- ビットコインドミナンスとは、アルトコインドミナンスに比べてどれほどの割合の占有率のしめているかどうかを見る投資指標
- ビットコインドミナンスだけで、アルトコインドミナンスに匹敵する
仮想通貨関連で最近よく耳にするのが「ドミナンス」という言葉です。しかしドミナンスとは何なのか、使いどころを理解している方は少数です。そこで今回は「ドミナンス」についての概要をご紹介します。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) ドミナンスとは
ドミナンスとは英単語の一つで、訳すと「支配力・占有率・シェア」という意味になります。
仮想通貨関連で最も多く使用されるのが、「ビットコインドミナンス」なのですが、ここで使うドミナンスは、市場においてのビットコインのシェアがどれくらいの規模であるか示しています。
例えば仮想通貨の市場の全体を100として考えた時、仮にビットコインの市場が50だった場合、ビットコインドミナンスは50%という事になります。
つまりビットコインにおける「ドミナンス」とは、仮想通貨の市場においてビットコインが、どのくらいの割合を占めているかの一つの指標と言えます。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) のドミナンスが必要な理由
では何故ドミナンスが必要なのでしょうか。簡単に言えばドミナンスは仮想通貨の市場におけるビットコインのシェア率を示しているのですから、単純に投資の判断材料となります。つまり、投資において重要な「一つの流れ」を読み解く材料にもなります。
ビットコインのドミナンスが下がれば「ビットコインの価値が下がり、アルトコインの価値が上昇」していることになるので、これは十分な投資判断の材料になります。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) のドミナンスを調べる方法
ではその判断材料であるビットコインドミナンスはどのように調べることができるのか?
ビットコインドミナンスはグローバルチャート「CoinMarketCap」内の「総時価総額のパーセンテージ(ドミナンス)」で閲覧することができます。
グラフ形式で見ることができ、リアルタイムのものから、過去のものも見ることができますので、こちらでご確認ください。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) とアルトコインの相場の関係
前述でもありましたが、ビットコインのドミナンスが下がるとアルトコインのドミナンスが上がり、その逆もしかりです。
ですので先程のように、仮想通貨市場を100とした場合、ビットコインドミナンスが60であれば、自然とアルトコインドミナンスは40となります。
逆にビットコインドミナンスが40であれば、アルトコインドミナンスは60と、反比例の関係になります。
まとめ
ここまでビットコインのドミナンスについての概要と解説をしました。
ビットコインに限らず、仮想通貨に関わるうえで、ドミナンスとは重要な一つの指標であり、投資判断の材料であると言えます。
仮想通貨に関わる際には、ドミナンスを一つの情報として、常に状況を把握しておくことが重要と言えます。