

しかし保ち合いはいつか崩れ、上下どちらかのトレンドに形成を始めます。上昇トレンドが終わり、しばらくの間保ち合いになった場合は下落トレンドに転じることが多いので「ソーサートップ」と呼ばれています。

保ち合いのあと、もし上昇トレンドに転じると買いだと見て良いですが、下落に転じることが多いと見てよいでしょう。

ソーサーボトム

ソーサートップに比べてソーサーボトムは非常にわかりづらい点が特徴です。なぜわかりにくいのかというとソーサーボトムは下落トレンドから横ばいが続き、上昇に向かわずにそのまま下落していくケースも多いからです。

形としては下落トレンドから横ばいが続き、上昇トレンドに転じる結果をその形がお皿に似ていることからソーサーボトムと呼びます。

スパイクとは

スパイクの概要

スパイクもチャート上に頻繁に出現するチャートのパターンの1つで、急激に値上がり・値下がりした後に急激に値を戻す現象のことを指します。スパイクには2種類の形があるので押さえておきましょう。

スパイクトップとスパイクボトム

スパイクについて

上の画像のようにスパイクには「スパイクトップ」と「スパイクボトム」の2種類があります。どちらも値動きの激しい相場で出現するのできちんと覚えておきましょう。

スパイクトップとはV字型にチャートが形成されている状態を指します。トップとついている場合は、価格が急騰して直後に価格が下落したチャートです。そのため逆Vをチャート上に形成します。

スパイクボトムとはV字型にチャートが形成されている状態を指します。ボトムとついている場合は、価格が急落して直後に価格が急騰したチャートです。そのためV字をチャート上に形成します。スパイクトップとは逆の形というだけなので、かんたんに覚えておきましょう。

ソーサーとの組み合わせが有効なテクニカル分析

MACD



ひとこと特徴,移動平均線を元にしたテクニカル指標
ジャンル,オシレーター系
難易度,初級テクニカル分析
使うタイミング,主にレンジ相場
主な使い方,**ゴールデンクロス**で買い、**デッドクロス**で売り

MACDは「Moving average Convergence/Divergence Trading Method」の略称で、日本語に訳すと「移動平均・収束拡散トレード法」と呼ばれます。MACDでは短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで、買いと売りを判断することができます。

基本となる線である「MACD」が下向きでその移動平均線シグナルがMACDより上にある時には、相場は弱いと見ます。その後にMACDの調整がなだらかになり、シグナルを上抜けるとゴールデンクロスといって買いのタイミングになります。反対にMACDが上向きで、シグナルを上回っている時は相場が強いと見ます。その後、MACDの上昇がなだらかになり、シグナルを下抜けるとデッドクロスといって売りのタイミングとなります。

MACDは、ゴールデンクロス・デッドクロスといった「買い」と「売り」を判断させるタイミングが単純移動平均線と比べて格段に早くなるため、相場の転換をより早く判断するのに有効です。またダマシが少なく使いやすいので、多くの投資家から支持を集めています。

勝率を上げるための+α
グラフの数値に「0」がありますが、買いのタイミングとなった後に、MACDとシグナルがともにゼロ水準を上回った場合には、より信頼度が高い買いシグナルになります。反対に、売りのタイミングとなった後に、ともにゼロ水準を下回った際には、より信頼度が高い売りシグナルになります。

支持線



ひとこと特徴,過去の価格推移から反発を予想
ジャンル,トレンド系
難易度,初級テクニカル分析
使うタイミング,トレンド・レンジ相場
主な使い方,安値同士を線で結ぶ

相場は投資家の心理が反映されて価格が推移するので、他の投資家にも意識される支持線を引くことが重要になります。たとえば多くの投資家が「可能な限り安いところで買い、高いところで売りたい」と考えている場合、安値同士を結んだ支持線で買い支えられるという判断をすることができます。

しかし注意しなければならない点は、全ての安値部分を結ぶわけではないということです。支持線でトレンドラインを作るということを意識し、もっとも顕著な安値に注目するようにしましょう。

勝率を上げるための+α
支持線で買い支えられず、価格が割り込んでしまった場合には「もっと価格が下がるかもしれない」「上昇トレンドが終わるかもしれない」という心理が働きます。これにより不安感が強まるため、このあと価格は一気に下がる可能性が高くなります。このような局面では、出来高なども考慮したうえで「順張り」を行うことが最適です。

RSI


ひとこと特徴,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
ジャンル,オシレーター系
難易度,初級テクニカル分析
使うタイミング,主にレンジ相場
主な使い方,**20%以下**で買い、**80%以上**で売り

RSIは相場の買われすぎ・売られすぎを判断するオシレーター系のテクニカル指標です。RSIの値が20%以下になったら売られすぎ、80%以上になったら買われすぎと判断されることが多く、主に逆張りのシグナルとして活用されます。

20%と80%というラインは買われすぎのシグナルとして機能しますが、エントリーポイントはRSIの天井や底である「ピーク」の少し後が一般的です。「ピーク」に達した後にトレンドが反転したと見えたタイミングでエントリーするようにしましょう。

勝率を上げるための+α
オシレーター系のテクニカル指標は比較的ダマシが多いため、1時間足で方向性を確認し15分足や5分足でトレードをするという戦法をおすすめします。短すぎる時間足だとトレードの勝率が低くなり、長すぎる時間足だと誤差が大きくなってしまうため、それらを組み合わせてチャートを分析するようにしましょう。

ソーサーのまとめ

スパイクもソーサーも出現頻度が高いため、習得すれば高確率でトレードでの勝率をあげることができます。さらにトレンド系やオシレーター系のテクニカル分析手法とも組み合わせることで、より効率の良いトレードの実現を期待できます。

他のテクニカル分析も勉強してみて、まずは1つ得意なチャート分析手法を習得することをおすすめします。

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こちらは編集部おすすめの、本当にトレードで役立つテクニカル分析まとめです。トレードでの勝率をさらに高めたいという方は気になったものから1つずつ覚えていきましょう!


ボリンジャーバンド,勢いの変化や反転の目安、方向を見るテクニカル指標
MACD,移動平均線を元にしたテクニカル指標
ローソク足,価格を4つの値段で表し、価格推移を表示したもの
移動平均線,相場の方向性を見るテクニカル指標
ゴールデンクロス,価格の上昇を判断するテクニカル分析手法
出来高,売買の数量を確認できる指標
ダウ理論,全てのテクニカル分析の基礎として現在も多くの投資家に支持されている
支持線,過去の価格推移から反発を予想
新値足,トレンドを把握するためのテクニカル分析
サヤ,価格変動において生じる値幅のこと
ストキャスティクス,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
一目均衡表,相場の動向を見るためのテクニカル指標
RSI,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
ダイバージェンス,様々なオシレータ系指標に見られる現象
逆ウォッチ曲線,価格と出来高から相場を分析する手法
コマ足,売買シグナルをわかりやすく出してくれる


VWAP,大口取引を行う、機関投資家などを中心に目標値とされている
モメンタム,トレンドの転換や強弱を表す指標
逆三尊,トレンドが転換するときに形成されるチャートパターン
ソーサー,頻繁に出現するチャートパターン
エリオット波動,相場は5つの上昇波と3つの下降波で1つの周期を形成するという考え方
パラボリック,トレンド追随型のテクニカル分析
三段高下,上昇・下降相場の波動理論
グランビルの法則,移動平均線とレートの関係性から売買タイミングを判断する
ダブルトップ,上昇トレンドが終了する際に現れるチャートパターン
DMI,市場の状態を見極めるための順張り指標
ポイントアンドフィギュア,○と×だけで値動きを表現して相場のトレンドを把握し予測する
アームズボックス,その日の高値と安値を示し、取引量を把握可能
練行足,一定の値幅を決めて、その値幅以上の値動きがあったときに足を記入する
リスクリワードレシオ,利益確定と損切りのバランスを表す指標
%Rオシレーター計算式,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
フィボナッチ,サポートとレジスタンスの地点を判断する指標
RCI,買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標
サイコロジカルライン,市場参加者の心理を数値化した指標
酒田五法,日本の江戸時代に開発され、現在も使われる相場分析方法

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