- bitbankでは取引手法によっては手数料がもらえる
- bitbankの入金から取引に関わる手数料までを網羅
- bitbankは手数料割引キャンペーンもアツい
本記事では、「仮想通貨の取引をやってみたいけど手数料が高いって聞くし...」と思っている方や「国内取引所で手数料が安い取引所はどこ?」という方に向けてbitbankを紹介します。
bitbankは2014年に前身のbitcheckを設立し、同年9月にbitbankに社名を変更した、日本では老舗にあたる国内取引所です。本記事ではbitbankの取引手数料を紹介します。
bitbank (ビットバンク) とは?
※姉妹サイトのbitbank Tradeでレバレッジ取引を行うことが可能となっていましたが、現在は不可能です。
bitbankは、ビットコイン (BTC)、リップル (XRP) をはじめとする人気通貨を取り扱う、日本国内最大規模の仮想通貨取引所です。ビットバンク株式会社が運営を行っています。
国内取引所としては数の多い29銘柄の取り扱いや高いセキュリティが人気で、過去には1ヶ月間のリップル (XRP) の取引量で世界一[1] PRTIMES, ビットバンクがXRP(リップル)取引量世界No.1を達成しました, 2018年5月31日参照になったこともある、名実ともに優れた国内大手の取引所です。
bitbank (ビットバンク) にかかる手数料
bitbankでは他の取引所と同じ様に以下の手数料が発生します。
- 入金手数料
- 取引手数料
- スプレッド
- 出金手数料
なお、bitbankは執筆時点では現物取引のみの対応しています。従ってレバレッジ取引で発生するスワップ手数料や資金調達料は発生しません・
以後、それそれの手数料に関して分かりやすく解説していきます。
bitbank (ビットバンク) の入金手数料
bitbankの入金手数料は、日本円・仮想通貨を問わず無料です。ただし入金の際の、振込み手数料は別途となります。振込手数料はユーザー負担となりますが、利用する金融機関や通貨銘柄によって異なるので注意が必要です。
bitbankの入金に関する詳細は以下の記事をご確認ください。
参考 : bitbank (ビットバンク) の入金は簡単!入金できない時の対処法も解説
bitbank (ビットバンク) の取引手数料
bitbankの取引所と販売所の取引手数料を解説します。取引所とは、ユーザー間で通貨の売り買いを行います。売りたい/買いたいユーザーがその希望価格を提示し、そこに反対売買を行うユーザーが食いつくことで取引が成立します。
販売所では、bitbankに対してユーザーが売り/買いの注文を行います。取引はbitbankの指定するレートで行われます。レートはbitbankの取り分が上乗せされた価格となり、売値と買値の差(スプレッド)が大きくなりがちです。
bitbank (ビットバンク) 取引所の取引手数料
執筆時点ではbitbankの取引所での取引手数料は銘柄に関わらず一律で設定されています。主に指値注文が該当する、メイカー手数料は-0.02%で、主に成行注文が該当するメイカー手数料は0.12%です。
※一部銘柄を除く
bitbank (ビットバンク) では手数料がもらえる注文方法がある。
bitbankではメーカー注文を行うと手数料が貰えます。これはメイカー注文は取引所に流動性を提供する役割を果たしているためです。
先述のように、取引所はユーザー間で売買を行う板取引と呼ばれる形態を取っています。そのため、まずは現行価格の上下に売り/買い注文が並んでくれないと市場が機能しなくなってしまいます。そこで、若干の手数料をユーザーに支払ってでも注文を提出してほしいわけです。
仮にビットコイン (BTC) の価格が5百万円の時に50万円分購入したとします。その場合、0.1BTCx-0.02%= -0.00002BTC=-100円となり、取引所から100円のメイカー手数料が支払われます。
bitbankの注文方法に関する詳細は以下の記事をご確認ください。
参考 : bitbank (ビットバンク) の指値注文の手順と注意点について徹底解説!
bitbank (ビットバンク) 販売所の取引手数料
bitbank販売所では取引手数料は発生しません。無料で取引ができますが、スプレッドを考慮すると取引所の方が結果的にお得だったりします。
bitbank (ビットバンク) のスプレッド
bitbank (ビットバンク) 取引所のスプレッド
bitbankの板を見ると、現行価格の上下近いところにきちんとメイカー注文が並んでいるようです。スプレッドは狭いといえます。ただ、よく見るとところどころ100円規模の隙間もあったので、海外取引所ほどの狭さはないようです。
ただ、海外取引所を利用する際は追加の送金手数料を支払って入金する必要があることを考慮すると、bitbankで取引を行った方が利幅を取れることも大いに考えられます。
bitbank (ビットバンク) 販売所のスプレッド
上記は執筆時点でのbitbank販売所のレートです。主に国際送金手段として用いられ、価格変動が小さいとされるリップル (XRP) でも1枚あたり6円ほど売値と買値に差があります。
ビットコイン (BTC) に関しては、執筆時点のレートには3%ほど売値と買値に乖離がありました。販売所を利用する際は事前に取引所のメイカー注文の多さや密度を確認することをおすすめします。
bitbank (ビットバンク) の出金/送金手数料
出金/送金手数料とは、資産をbitbankの外へ送るときにかかる手数料のことです。bitbankにおける仮想通貨の送金手数料は、通貨によって違います。以下が通貨ごとの送金手数料を表にしたものです。
これらの通貨送金手数料は、仮想通貨の送付 (出金) の際に発生するマイナーに対する報酬に相当する対価を意味し、bitbankが受領するものではありません。
bitbankの出金/送金に関する詳細は以下の記事をご確認ください。
参考 : bitbank (ビットバンク) の出金 | 出金方法・出金手数料・反映時間
bitbank (ビットバンク) の取引手数料をお得にする方法
メイカー取引を行う
仮想通貨取引では取引が成立するたびに、取引所ごとに設定している取引手数料が発生します。bitbankでは取引量に応じて、以下の取引手数料が必要です。
メイカー手数料は、取引板に注文を並べたときに発生する手数料です。手数料がマイナスなので、発生した手数料を受け取れます。
ただ現行価格より安い売り注文や現行価格より高い買い注文を出しても、それらは成行注文扱いとなりテイカー手数料が発生するので注意しましょう。
取引所で売買する
bitbankでは販売所と取引所で売買が行なえますが、手数料をおさえたい場合は取引所を利用するのが良いです。販売所には仮想通貨の価格を日本円で参照できるという視覚的なメリットがあります。しかし、その対価として支払うスプレッドが高すぎます。
bitbank (ビットバンク) と他の取引所の手数料比較
最後に国内主要取引所と、海外取引所の中でもメイカー手数料がもらえる制度を持つBybitの手数料を比較していきます。スプレッドは編集者が各取引所のビットコイン (BTC) の現物及び無期限先物取引の流動性や注文板の厚み、取引所形式で購入できる銘柄の数から総合的に算出しました。
bitbankは国内取引所の中でも取引手数料の安い取引所です。他の取引所では手数料が安くてもビットコイン (BTC) など主要コイン以外は販売所で買うしかなかったりしますが、bitbankでは取り扱い銘柄全てにおいて取引所での売買が可能です。
また、bitbankはビットコイン (BTC) レバレッジ取引で世界第2位を争う取引量[2] CoinMarketCap, Bitcoin 市場, 2021年9月16日参照を持つBybitにも肉薄するメイカー手数料をを持っています。マイナス手数料に関しては世界水準と言えるでしょう。
bitbank (ビットバンク) の手数料に関するまとめ
bitbankは、手数料の観点から非常に利便性の高い取引所の1つと言えます。
手数料は見落としがちな観点ですが、取引所選定の1つの目安として、手数料を注視しておくべきでしょう。
興味のある方はこの機会に登録しておくことをおすすめします。