- 2020年7月現在、Zaifではクレジットカードを使った仮想通貨の購入を停止している
- クレジットカードで取引をするメリット・デメリットを解説
- 今後もクレジットカードを使った取引は長期間に渡って停止される可能性が高い
最近では、クレジットカードを使って仮想通貨を購入することが出来る取引所も多くなっていますが、本記事では仮想通貨取引所Zaifにおいてクレジットカードを利用して仮想通貨を購入する方法ついて詳しく紹介していきます。
以前、Zaifではクレジットカードで仮想通貨を購入することが可能でしたが、2018年2月9日からクレジットカードで仮想通貨を購入することが出来なくなりました。今後取引が再開する可能性もありますが、その点に関しては注意してください。
※**かねてより中止していた仮想通貨取引所『Zaif』の新規口座開設の受付は、2020年3月6日(金)18時より再開しました。
Zaif (ザイフ) とは
取引所/販売所 | 取引所or販売所 |
取引仮想通貨数 | 13種類 |
日本語対応 | ○ |
スマートフォン対応 | - |
最大レバレッジ | 7.77倍 |
取引方法 | FX/信用取引/現物取引 |
最低取引単位 | 0.0001BTC |
セキュリティ | コールドウォレット/マルチシグ対応/二段階認証 |
サポート | ホームページのお問合せフォームより対応 |
法人口座 | ○ |
Zaifはテックビューロ株式会社が運営している仮想通貨取引所の名称です。
運営初期は仮想通貨でもビットコインしか取引をすることが出来ませんでしたが、2020年7月現在ではビットコインを合わせて5種類の仮想通貨と、8種類のトークンと取引をすることが出来ます。
ただし、購入可能な通貨に関しては日本円とビットコインに限られています。
手数料が安い
Zaifを利用する際のメリットとして、他の仮想通貨取引所と比較して手数料が安いということが挙げられます。
Zaifの手数料が安い理由には、取引をする際に発生する料金が安いということだけではなく、取引をすればするほどボーナスが貰える仕組みになっていることが大きな要因です。
日本円とビットコインの取引において、1回利用するごとに取引した金額の0.01%もしくは0.05%のボーナスがもらえます。
加えて、Zaifが提供している3つの取引方法の中で現物取引を選択した場合は、全ての取引で0.01%のボーナスが貰えるため、取引をして差分がゼロだったとしても手数料の分だけプラスになります。
このようにZaifでは利用者が手数料を支払う仕組みだけではなく、逆に利用者が手数料を受け取るサービスも提供していますので、利用するメリットが大きいと言えます。
豊富なトークン
海外ではトークンを購入することが可能な仮想通貨取引所も増えつつありますが、日本国内にある仮想通貨取引所の中では、Zaifが最大手です。
トークンと仮想通貨がどのように異なるのかについてですが、実際にはそれほど大きな違いはありません。
簡単に言えば、トークンとは「既存の仮想通貨の技術に使われているシステムを利用して発行された仮想通貨」ということです。
一般的に仮想通貨として扱われているイーサリアムやリップルも、それぞれの技術を使って誕生したトークンと考えることもできますので、トークンと仮想通貨を分けるポイントはほとんど無いというのが正しいでしょう。
ちなみにZaifでは8種類のトークンの取引をすることが可能です。だだし、取引に利用することが出来る通貨は日本円もしくはビットコインに限定されていますので注意してください。
Zaif (ザイフ) コイン積立
Zaifではビットコインの積立預金サービスを提供しています。
このサービスの特徴は、毎月の指定日に日本円でビットコインを自動購入して預金することが出来るということにあります。
日本円で購入する価格をあらかじめ決めておくため、ビットコインのレートが高い時には購入出来る量が少なくなり、ビットコインのレートが低いと量が多くなるという仕組みです。
そのためビットコインのレートに左右されずに一定の量を毎月購入することが出来るので、安定して買い続けることが出来きます。
ただし、利用し続けることによって利息やボーナスが貰えるという銀行の積立預金のような仕組みではなく、単純にビットコインの定期購入が出来るというサービスになっていますので、その点は注意してください。
Zaif (ザイフ) がクレジットカードでの支払いを停止。真意は?
Zaifでは、2018年7月時点でクレジットカードを使っての仮想通貨の購入は停止されています。
その理由としては、金融庁からの立入検査によって、クレジットカードを使ったマネーロンダリングや証拠金取引を利用する人が多く、クレジットカードもしくは信用取引で借金をした人の半数程度は返済が出来ていないということが発覚したということが挙げられます。
そのため、Zaifでのクレジットカードを使った購入方法については、これらの問題が解決するまで停止されると考えられるので、長期間に渡って停止される可能性が高いです。
Zaif (ザイフ) においてクレジットカードで購入する場合のメリット
2018年7月現在ではZaifでクレジットカードを使った購入をすることは出来ませんが、こちらではクレジットカードでの購入が出来ていた時点でのメリットについて紹介していきます。
いつでも購入可能
クレジットカードを使う一番のメリットは、購入の手続きが容易になるということです。
通常の仕組みでは、Zaifに現金を預けてからその資金を使って仮想通貨の取引をするという流れになりますが、クレジットカードを使う場合は資金を預ける過程を飛ばして、直接的に取引をすることが可能になります。
クレジットカードとインターネットに繋がった環境があれば、場所や時間を選ばず取引を行うことが出来ます。
手軽に購入できる
クレジットカードでの購入に関しては手軽さが一番のメリットとなります。
クレジットカードのショッピング枠を使って購入するということになりますので、間接的にはショッピング枠の現金化と同じような仕組みになります。
安心・安全にクレジットカードのショッピング枠を現金化できるために、多くの利用者が居たとされています。
Zaif (ザイフ) においてクレジットカードで購入する場合のデメリット
クレジットカードで購入することには多くのメリットがありますが、その代わりにデメリットも存在することを忘れてはいけません。
こちらでは、Zaifでクレジットカードを使う際のデメリットについて詳しく紹介していきます。
手数料が高い
Zaifでの取引の場合は、クレジットカードを使って購入する際に一定利率の手数料が発生するという仕組みではなく、手数料分が購入金額に上乗せされるという仕組みになっています。
そのため、具体的な金額を明示することは出来ませんが、購入金額の比率を考えるとクレジットカードを使った場合の手数料は8%以上だということが挙げられます。
8%というと手数料の金額としては、かなり大きな金額となりますので仮想通貨の取引で利益を出したいという方にとっては大きな枷になってしまいます。
取扱通貨が少ない
Zaifでは5種類の主要通貨と8種類のトークンを取り扱っていますが、クレジットカードで購入することが出来るのはビットコインとモナコインの2つに限られています。
取扱通貨が少ないというのは、利用者からすると選択肢が狭くなる要素となってしまうために、デメリットに繋がってしまいます。
限度額が10万円
仮想通貨の取引では1回の取引で数十万円~数百万円の取引をするという人も珍しくありません。
もちろん、1回あたり数千円~数万円の取引をするという人も多くなっていますが、Zaifでクレジットカードを使った取引をする場合は限度額として10万円までと定められています。
これはクレジットカードのショッピング枠に余りがあるというような状態でも10万円までとなっていますので、1度に多くの金額を取引したいという方にとってはデメリットになるということです。
Zaif (ザイフ) でクレジットカードを使った場合の購入方法をわかりやすく解説
こちらでは、Zaifでクレジットカードからの購入が出来ていた頃の購入方法について詳しく紹介していきます。
手続きについては簡単になっていますので、順番に操作をすれば誰でも購入することが出来ます。
Zaif (ザイフ) にログイン
クレジットカードで購入する手続きのスタートとしては、Zaifの会員専用ページにログインするということです。
ログイン方法については、公式サイトのTOPページにあるログイン画面にアカウントを開設する際に登録したメールアドレスとパスワードを入力すればログインすることが出来ます。
「クレジットカードで購入」をクリック
ログイン後のページのフッター(ページ下部)にある「クレジットカードで購入」のボタンをクリックすると、クレジットカードで購入するための画面が表示されます。
ビットコインまたはモナコイン を選択
クレジットカードで購入する画面では2つの要素を入力することが出来る仕組みになっています。
1つ目の要素はビットコインもしくはモナコインのどちらかを選択するというものになっていますので、購入する仮想通貨を選択します。
購入金額を入力
2つ目の要素は購入金額の決定となっていて、1,000円~50万円までの金額で選択した仮想通貨を購入することが出来ます。
こちらは直接的に金額を入力してもいいですが、フォームの左側にある「+-」のボタンで金額を操作することも出来ますので、好きな方法で金額を入力してください。
自動で購入量が入力される
2つの要素の入力が完了すると、入力した金額で購入することが出来る選択した仮想通貨の量が表示されます。
「購入手続き」へをクリック
通貨の選択と購入金額の決定、そして購入量のチェックが完了して問題が無ければ「購入手続へ」のボタンをクリックすることでクレジットカード情報を入力する画面にアクセスされます。
クレジットカード情報を入力
クレジットカード情報の入力では、下記の4つの項目を入力します。
- 支払い金額
- 利用可能なカードブランド
- クレジットカード番号
- クレジットカードの有効期限
これらの情報の入力が完了して「お支払い」ボタンをクリックすると確認画面が表示されます。
その後は決定ボタンをクリックするとクレジットカードの購入は完了します。
VISAとMasterCard
ZaifではVISAとMasterCardの2つのブランドのみ利用可能です。
そのため、ダイナースカードやアメリカン・エキスプレス・カードを利用することは出来ませんので、その点に関しては注意してください。
支払い
クレジットカードで購入をした場合の支払いについては、利用したクレジットカードに準じることになります。
リボ払いや一回払いなどの支払い方法はカードによって異なりますので、その点は自身で設定してください。
Zaif (ザイフ) でクレジットカードを使う際の注意点
クレジットカードを使って購入をする場合は、クレジットカード自体の本人認証サービスに登録済みであるということが必須条件となっています。
クレジットカードを使った取引に関しては、メリットだけではなくデメリットもあるということを知っておいてください。
出金制限あり
クレジットカードで仮想通貨を購入をした場合は、不正入出金を防止するための措置として1週間の出金制限があります。
通常取引の現金で購入をした場合は、この制限がありませんので安心して取引をしてください。
ポイント還元率の高いカードを使おう
2018年7月現在、仮想通貨を購入することによってポイントが還元されるクレジットカードは存在しません。
しかし、ショッピングをする際にポイントが貯まるというクレジットカードに関しては山のようにありますので、クレジットカードから仮想通貨を購入する場合はポイント還元率が高く設定されているカードを使うのがオススメです。
Zaif (ザイフ) クレジットカードのまとめ
現在は取引が停止されているZaifでのクレジットカードの利用についてですが、世界的に見ても仮想通貨に対して何らかの制限を加える取引所が多くなっています。
しかし、仮想通貨の利用に関しては制限が加えられておらず、金融フォーラムなどでは仮想通貨のシステムを使った新しい技術について発表される機会も増えています。
これらのことから、クレジットカードを使った取引が解禁される日が来る可能性も考えられますので、日々情報を見逃さないようにしましょう。