- 暗号資産(仮想通貨)をはじめるならまずはビットコイン
- レバレッジ投資はハイリスク・ハイリターンな投資
- ビットコイン投資のリスクを把握しよう
初めてビットコインに投資して利益を確実に出そうとしている方も、「そもそも今までビットコインで儲けた人はどのようにして儲けたの?」「ビットコインに投資するとどのようなリスクが伴うの?」、などの疑問を持っている方が多いでしょう。
ビットコイン投資をする上での新しい情報を追うことはとても大切ですが、それらを理解する前提条件として基礎的な知識をつけておく必要があります。
この記事ではビットコインのメリット・デメリットを中心に、ビットコイン投資の基礎知識について解説していきますので、ビットコインをはじめてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の特徴とは
ビットコインは価格変動が激しいのが特徴です。
そのためビットコイン投資は利益が出しやすい反面、損をしてしまいやすい投資でもあります。では、その価格変動はなぜ起こっているのでしょうか?
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の特徴① | 市場が小さい
一つには、プロの投資家が参加していない小さな市場だと言うことが挙げられます。プロなら動じないような価格の動きも、投資に慣れていない人はすぐに飛びついてしまうからです。
このことによって上昇や下落が株式よりも大きな振れ幅になっています。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の特徴② | 法制度が確立していない
もう1つには、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)に対する法制度がまだ確立されていないということです。例えばビットコインのマイニングプールが数多く存在する中国では、マイニングに使われる電力量があまりに大きいため2017年9月から暗号資産(仮想通貨)取引に制限を加えました。
中国の暗号資産(仮想通貨)に対する取り締まりが厳しくなると予想された際には、ビットコインの価格が下落しました。このように大国の法制備や経済状況によって、ビットコインの価格が急変動することがあります。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) を利用する8つのメリット
ビットコインのメリットとして以下の8つを紹介します。
- 個人間で直接送金できる
- 24時間365日利用可能
- 極めて少額から投資できる
- マイニングで入手できる
- 日本政府の積極的な支援がある
- 発行枚数の上限が決まっている
- 中央機関に依存しない
- 支払いに関する情報が漏れない
メリット① 個人間で直接送金できる
日本円や米ドルなどの法定通貨を送金する場合は銀行を仲介する必要がありますが、ビットコインは個人間で直接送金することができます。ブロックチェーンの技術によって、個人のウォレットからウォレットにビットコインを直接移動させることが可能になりました。
銀行や郵便局などの金融機関と通さないので、平日の昼間でなくとも時間を気にせずに送金できて、手数料もかからないのでかんたんです。海外に送金するのに小切手なら数日かかることもありますが、ビットコインなら40分もあれば送金が完了します。
メリット② 24時間365日利用可能
暗号資産(仮想通貨)を決済目的に利用する方もいるかもしれませんが、ビットコインの投資に目的をフォーカスする方も多いでしょう。
株式の取引なら平日の日中6時間のみ、FXなら月曜朝から土曜早朝までと限られた時間でしか取引ができません。しかし暗号資産(仮想通貨)の場合は24時間365日いつでも取引できます。
日中は仕事をしていてチャートをこまめに見れない方でも、夜に取引することができるのは大きな魅力です。
メリット③ 極めて少額から投資できる
どのような取引をしたいかにもよりますが、少額での投資ができるということはビットコインの大きな特徴の1つです。ビットコインの取引は1,000円あればはじめることができます。
株式では最低でも10万円は必要ですし、FXでも自由に取引するには数万円必要になります。株式の場合は自由に取引したければ10万円といわずにもっと大きな金額が必要です。
暗号資産(仮想通貨)全体にいえることですが、ビットコインの場合は取引単位が非常に小さいので1,000円あればかなり自由な取引が可能です。もちろんはじめから数十万円の取引をすることもできます。
少額投資が可能なので、チャートを見ながらトレードをする練習にもぴったりですし、投資初心者の方にはビットコインはとてもおすすめです。
メリット④ マイニングで入手できる
マイニングは暗号資産(仮想通貨)にしかない特徴です。ビットコインが人の手に渡るのはマイニングされたときだけです。
マイニングはマシンを購入すれば個人でもできます。ただし、ビットコインのマイニングの難易度は非常に高くなってきているので、個人でマイニングをするのはアルトコインのほうがおすすめです。
マイニングプールに個人で参加して配当をもらう「クラウドマイニング」という方法もあり、最近では設備代や電気代の負担がなく、マイニングの知識がなくとも参加することができます。
メリット⑤ 日本政府の積極的な支援がある
実は日本は他国に比べてビットコインの導入に対して積極的な国です。2017年4月には資金決済法が成立して、法律的に現金やクレジットカードと同様の決済方法として認められるようになりました。
国内の取引所は金融庁による許可が下りなければ運営できないようになり、暗号資産(仮想通貨)に投資する人を守る動きが加速しています。ビットコインが誕生してからの歴史は通貨の中ではまだまだ浅いですが、安心して取引所に登録する環境が整ってきています。
メリット⑥ 発行枚数の上限が決まっている
ビットコインの発行枚数の上限は2,100万枚と決まっています。同じ暗号資産(仮想通貨)であっても、メジャーなアルトコインのイーサリアムは上限がありません。
金が地球上に存在する量に限りがあるから高価なのと同様で、発行上限があるとビットコインの発行枚数に限りがあるために希少性が高くなり価値が保存されるのです。
メリット⑦ 中央機関に依存しない
現代の資産の保管方法は、銀行に預けるのが主流です。もしも銀行から元帳が消えてしまえば、資産はなくなってしまいます。
一方でビットコインは取引の情報がすべてブロックチェーンに記録されます。この記録はどのPCからでも見ることができるので、世界中のPCが同時に破壊されるということが起きない限り、資産が消えてなくなってしまうことはありません。
また、法定通貨は円なら日本政府が、米ドルならアメリカ政府が、といったように国家が発行している通貨ですので、国家が崩壊してしまえば価値を失ってただの紙切れになってしまいます。ビットコインは中央機関に依存しないのでこのようなこともありません。
メリット⑧ 支払いに関する情報が漏れない
ネットでの支払いの際にビットコイン決済であれば、個人情報が漏れる心配がありません。これはビットコインの送受金のシステムのおかげで実現しています。
ビットコインを送金または受金する際には、個人情報ではなく公開鍵と秘密鍵という2種類の鍵が用いられます。自分だけが知っている秘密鍵でビットコインアドレスに署名しないと送金はできません。このビットコインアドレスも、誰のアドレスか特定することのできないしくみになっています。
インターネットでクレジットカードの番号を入力すると、個人情報が盗まれて不正に使用される危険がありますが、ビットコインの送金ではそのような心配は不要です。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) を利用する9つのデメリット
ビットコインのデメリットとして以下の9つを紹介します。
- 価格の変動が大きく不安定
- 国からの価値の保証がない
- 高い税金がかかる
- 決済で利用できる場所が少ない
- 取引所の破綻やハッキングのリスク
- マネーロンダリングに利用される可能性がある
- 送金ミスによる紛失のリスク
- レバレッジをかけた場合のリスク
- ICO詐欺のリスク
デメリット① 価格の変動が大きく不安定
暗号資産(仮想通貨)はまだ誕生してから歴史が浅い通貨と言えます。そのため、法定通貨や株式と比べてボラティリティが大きい傾向にあり、ハイリスク・ハイリターンな投資先であることを覚えておきましょう。
ハイリスク・ハイリターンですから、上手く取引をすれば利益がたくさん出ます。しかし、レバレッジ取引で大きく負けたりして損失が大きくなる恐れがあります。
デメリット② 国からの価値の保証がない
前述の項目でも説明した通り、ビットコインは中央機関に依存しません。これはメリットでもありますが、デメリットでもあります。
法定通貨は各国の国家が発行しており政府が価値を保証しているため、銀行がたとえ倒産しても1,000万円までは補償されます。
しかし、もし仮にビットコインの仕組みに欠陥が見つかってビットコインの価値がなくなったり、取引所が倒産しても国からの補償は一切ありません。
不正な出金が行われた場合は補償制度を取り入れている取引所もありますが、大規模なハッキング被害の場合は補償対応があるとは限りませんので、取引所選びは十分に注意して行いましょう。
デメリット③ 高い税金がかかる
ビットコインの取引での利益は雑所得の扱いになります。
「雑所得」は「所得税」とは別ですので、大きな利益が出た際などは特に要注意です。「無知のせいで気づかぬうちに脱税していた」なんてことがあると罰金が課されてさらに大きな金額を納めなければなりません。
給与所得によっても税率が変わるので、しっかりチェックしてから取引をはじめましょう。
デメリット④ 決済で利用できる場所が少ない
まだビットコイン決済を導入しているお店はかなり少ないのが現状です。ビットコインは安く早く決済することを目的に開発された通貨ですが、まだ投資の対象として見られています。
交通系電子マネー「Suica」の暗号資産(仮想通貨)チャージが検討されているなど、少しずつ暗号資産(仮想通貨)決済の導入が広がっていく可能性はありますが、まだまだ実用性がないのは残念です。
デメリット⑤ 取引所の破綻やハッキングのリスク
取引所がハッキングされる事件が度々発生しているのはニュース・報道で耳にしたことがある方も少なくないと思います。
銀行に日本円を預けていれば盗まれる心配はほとんどありませんが、取引所がハッキングされてビットコインを盗難されてしまう危険性はあります。
デメリット⑥ マネーロンダリングに利用される可能性がある
ビットコインの匿名性の高さはもちろん個人情報の保護に役立ちますが、利用方法次第では犯罪者にも有利です。
ビットコインアドレスでは誰と誰が取引したかを特定することができません。したがって、麻薬売買や詐欺などで不正に得たお金を「資金洗浄」するのに利用される可能性があります。
犯罪者やテロリストの資金調達の役に立ってしまうかもしれないのです。
デメリット⑦ 送金ミスによる紛失のリスク
ビットコインには管理者が存在しません。したがって、送金ミスが起きてしまった場合にはそのビットコインは紛失ということになってしまいます。
送金の際のビットコインアドレスは入力ミスのないように細心の注意を払いましょう。
デメリット⑧ レバレッジをかけた場合のリスク
レバレッジをかけると、手持ちの資金より多くの資金を使えるようになり、ハイリスク・ハイリターンの取引が可能になります。レバレッジをかけると、自分の持っている額の何倍ものお金を使えるよう設定することができます。
レバレッジにより大きなお金を動かせるようになりますが、当然のことながら取引所からお金を借りていることになっているので、借金と同じく返す必要があります。返済期間がない取引所もありますが、利息分がかさんでしまうことになります。
ビットコイン購入後は現物取引と同じく価格が上昇するのを待って売り、差額分を利益とします。
レバレッジをかけても利益を生み出せる、と自信が持てるようになってから利用することをおすすめします。多額の利益も得る可能性があるので、夢のある投資方法とも言えるでしょう。資産家や投資のプロ向けです。
現物取引の場合、投資額以上に損をすることはない
ビットコインを現物で取引するということは、自分が取引に使用している口座の入金額だけで取引するということです。現物取引は初心者がはじめやすい取引なのでかんたんに説明します。
まず取引所で口座を開設し、日本円や米ドルを入金します。そのお金でビットコインを購入し、ビットコインの値段が上がるまで待ってから購入したビットコインを売れば、その差額だけ儲けることが出来ます。
また、自分が入金した額以上の損失は生まれないので、リスクがかなり低い投資方法です。初心者で手持ちが少なく、リスクを冒したくないという方向けです。
デメリット⑨ ICO詐欺のリスク
個人が投資をすることで利益を得る方法の1つにICOがあります。ICOとはまだ取引が開始されていない暗号資産(仮想通貨)が取引所に上場することです。
上場前に個人がその資金として投資すると、上場後にその暗号資産(仮想通貨)と交換できるICOトークンが貰えます。
もしあなたの読みが正しく、その暗号資産(仮想通貨)が上場後に市場に認められ価格が上がれば、上場前に投資した額との差額だけ利益を得られます。しかしICO候補の暗号資産(仮想通貨)は数が多く玉石混合で、中には上場する予定もないのに資金を集める詐欺のようなものもありますので注意が必要です。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) のデメリットを解消する方法
ビットコインにはもちろんデメリットもありますが、そのうちのいくつかは解決可能なデメリットです。ビットコインのメリットを活かすためにもデメリットをできる限り解決しましょう。
発想の転換で解決
以下の2つのデメリットは発想の転換をしてみましょう。
- 価格の変動が大きく不安定
- 国からの価値の保証がない
価格の変動が大きく不安定
価格の変動が大きいとたしかに大損してしまうリスクがありますが、逆にいえば価格の上昇を的確に予想できれば、大きな利益につながるチャンスでもあります。
暗号資産(仮想通貨)トレードは決してギャンブルではなく、投資方法をしっかり勉強することで勝率をあげることもできます。下記の記事ではビットコインの投資についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
国からの価値の保証がない
国からの価値の保証がないならば、国家とは関係ないので国家が崩壊してもビットコインの価値は担保されます。実際に法定通貨の信頼性が著しく下がってしまったギリシャなどでは多くの国民が暗号資産(仮想通貨)を利用するようになりました。
国家の信頼性にかかわらず価値が担保されているのはある意味ではメリットと呼ぶことができるかもしれません。
時間が解決
時間が解決してくれるであろうデメリットもあります。
- 決済で利用できる場所が少ない
決済で利用できる場所が少ない
ビットコインはまだまだ歴史が浅いですので、世界ではキャッシュレス化がどんどん進んでいますので、ビットコイン決済を導入するお店はこれから増えていく可能性が大いにあります。
時間が経ちビットコインの普及が促進されれば、ビットコインでなんでも買える時代もくるかもしれません。
自分で解決
自分の管理方法次第では防ぐことができるリスクもあります。
- 高い税金がかかる
- 取引所の破綻やハッキングのリスク
- 送金ミスによる紛失のリスク
高い税金がかかる
暗号資産(仮想通貨)にかかる税金については、「ビットコインで得た利益」に対してかかります。つまり、ビットコインを保有しているだけでは税金はかかりません。利益確定する前に、自分の給与所得と税金について調べておきましょう。
取引所の破綻やハッキングのリスク
取引所のハッキングのリスクも実は自分で解決できるデメリットです。まずはセキュリティの高い取引所をリサーチして選ぶこと。また、二段階認証を設定すること。さらに、ハードウォレットを用意すること。これでビットコインの盗難に遭うリスクはかなり小さくすることができます。加えて、1つの取引所だけでなく複数の取引所に資産を分散させることもリスクヘッジの1つです。
送金ミスによる紛失のリスク
最後に送金ミスのリスクです。これは自分でしっかり毎回確認することで防げます。ビットコインアドレスを入力するときは必ずコピペすることを心がけましょう。手打ちは絶対NGです。
メリット・デメリットを踏まえて | ビットコイン (Bitcoin/BTC) は儲かる?
流通システムが整備され多くの人に投資されているビットコインですが、登場初期の価格は今よりずっと低いものでした。当時の価格は1BTC=約0.07円。対して2021年2月には1BTC=約500万円を記録しています。
もしあなたがビットコインが登場したときに試しに1円投資していたとしたら、今では7000万円以上儲けていることになります。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の投資で儲けた人
実際にそのような儲け方をした人は何人もいます。2017年にはビットコインへの投資で資産が1億円を超えた人たちのことが話題になりました。しかし誰もがそのように派手に儲けた訳ではなく、少額を投資し短い期間で少額だけ儲けるという方法もあります。
ビットコインは株式と同じく、価格が低いときに購入し、価格が上昇したら売る、という形で利益を出すことが出来ます。他にも空売りという儲け方もありますが、一番わかりやすい儲け方はこの方法です。
価格上昇を待つこの方法でビットコインで儲けた人は、チャートの変動を見極めて価格の上昇を待った人たち、ということです。しかし上手く儲けた人がいる中、当然ながらビットコイン投資で損をする人もいます。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の投資で損した人
おそらくビットコインを初期に購入した人の中には損をした人はいないでしょう。しかしビットコインは儲かる、という風潮に乗せられビットコインに投資したアマチュアが、急な下落に恐れをなして投資額より低い値段で売ってしまうというケースが考えられます。
最近では手に入れたビットコインを保有するためのウォレットに偽物が出回っています。そういった詐欺によって、保有していたビットコインを全て奪われた事例もあります。
急な価格変動に冷静に対応し状況を判断できないと、ビットコインを低価格で売ってしまったあとで後悔することになります。また、大事な資産を信頼して預ける場所を確保することも重要です。
メリット・デメリットを踏まえて | ビットコイン (Bitcoin/BTC) の投資のリスク
価格変動リスク
暗号資産(仮想通貨)はボラティリティが高いので価格が乱高下する可能性が高いです。
秘密鍵やパスワード紛失
ウォレットの秘密鍵やパスワードを失ったら、保有する暗号資産(仮想通貨)の取引ができなくなる可能性があります。
サイバー攻撃のリスク
秘密鍵がサイバー攻撃によって漏洩すると、ハッカーにより暗号資産(仮想通貨)が盗まれてしまうことがあります。
ネットワークの上のトラベルリスク
暗号資産(仮想通貨)取引はネットワーク上で承認されます。ネットワーク上で問題が起こると取引がキャンセルされることがあります。
システム障害リスク
取引所システムやインターネット回線に障害が生じると取引が不可能となってしまいます。
法規制・税制の変更リスク
国内の暗号資産(仮想通貨)係る取扱いについて、法規制・税制が変わってしまうことがあります。それが起こると、価格が乱高下する可能性があります。
2017年にアメリカのある銀行のCEOがビットコイン取引は詐欺であるという趣旨の発言をしました。かなりうがった考え方でビットコインそのものは詐欺ではありませんが、ビットコインが有名になるにつれて関連した詐欺が多くなっていることは事実です。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の詐欺は流行っている
ビットコインによって儲けた人がいると知れ渡っている今、ビットコイン詐欺が横行しています。正確にいえば、ビットコイン詐欺にはビットコインは関わっていません。ビットコインの名前を借りているだけです。
暗号資産(仮想通貨)はプログラムの知識があれば誰でも作ることが出来ますが、それを実際に流通させるのは難しいことです。流通システムが確立されているビットコインでさえ、価格が上昇するまでは価値のない通貨でした。
しかし、あまり暗号資産(仮想通貨)に詳しくない人がだまされて大金を奪われてしまうことがあります。暗号資産(仮想通貨)は欲しがる人がいなければ価値は上がりませんが、暗号資産(仮想通貨)のしくみをきちんと知っていないと、「ビットコインのように安いうちに買っておけば大儲けできる」と思い込まされてしまうのです。
もしあなたが「この暗号資産(仮想通貨)は必ず価値が上がる」という話を聞いたとしましょう。そのときは、知らない暗号資産(仮想通貨)の価格の上昇はまず予想できないということを思い出してください。
参考 : 仮想通貨詐欺とは?実際の詐欺事件、注意すべき仮想通貨の特徴を解説!
ビットコイン (Bitcoin/BTC) 長者は存在する
ビットコイン詐欺にだまされてしまう人がいるのは、ビットコインの誕生時にはビットコイン長者が生まれることなど誰も予想できなかった事実があるからでしょう。もしかしたら自分もそのひとりになれるかも知れない、そう思って詐欺に遭ってしまうのです。
実際ビットコインによって、たかが数年で億万長者になった人は『億り人』の通称でもてはやされました。
伸びしろのあるアルトコインに投資して、これから本当に億万長者になる人もいるかも知れません。
しかし、暗号資産(仮想通貨)のしくみをよく知らずに誰かの言葉に乗せられて投資するのは危険です。投資することによって自分がどれだけ損をする可能性があるのか、どこまでなら損をしていいのか、自分で決めてから投資することが大切です。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) の詐欺に騙されないように
ビットコイン詐欺にだまされないように、ビットコインについて正しく理解することが必要です。
記事を読むだけではなく、実際に少額投資してみることで、知識が身につきます。自分なりに儲ける事ができるメソッドを見つけていってください。
ビットコイン (Bitcoin/BTC) のメリット・デメリットまとめ
ビットコインで儲けようとしている方には耳の痛い話も多かったかもしれません。しかし、ビットコインがこの先どうなるのか誰もわからないということを、チャンスと見るかリスクの大きいギャンブルと見るかはあなたの投資の仕方次第です。
これまでご紹介したビットコインに関するメリットとデメリットを踏まえた上で、自分なりの儲け方を見つけていってください。