Bybit (バイビット) の出金・送金方法 | 出金手順や出金できないときの対処方法を解説

1分で理解する要約
  • Bybitの出金には仮想通貨を入れるウォレットアドレスの登録が重要
  • 出金方法を画像を交えながら解説
  • 資産の振替方法も画像つきで紹介

Bybitで利益を上げたあとで仮想通貨の引き出す為の出金方法を知りたい方もいるのではないでしょうか。

出金する際にはウォレットアドレスを準備し、画面に合わせて正しい手順を進めることが大切です。

今回はBybitを利用中、または使おうと考えている方のために、正しい出金プロセスを紹介します。

また、画像を交えて解説するので、これを参考にしながら仮想通貨の引き出しをマスターできるでしょう。

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Bybit (バイビット) の出金準備

Bybitの出金準備で大切なのがウォレットアドレスです。ウォレットアドレスの登録とともにセキュリティ設定を済ませましょう。

Bybitはビットコイン (BTC) やイーサリアム (ETH) など人気の仮想通貨を多くの種類扱っているので、多くの種類を受け入れられるウォレットアドレスなら便利です。

また、Bybitの出金は現物アカウントを通じて行われます。

デリバティブ取引やByFi取引に使っている仮想通貨を出勤する際は資産を現物アカウントから振り返る必要があります。

入金するウォレットアドレスの登録方法

ホーム画面に入ったら、右上の「資産」を選びます。すると上記のような資産管理画面が表示されます。この画面で「出金」を選択します。

「出金」を押すと以下のようなピップアップが表示されます。この画面で「ウォレットアドレスを追加する」をクリックします。

また、右側の「重要」には出金最低額や出金のタイミングなどの大切な情報が書かれているので必ず目を通すようにしてください。

次に現れる、やや開けた画面では右側の「+追加」を選択します。

「+追加」ボタンを押したら、仮想通貨の種類やアドレス、固有名をつけて確定させましょう。ウォレットリストに手続き済みのデータが現れます。

セキュリティ設定

Bybitはセキュリティレベルの高い取引所ですが、ユーザー自身も油断せずに対策に努めることが大切でしょう。セキュリティ体制を作る形式は以下の2つです。

認証形式方法
SMSスマートフォンの電話番号にショートメールを送らせ、そこにあるコードを所定欄に入力
Google Authenticator「Google Authenticator」というアプリをインストールし、そこからQRコードなどの読み取り番号を手に入れ、所定欄に入力

特にGoogle Authenticatorは仮想通貨業界でも人気の二段階認証システムで、セキュリティレベルが高いことからおすすめです。

以下のリンク先よりインストールしましょう。

ホーム画面右端の人型をクリックした先の「アカウント&セキュリティ」にある二段階認証の項目でで、Google認証を行えます。

登録アドレスに認証コードを送信させ、メールに出てきた6ケタの数字を入れて確定させましょう。

Google Authenticatorアプリを使ってQRコードを読み取り、次の6ケタのコードが現れたら所定欄に入力すれば認証をクリアできます。

Bybit (バイビット) の出金・送金方法

メイン画面の「資産」を選択し、「出金」をクリック

ホーム画面右端の「資産」に向かいます。

引き出したい仮想通貨の行にある「出金」ボタンを押します。

ウォレットアドレスに送金先のアドレスを入力

画像は出金手続き画面です。最初はウォレットアドレスの入力ですが、複雑な文字列から成り立っているので、登録リストからアドレスを最初から最後までコピー&ペーストしましょう。

1文字でも間違っていると送金分が行方不明になったまま取り戻せないので要注意です。出金はBybitの運営側によって手動で操作されます。

そのため入金のときと異なり、少額のテスト送金が行なえません。アドレスの確認は念入りに行なってください。

①出金する量を入力

出金したい数量を決めましょう。

②二段階認証コードを入力

手続きが終わったら二段階認証コードの入力です。スマートフォンのGoogle Authenticatorアプリでは定期的に6ケタのコードが更新を繰り返しているので、新しいものを入れれば先に進めます。

③出金確認の送金のチェック

二段階認証までの手続きが終われば、送金確認のアドレスがメールに届きます。こちらのメールの中にある、BybitのURLをクリックすれば出金クリアです。

正しい場所に送られているか確認するために、送金先のウォレットを見ておきましょう。

出金が承認され、反映される時間

Bybitでの出金処理は1時、9時、17時の3回のみです。

出金手続きは各処理時間の30分前までに済ませる必要があり、手続き中に過ぎてしまうと余分な時間を待たなければなりません。

急ぎの用事で仮想通貨を引き出せないことにならないように、スケジュールに余裕をもつことが大切です。

Bybit (バイビット) で出金されない時の対処法

「履歴」のステータスを確認

まずはじめに「資産」ページに入り、「履歴」を選択します。

「履歴」をクリックした後の画面では「出金」をクリックすることで出金リクエストのステータスが確認できます。

中央右側の「ステータス」を確認してみましょう。もしここに出金リクエストがある場合、以下のどれかのステータスが表示されます。

メール確認が保留中

このステータスの場合は、出金リクエストの後にBybitから送られてくる確認メールのURLがまだクリックされていない状態です。

Bybitに登録したメールに行って、送られてきたメールをクリックしてください。

検証が保留中

ユーザー側での出金申請は問題なく成功しています。Bybit側が検証(マルチシグ)を行い、その後1時、9時、17時のタイミングで出金処理が行われるでしょう。

送金が保留中

マルチシグまで終了し、定時の出金タイミングを待っている状態です。

メールの有効期限切れ

登録のメールアドレスに送信された確認メールの期限が切れています。

新しい出金リクエストを再送信し、改めて送られてきたメールのURLを押すことで出金リクエストが完了します。

拒否済み

出金が拒否されました。想定される要因は、SNS認証や二段階認証を行っていない、規約違反や禁止事項に抵触した、などが上がります。

Bybitでは出金拒否になるケースは少ないので、違反や二段階認証の解除に身に覚えがなければサポートチャットで問い合わせるべきです。

キャンセル済み

ユーザーによって出金リクエストがキャンセルされました。再度出金を希望する場合は、一からやりなおします。

送金完了

資産は送金が完了しています。お手持ちのウォレットに着金がなければ資産を誤った送付先に送ってしまった可能性が高いです。

資産の紛失という最悪の事態を想定しておく必要があります。

出金履歴ステータスが「送金完了」になっている時

出金ステータスが送金完了になっていて資産が手元に届いていない場合は、以下の可能性があります。

送付先アドレスが間違っている

まずはじめに、ユーザーの資産は既に赤の他人のウォレットに送られてしまいました。この場合、回収は困難です。

アドレスの間違いは自己責任となりがちなので、送金前にしっかりと確認しましょう。

ブロックチェーンが遅延している

Bytbit上での出金処理は完了していますがブロックチェーン上で遅延が発生しています。ビットコイン(BTC) などの一部通貨はトランザクションが10−数10分かかります。

インターネットで自分が出金した資産の一般的なトランザクションの時間を調べてみましょう。

リップル (XRP) 、イオス (EOS) の出金時にタグを入力し忘れた

リップル (XRP) 、イオス (EOS) などの一部資産によっては、入金時と同様に出勤時にも「タグ(メモ)」の入力が必要になります。

この場合は、送金アドレスを間違えたのと同様に、自己責任です。「タグ(メモ)」は必ず入力してください

Bybit (バイビット) で日本円の出金はできる?

Bybitでは日本円の出金に対応していません。

Bybitで生まれた利益を日本円にしたい時は、一旦Bybitから利確したい資産を国内取引のに出金し、出金先の国内取引所資産を売ることで日本円に換金します。

換金先の取引所はCoincheckが便利です。取引画面が扱いやすく、初心者でもおすすめです。

Bybit (バイビット) の出金手数料と最低出金額

Bybitの出金手数料と最低出金額
仮想通貨の種類出金手数料最低出金額
ビットコイン (BTC)0.0005BTC0.001BTC
イーサリアム (ETH)0.005ETH0.02ETH
リップル (XRP)0.25XRP20XRP
イオス (EOS)0.1EOS0.2EOS
テザー (USDT)(ERC20トークン)10USDT20USDT
テザー (USDT)(TRC20トークン)1USDT10USDT
ドージコイン (DOGE)5DOGE20DOGE
ポルカドット (DOT)0.1DOT1.5DOT
ライトコイン (LTC)0.001LTC0.1LTC
ネム (XEM)0.02XEM8XEM

各仮想通貨には最低出金額が定められています。また、取引手数料に関しては、送金する量に関わらず上記で一定です。

BybitはBitMEXなど他の人気取引所と比べてもお得に仮想通貨を引き出しやすいようですが、無料ではないので、1日に送金を繰り返さないように数量を慎重に考えましょう。

Bybit (バイビット) の最大出金額

Bybitでは本人確認(KYC)のレベルに応じて一日に出勤できる限度額が決まっています。各レベルの限度額については以下の表を御覧ください。

Bybit(バイビット)のKYCと最大出金額
ユーザータイプKYCレベル0(KYCの必要なし)KYCレベル1KYCレベル2
個人1日あたり2BTC以下の出金1日あたり50BTC以下1日あたり100BTC以下
法人1日あたり2BTC以下の出金-1日あたり100BTC以下

Bybit (バイビット) の振替方法

Bybit (バイビット) の振替とは

Bybitでは資産の「振替」という行為を通じて、ユーザーの資産を目的別に別れたアカウントに移動させます。ここでいうアカウントとは、は資産管理を行う取引目的別のウォレットのようなものです。

「Bybitのアカウントを作った」という時の「アカウント」とは意味が異なるので混同に注意してください。「振替」に手数料は発生しません。

Bybit (バイビット) の「振替」のやり方

実際に「振替」をやっていきましょう。振替作業自体は1分ほどで終了します。

①まずはページ上部の「資産」を選択します。

②すると、上記のような資産の管理画面が表示されます。左側の囲まれたところを見てください。

現物アカウント」「デリバティブアカウント」「ByFiアカウント」の3つのアカウントが表示されています。これらが資産振替の文脈で言う「アカウント」です。

これらのアカウントは口座開設をすると自動で作成されるので、ユーザーは特に何もする必要はありません。

③画面の右側には「振替」というボタンがあります。このボタンを押すと以下のようなポップアップが表示されます。

ポップアップ先で振替資産の詳細設定を行います。

①振り替え元と振り替え先を選びます。振替は自分の異なるアカウント間でのみ有効です。他人との間では振替は成立しません。

②振り替える資産を選びます。

③振り替える枚数を指定します。右端の「すべて」を選択すると、振替元アカウントにある全ての資産を振替先に移せます。

④陣日ができたら確定ボタンを押します。ボタンを押すと、即時振り替えが完了します。

Bybit (バイビット) で振替をする場面

出金準備のみならず、サブアカウントに入金/出金するとき、異なる取引サービスをする時にも「振替」が必要です。

Bybit (バイビット) のサブアカウントに振り替える

Bybitのサブアカウントでは外部のウォレットや取引所からの直接入金ができません。入金の際は一旦メインアカウントに入金し、そこから資産の振り替えを通じてサブアカウントに入金します。

もちろん、サブアカウントでうまれた利益を現金化したい時も、一旦メインアカウントに振り替えてからメインアカウント上で出金をします。

メインアカウントからサブアカウントへの振り替えはメインアカウントの現物アカウントからのみ行なえます。

従って、入金したい資産をメインアカウントの現物アカウントへ上記の方法で事前に振り替えておきます。

次にホーム右上の人型から「アカウント&セキュリティ」を選択し、「サブアカウント」を選択します。

次に、小さく表示されている「資産振替」をクリックします。

クリック後は上記で解説したポップアップが表示されるので、そこに振り替える資産を入力することでサブアカウントへの振り替えが完了します。

資産はサブアカウントの現物アカウントに送られるので、サブアカウントにてデリバティブ取引やByFi取引を行いたい場合は、サブアカウントの「資産」ページに入り、そこから希望のアカウントに再度振り替えます。

サブアカウントからの出金は、今までと逆の工程で行なえます。

つまり、出金したい資産をサブアカウントの現物アカウントに集約し、それをメインアカウントに振り替えた上で、メインアカウントから任意の送り先へ出金します。

異なる取引サービスを利用する時

Bybitでは外部からビットコイン(BTC) 、イーサリアム (ETH) 、リップル (XRP) 、テザー (USDT) 、イオス (EOS) を入金すると、それらの通貨は「デリバティブアカウント」に着金します。

従って、これらの通貨を用いて現物取引やクラウドマイニングをする場合はそれぞれ「現物アカウント」や「ByFIアカウント」に資産を振り替えます。

Bybit (バイビット) の出金・送金・振替方法 まとめ

出金・振替まとめ
資産移動の種類反映時間手数料
出金1日三回あり
振替即時なし

Bybitはウォレットを登録できれば、そこへ仮想通貨を送る形で出金できます。

引き出した仮想通貨は買い物の代金や、別の取引所での投資にも使用可能ですが、アドレスなどが間違っていると行方不明になったまま取り戻せないので注意も必要です。

仮想通貨を扱うときは二段階認証などのセキュリティ設定も大切です。

Bybitやウォレットなどがハッキングを受けて資産を盗まれると取り戻せない可能性もあるので、取引を始める前から設定を忘れないようにしましょう。

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