- 現状、BINANCEではシンボル (XYM) の出金のみ可能
- 将来的にはBANANCEに上場する可能性も大いにある
シンボル (XYM) という通貨がこの数ヶ月の間に国内外の複数取引所に上場しているのはご存知でしょうか。
本記事では、「シンボル (XYM) が国内取引所のZaifに上場したけど、BINANCEの上場はいつ?」「シンボル (XYM) ってどんな通貨?」といった疑問点をまとめました。
この記事を読んでシンボル (XYM) についての理解を深め、正しく運用していきましょう 。
BINANCE(バイナンス)ではシンボル(XYM)は取引できる?
シンボル(XYM)は出金のみ対応中
シンボル (XYM) の配布を2021年3月23日に突如終了したBINANCEは、推定では【2021年4月30日AM1:00】にシンボル (XYM) の出金を開始すると発表していました。
しかしその後出金予定時刻が何度も変更され、同年4月25日には一旦シンボル (XYM) の出金開始を試みたものの、その後、エラーなどのトラブルが続発し、再度出金が停止されるなどの措置が取られていました。
最終的にシンボル (XYM) の出金が開始されたのはに同年の5月5日となりました。現在はシンボル (XYM) の出金は自由に行えます。また、その手数料は「0.1XYM」です。
現状、BINANCEではシンボル (XYM) の購入ができず、出金のみ可能な状態です。
【世界最大規模の仮想通貨取引所Bybit (バイビット) でシンボル (XYM) が上場間近!】
【シンボル( $XYM )上場のお知らせ】
— Bybit (バイビット) (@BybitJP) November 22, 2021
BybitはXYMの現物取引と入金を11月23日午後7時頃(日本時間)より開始致します。
但し、開始時間が変更になる場合は再度ご連絡致します。
また、ByFiセンターでも近日中に対応予定です。
他にご要望の多い複数の通貨については審査中です。 pic.twitter.com/4zO2HX7HCP
バイナンスと並ぶ世界最大級の仮想通貨取引所Bybit (バイビット) にシンボル (XYM) が上場する旨が取引所の公式アカウントや日本人インフルエンサーによって公開されました。
上場のアナウンスのあと、シンボル (XYM) の価格は30%以上の上昇をみせ、大きく値幅を取りました(右から数えて2本目のローソク足)。
このように、世界最大規模の取引所への上場は価格にも大きな影響をもたらします。シンボルを取り囲む世界的な上場トレンドを加味すれば、BINANCEにシンボル (XYM) が上場する可能性は決して低くなく、上場時には再び大きな値幅を取ることも予想されます。
BINANCE(バイナンス)でシンボル(XYM)が上場する可能性
BINANCEにてシンボル (XYM) が上場する可能性は大いにあります。
というのも、最近国内海外問わず、多くの取引所でシンボル (XYM) の上場ラッシュとなっているからです。
シンボル (XYM) のような草コインが数多く上場するgate.ioや、kucoinなどでは既に上場が行われています。草コイン系の取引所で上場後も安定した取引が行われている通貨に関しては、BINANCEのような大型海外取引所に上場するのは時間の問題であると考えるのが一般的です。
また、国内でもZaifとBitbankで上場しています (2021年11月22日執筆時点) 。
BINANCE(バイナンス)上場後の動きはどうなる?
BINANCEに上場した通貨は短期的には大きく値幅を取る傾向があります。
例えば、アリス (ALICE) という通貨は上場初値の600倍を記録しています。
上記の画像1つ目のローソク足が上場時の価格を示しています。上場初値が$0.1であったのに対して、最高値は$60を記録しました。その後は価格が下火傾向となってはいるものの、現状でも$20弱の値で推移しています。
BINANCE上場前にアリス (ALICE) を保有していた方にとっては、いつ売っても理論上は元本割れしません。
シンボル (XYM) もアリス (ALICE) と同様にBINANCE上場の瞬間に激しい上髭を作る可能性もあります。上場高値に賭ける方は今のうちにZaifなどの国内取引所でシンボル (XYM) を仕込んでおくのも手です。
そもそもシンボル (XYM) とは
シンボル (XYM) とは、ネム (XEM) という別の仮想通貨の大型アップデートによって誕生したプラットフォームの名称です。
ネム (XEM) は「New Economy movement」の頭文字でもあります。ネットワークの解放を通じて、万人に経済的自由をもたらすことを目標に据えています。
より詳しい説明を確認したい方は、ネム (XEM) とシンボル (XYM) の解説を参照してください。
ネム (XEM) のアップデートにより誕生したもの
シンボル (XYM) はネム (XEM) のアップデート版であり、以前は「カタパルト」という名称で呼ばれていましたが、「シンボル」という新しい名称が2019年の12月から2020年1月にかけてのユーザーによる投票により決定しました。
ネム (XEM) との違い
シンボル (XYM) とネム (XEM) との最大の違いは、更に進化した処理速度の向上と、完全なセキュリティ強化という点です。その顕著な例として、シンボル (XYM) では最大6000件にも及ぶトランザクションの処理をわずか30秒で可能にしました。
処理速度の向上により、スケーラビリティ問題が減少し、決済の手段などでの活用が期待されます。
ネム (XEM) を保有者へのシンボル (XYM) 配布はBINANCE (バイナンス) でも完了
ネム (XEM)の保有者はオプトインという、所有の意思表明をすることにより、シンボル (XYM) を受け取ることができました。
当時のネム (XEM) 保有者はシンボルブロックチェーン上で1XEMあたり1XYMを受け取ることができ、既にBINANCEでも配布が完了しています。
BINANCE (バイナンス) のシンボル (XYM) 上場まとめ
本記事では今後注目すべき仮想通貨、シンボル (XYM) についての詳しい紹介や、シンボル (XYM) の上場の可能性などについて解説をしてきました。
シンボル (XYM) がBINANCEにて上場を果たせば、その値段の上昇は十分期待できます。また、BINANCE 内での購入が可能になれば、世界最大規模の流動性によって取引量が向上し、ますますその付加価値は上昇していくでしょう。